【アロマレシピ】手作り化粧水にアロマ効果をプラス!アロマ化粧水の材料と作り方
ほんの少しステップアップしたコスメ作りに挑戦してみましょう。
まずは注意事項を確認しましょう
その前に、コスメ作りの注意事項について再度おさらいしておきましょう。
・使用は自己責任で
・必ずパッチテストを行うこと
・早めに使い切ること
・光毒性のある精油の使用は避けること
そして最低限必要なものは、ビーカー、かくはん棒、保存容器の3点です。
1.手作り化粧水はブースターとして使いましょう
たいていの方はお風呂からあがると真っ先にスキンケアに着手すると思います。
この時のスキンケアで一番先に使うのが化粧水ですよね。皆さんそれぞれ愛用のブランドの化粧水があることと思います。
ここでご紹介するアロマ化粧水はメインで使って頂くより、プレ化粧水やブースターのような位置づけのものだと思ってください。
化学物質などが一切含まれていない分、メーカーが長年の研究を経て販売された化粧水と比較するとどうしても効能には劣ります。
アロマ化粧水で肌にうるおいを与えてから普段愛用の化粧水をつけて頂くのが理想的です。
もちろんアロマ化粧水だけで十分な効果が得られた場合はそれだけをお使い頂いてもOKですよ。
さて、作り方についてですが、アロマ化粧水の作り方には何種類かありますが、最も簡単な作り方をご紹介しましょう。
材料
精製水またはミネラルウォーター100ml、精油3滴、キャリアオイル5ml(小さじ1杯)
作り方
1.ビーカーにキャリアオイルと精油を入れて混ぜ合わせます。
2.保存容器に精製水またはミネラルウォーターを入れて1を入れて更に混ぜ合わせます。
2.材料についてご説明しましょう
精製水またはミネラルウォーターを使うのは、水道水は塩素など様々な不純物が混じっており肌に良くないためです。
精製水は不純物を完全に取り除いた水、ミネラルウォーターには文字通りミネラルが含まれていますが極力ミネラル分が少ないものを使ってください。
ミネラル分が少ないとは硬度が低いことを指します。ですので、ヨーロッパ産のミネラルウォーターに多い硬水ではなく、日本産に多い軟水を使ってください。
キャリアオイルについてはどの種類のものでも良いですが、酸化しにくいホホバオイル、マカデミアナッツオイルなどがオススメです。
キャリアオイルと精油はよく混じる一方、水とは溶け合わないので使用前にはよく振ってお使いください。
肌質別のオススメ精油
精油はどのようなものが良いのでしょうか。
肌質別に見てみましょう。
普通肌
・フランキンセンス
・ゼラニウム
・ラベンダー
・カモミール・ローマン
・ネロリ
乾燥肌
・フランキンセンス
・ゼラニウム
・カモミール・ローマン
・ネロリ
・ローズウッド
オイリー肌
・サイプレス
・シダーウッド
・ジュニパー
・フェンネル
・ユーカリ
・レモン
・ローズマリー
あとはどんな肌質にも適した精油としては、値段ははりますが、肌のキメを整え美肌効果のあるローズ・オットーですね。
私自身は普通肌ですが、普通肌というのは年齢とともに乾燥しやすくなるので、保湿効果が高いカモミール・ローマン1滴と肌の老化防止に効果的なゼラニウム2滴をブレンドして使っています。
最後に、注意事項をもう一度!
最後に注意しておきたいのは、100%天然素材で作ったコスメには保存料や防腐剤は一切入っていないので、早めに(できれば2週間以内)に使い切るようにしましょう。
また、使用する精油は、いくらキャリアオイルと混ぜ合わせて使うにしても、光毒性の持つ精油(ベルガモットなど)は避けた方が無難です。
材料の配合は一般的な量ですが、肌質や季節によっては合わない方もいらっしゃると思います。市販の化粧水もそうですが、いきなり自分の肌にピッタリなものはなかなか見つからないものです。
キャリアオイルの量を調節しながら理科の実験のように楽しみながらご自分に合ったコスメを作ってみてください。