> >

アロマの光毒性って何?アロマ化粧品手作り派なら必ずマスターを!




アロマの手作り化粧品は、肌にとって以下のようなメリットがあります。

・真皮層まで美容成分を届けられる
・肌老化をすすめる防腐剤や化学薬品を使わない
・香りで脳からの作用を得られる

こんなに肌にいいものなら、ぜひ手作りしたいですよね。ところがエッセンシャルオイルの中には、肌につけて紫外線に当たると、炎症やシミ、ひどくなると皮膚組織を破壊するものもあります。このような現象を『光毒性』と言います。


スポンサードリンク



 
せっかく美肌を求めて作ったアロマ化粧品なのに、肌トラブルが出てしまっては残念ですね。知らずにうっかりやってしまいがちなので、しっかり守りましょう。ここでは光毒性のあるアロマと、その使い方をまとめました。

 

光毒性のあるアロマ

光毒性のあるアロマは、柑橘系のものです。上から順に強い光毒性を持っています。光毒性を持つアロマは、まだ他にもありますが、以下の4つは特にメジャーなものなので、選ぶときに気をつけましょう。

・ベルガモット
・アンジェリカ・ルート
・レモン
・グレープフルーツ

 
柑橘系のアロマでもオレンジ・スイートやマンダリンは、光毒性を持っていないので、大丈夫です。ただオレンジ・ビターは、光毒性があるので使ってはいけません。またライムは、圧搾法で抽出されたものは、光毒性があります。またベルガモットの光毒性成分のフロクマリンだけを取り除いた、ベルガモットFCFなら安心して使えます。

このように同じ植物からとれたエッセンシャルオイルでも、エッセンシャルオイルの種類や抽出法で、個々に光毒性の有無が違います。ですので選ぶときは、信頼できるお店でスタッフに確認してから買う方が安心ですよ。

 

光毒性のあるアロマの正しい使い方

エッセンシャルオイルの希釈濃度を守る

エッセンシャルオイルの希釈濃度は、1%です。でも光毒性のあるものは、それ以下にしなくてはなりません。以下の通りに守りましょう。

・ベルガモット…0.4%
・アンジェリカ・ルート…0.78%
・レモン…2.0%
・グレープフルーツ…4.0%

 
レモンとグレープフルーツは、通常のもの以上の濃度で肌につけることができます。でも安全に使うためにも1%に希釈し、使ったあとは日光に当たる、サンベットに入る……など、紫外線を浴びるのは絶対にやめましょう。

 

肌につけたあと6時間は日光にあたらない

光毒性のあるアロマは、肌につけたあと6時間は日光に当たらないようにしましょう。特に注意したいのは、ベルガモットとアンジェリカ・ルートです。専門家ごとにいうことが違いますが、多いものだと6日は日光に当たらないようにと言われています。

このように言われているなら、肌につけるのは避けるべきです。それに比べて、レモンやグレープフルーツは安心です。ただ肌につけたあとは、6時間は日光に当たらないようにしましょう。

 

リスクのあるアロマがあることにも理解を

光毒性のあるアロマは、このようなリスクがあります。特にベルガモットやアンジェリカ・ルートは気をつけたいところです。これらはスキンケアで使うよりも、香りを楽しむために使う方がおすすめです。レモンとグレープフルーツは、夜のスキンケアのみにとどめるのが安心でしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

Comments are closed.