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どの位置でレッスンを受けるべき?ヨガ教室の効果は場所取りで変わる!



ヨガ
ヨガは大抵1人の先生が、数人から数十人の生徒のレッスンを担当します。もちろん、全てのポーズに対して生徒全員を確認している余裕はありません。


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そしてヨガは、自分の身体と向き合うスポーツです。たとえヨガが初めてであっても、先生の指示を聞き、お手本を見て、鏡に映った自分の姿を確認しながら、ポーズをとっていくのです。

 

ヨガレッスンで場所取りは重要!

ということで、ヨガレッスンでの場所取りは、とても大切です。場所によって、先生のポーズの見えやすさや、鏡の見やすさが全く違います。良い場所でのびのびと動けるか、やや見にくい場所で、少しストレスを感じてしまうか、同じレッスンでも、レッスン後に実感できる効果は、場所取りで大きく変わるのです。人気のレッスン、また、一クラスの人数の多いレッスンは、皆さんそれを心得ており、競争率は高くなります。5分早めに来るだけでも、良い場所を取れる確率は上がりますので、ぜひ時間に余裕を持って、スタジオ入りしてみてください。

では、どのような場所を取るのがよいか、スタジオの特徴やマットの配置ごとに見ていきましょう。スタジオによって、レッスン前にマットが敷いてある場合と、自分で場所を選んでマットを敷く場合がありますので、後者のスタジオでは、説明を参考に、お勧めの場所辺りにマットを敷くようにしましょう。

 

一般的な教室の例

ヨガ教室

画像1

最も多いスタジオとマットの配置は、画像1です。鏡のすぐ前の、緑のマットが先生、(1)~(5)のマットが生徒の場所ですね。この場合、(2)と(4)のマットの場所を取りにいきましょう。(3)の場所が、先生の真正面なのでお手本は見やすいですが、鏡で自分の姿を見られなくなるので、真ん中は避け、先生のお手本も、自分の姿も見えるようにします。

 

鏡の面が異なる場合

ヨガ教室

画像2


ただし画像2のように、鏡のある面がもう一面増えると、(1)の場所も、2方向の自分の姿を見ることができ、なかなか贅沢です。






また、スタジオによっては画像3のように、鏡の面が横方向にしか無い場合もあります。

ヨガ教室

画像3

こうなると、(1)が圧倒的に有利で、(4)の利点はもはやありません。できれば(1)、あるいはまだ鏡に近く、先生のお手本が見やすい(2)を選びます。

教室が広くなると、画像1~3のマットが2列、3列……と増えていきます。もちろん、出来る限り前の列を目指しましょう。

 

円形にマットが配置される場合

ヨガ教室

画像4


逆に、少人数のレッスンの場合、画像4のように、円形にマットが配置されるスタジオもあります。この場合、鏡との位置関係を考慮すると場所取りに悩みます。(1)(7)の位置ですと、鏡に近いのですが、自分の後方になるので、横向きのポーズを取るとき以外は、自分の姿を見るのに苦労します。ただ、何といっても先生のお隣なので、全身のお手本を見ることができます。(2)(6)は、画像3と同様、自分の真横からのポーズを見られるのですが、(1)(7)のマットが間にあるため、常に自分の姿が見やすいとは限りません。(3)(5)は、先生の正面からのお手本を見られますし、鏡に映る姿も目に入りやすいですが、鏡から遠くなってしまうのが気になります。(4)は、先生の真正面なので、鏡が見にくいですね。

このように円形の配置の場合は、「ここがお勧め!」という場所は一概には言えません。見にくいと思っても、少しマットの角度を変えたり、立ち位置を変えたりするだけで見やすさが変わる場合もあります。またこの配置は、円になるので、どの場所を選んでも先生との距離が近く、お手本は見やすいでしょう。先生も、生徒一人ひとりに目を配りやすいのです。人数の割にスペースを取る配置なので、なかなかお目にかかれませんが、もしこの配置でレッスンを受けられた場合は、ぜひ、フレンドリーな雰囲気のレッスンを楽しんでください。

 

出口に近い場所はできるだけ避けて

以上、スタジオの特徴とマットの配置から、先生のお手本や自分の姿が見やすい場所について説明しましたが、最後に、やってほしくない場所取りについて書いておきます。それは、「出口に近い場所取り」です。人数が多ければ多いほど、残念ながら、シャワーの数が少なかったり、更衣室が狭かったりして、レッスン終了後すぐにスタジオを出られるよう、出口に近い場所を選ぶ方もいらっしゃるのです。

予定がある時は仕方ないかもしれませんが、レッスン前からレッスン後のことを考え、肝心のヨガが疎かになる場所取りをしてほしくないと思います。また、そのように考えて場所取りをした場合、レッスンが終わるやいなや、シャワー・更衣室に突進することとなり、せっかくヨガを行った後なのに、気持ちの良いものとはいえません。

限られたレッスンの時間を、自分を見つめる時間としてより充実させるためにも、余裕を持って、より良い場所で、レッスンを受けてほしいと思います。

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この記事は当ブログのライター「moonwave」が書きました。

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