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亜麻仁油を安全に使うための知っておくべき4つの注意点




 
美肌を目指すためにも、健康やダイエットを効率よく実現するためにも、亜麻仁油は欠かせない油です。
その理由は、他のビタミンや美容のサプリメントと異なり、亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸が必須脂肪酸の一種で、体内では生成できない成分でありながら、人間が生きて行く上でなくてはならない成分であることです。


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しかしそんな優れた効果がいっぱいの亜麻仁油は、とてもデリケートな油な上に無添加なものも多く、使用する際には気を付けなければいけないことがいくつかあります。

亜麻仁油を安全で効果的に使い続けるためにぜひ守りたい、使用上の注意すべきポイントについてご説明していきます。

 

亜麻仁油の保存方法と賞味期限

亜麻仁油はだいたい市販のドレッシングくらいのボトルに、150g前後入っているものが多いようです。
価格はスーパーやドラッグストアでは1本1,000円前後のものもありますが、それ以上するものも多く、食品としては高価なことから、使用量の目安とされる小さじ1杯ずつ、大切に使い続けている人もいるかもしれません。

しかし亜麻仁油はデリケートな油なので、開封後は必ず冷蔵庫で保存して、30日から40日の間に使い切ることが指示されています。

1ケ月に1,000円前後となると、食費としては躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、僅か1,000円前後で、美肌から血液サラサラ、花粉症の症状の緩和やコレステロールや便通まで整えてくれる、優れた効果がいっぱいの亜麻仁油です。

購入したらその効果をしっかり実感するためにも、1日の使用量を必ず守り、できるだけ1か月くらいで使い切ることを心がけましょう。

 

摂取する際は必ず食事と一緒に

亜麻仁油を摂取したいけれど、外食が多くなかなか自炊できない。そんな人の場合、亜麻仁油を食間にサプリメントのように飲む人もいるかもしれません。
実際、サプリメント感覚で摂取できるよう、1回分ずつ小分けした亜麻仁油も販売されているので、小さな容器で持ち歩き、空腹時に摂取すれば効果があるような気がするものです。

しかし亜麻仁油は、それのみ摂取しても、なかなか効果が実感できないと言われています。
その理由は、亜麻仁油のαリノレン酸を有効な形で活かすためには、ビタミンB群やミネラルなどの栄養素が必要となるからです。

昼や夜は外食続きでなかなか料理ができない人は、朝食のお味噌汁やカフェオレなどに入れて、ご飯やパンと一緒に取ってもいいですし、ヨーグルトにフルーツと一緒に混ぜるのもお勧めです。
また、職場にコンビニのお弁当やおにぎり、カップ麺を持参するなら、小分けした亜麻仁油をお弁当のおかずや、おにぎりと一緒に食べるインスタントのお味噌汁やカップ麺に入れても無理なく摂取できます。

 

亜麻仁油に副作用はある?

食用油として、とても安全な亜麻仁油ですが、体調によっては摂取を控えた方が良い人もいるので注意が必要です。

例えば、亜麻仁油の持つ血液サラサラ効果は、血流の悪い人や、健康な人にとってはありがたい効果ですが、血液が止まりにくい人や、出血を伴う怪我などの治療を受けている人の中には、摂取に注意が必要な場合もあります。

また、便通が良くなる効果も、通常の健康状態の人には問題がありませんが、日常的にお腹の緩い人や、妊娠中でデリケートな状態の人や体調に不安のある人は、必ず医師に相談してから、亜麻仁油を摂取するようにしましょう。
通常の健康状態の人でも、一日の摂取量を大幅に超えたり、自己判断でたくさん摂取すると、お腹が緩くなる可能性があります。

どんなに体に良い食品でも、たくさん取り過ぎれば体にとって負担になる場合もあるものです。
必ず一日の摂取量である小さじ1杯から3杯(大さじなら1杯)を守り、安全に使用していきましょう。

 

スキンケアに使用する場合の注意点

美容にも高い効果のある亜麻仁油を、ココナッツオイルやオリーブオイルのように、スキンケアに使用する人も多いことと思います。

確かに無添加のオイルは化粧品のような刺激も無く、肌への負担も少ない上に栄養豊富で保湿力も高いので、スキンケアにも優れた効果を発揮します。
しかしオイルには、酸化しやすいものと酸化に強いものがあり、酸化しやすいオイルは日中の使用には不向きということになってしまいます。
亜麻仁油も酸化にとても弱い油なので、日中の使用は避け、夜のみのお手入れに使用するようにしましょう。

また、夜お手入れに塗ったら、翌朝は軽く洗い流すことも必要です。
手持ちの洗顔料で構いません。筆者は洗顔料を付けることなく、ぬるま湯でさっと洗い流していますが、特に問題なく使っています。

念のため、日中のスキンケアに日焼け止め効果のある下地や、ファンデーションなどを使用しておくとさらに安心です。亜麻仁油を使う使わないに関わらず、ノーメイクで過ごす日でも、日焼け止めだけは塗るように心がけることは、美肌を目指す上でも鉄則です。

しかし亜麻仁油のスキンケア効果は、この注意点さえ守れば、肌の潤いの元となるセラミドの生成を助けるなど、潤いを内側からアップするとても優れたものです。
ぜひ毎日の食生活に亜麻仁油を取り入れると同時に、夜のお手入れにも数滴の亜麻仁油を化粧水の後に取り入れて、内側からも外側からも効果的な潤いケアを行っていきたいものです。

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