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治癒力をも生む!?「祈り」という行為がもたらす偉大なる効果



ヨガ
 
誰かのために祈ることはありますか? 人間の祈るという行為にはものすごいパワーが秘められています。


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日本人は宗教に無関心な人が多いと言われますが、自分の家族や友人が病気になれば治癒を願いますし、朝日を見れば自然に合掌したり、寺社めぐりが人気があるなど、特定の宗教とは関連の薄いところで祈るという行為は意外に生活に入り込んでいます。祈るというのは、自分や他人の幸せや無事を願うことでもありますし、自然や神など人間を超越した大いなる存在を拝むことでもあります。

 

祈りには力がある

祈るという行為にはどのような力があるのかを実験した記録があります。ある病気の患者のグループを2つに分け、一方のグループに対して多数の人たちが回復を祈るようにし、もう一方のグループには何も行いませんでした。患者達はそのような実験が行われていることは知らされていません。その結果は驚くべきことに、祈りをささげてもらったグループは、何も行われなかったグループよりも治癒力が上がり、病気が回復する患者数が多かったのです。がんを患っていた人のがん細胞が消えた例もあるようです。

このような実験は様々なところで行われており、人の祈り(意識)は相手に届くのではないかという結果になっています。

 

祈るという行為そのものに効果がある

また、祈ってもらう人だけでなく、祈る側にも祈るという行為はメリットが出ています。ヨガでよく言うように、脳は人に対してしゃべった言葉と自分に向けて言った言葉を区別できないので、人の回復、健康、幸せを祈ることは、自分の幸せや健康を脳にインプットしているのと同じなのです。その祈りが何かの見返りを期待したものでなく、無償の愛にあふれたものであれば効果はなおさらでしょう。人の思い、意識はとてもパワーのあるものであり、ヨガ、気功でも「気」の存在を意識して、体の内外へ意識を持って流すからその効果が表れるのです。

 

非日常が心を整える

また、教会など、多くの人が祈りをささげる場所に行ったことがある方は分かるかと思いますが、そこには外の世界とは異なる厳然とした空気が浸み込んでいます。聖なる空間とはそのように人の意識によって作られてゆくのでしょう。

ヨガのスタジオや、武道の道場なども似たところがあります。人々が心を整え、修行に励み、精神を浄化するための場所は、学校や会社とは違って背筋が伸び、動作が礼儀正しくなるような気が練られてゆきます。そこに行くと心の穢れたものは入れないような空間であると感じるのです。ある種、非日常の場であると言えます。

祈るという行為は、誰でも、どこでも少しの時間でできます。日常の雑事に流されないためにも、忙しい時ほど心を静かにして祈ってみてはどうでしょうか。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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