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なんてロマンチック!マリーアントワネットも愛した精油「バイオレットリーフ」



アロマテラピー

 

アロマテラピーで使用されるアロマは、ハーブやスパイス、樹木や樹脂といったさまざまな植物原料から採取されています。
その中でも、マリーアントワネットがこよなく愛した希少な精油が、バイオレットリーフです。

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ハート型の葉をしたスミレ

バイオレットリーフはその名の通り、ニオイスミレの葉から抽出されたアロマです。
ニオイスミレは、葉がハート型をしているスミレで、青や紫の花が咲きます。
葉と花は薬用に主に使われますが、花は食用としても利用されています。

 

 

貴人に愛された花

なぜ、マリーアントワネットがこよなく愛したものかというと、花は古くから着色料としても用いられていましたし、彼女の好物がこの花の砂糖漬けだったからです。
はちみつ漬けにされることも多く、かのナポレオンも愛した香りだと言われています。

 

 

香りは森林のよう

バイオレットリーフのアロマ自体は、葉から抽出されているため、色もオリーブ色で、香りもウッディ―系に近い、森林を思わせる香りです。
しかし、ミドルノートのアロマですが香りが強く、濃厚な芳香には催眠・催淫作用があると言われています。
不快な怒りやイライラといった感情を鎮める効果があり、不眠症を改善する作用もあるので上手に使いたいアロマの一つです。
頭痛や二日酔いの症状を改善することも注目されています。

 

バイオレットリーフは香りを楽しむための精油と言えます

現在は、フランスやエジプト産のものが多く使用されていますが、採取量が少ないため、アロマのエッセンシャルオイルを入手するのも難しいものとなっています。
非常に高価なもので、アロマクラフトを作ったり、家事に活用したりというよりも、フレグランスなどで楽しむアロマとして知られています。
しかも、肌への刺激が強いので、トリートメントや温湿布など直接肌につけるような使用方法は避けた方が無難です。

 
ただ、相性のいいエッセンシャルオイルは多く、ネロリやイランイランなどのフローラル系との相性も良く、女性らしい気持ちを高めてくれます。
グレープフルーツやオレンジ・スイートなどの柑橘系も良いですし、スペアミントやシトロネラといったすっきりとしたハーブ系のアロマにも合います。

 

 

使用量にはご注意を

香りがかなり強いので、フランキンセンスやベンゾインといったスモーキーな樹脂系のアロマとブレンドしても、十分にその香りを楽しむことができます。
ただ、ネロリなども催淫作用があり、瞑想や宗教的な儀式に使われるようなアロマと好相性なため、使用量には注意すべきです。
身体が弛緩してしまう場合もあるので、就寝前などのリラックスしたい時に使用したりすると良いでしょう。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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