もし自分がわきがだったら？臭いのセルフチェック方法とわきがの特徴をご紹介

人とすれ違った時に、うっと顔をしかめられたり、なんだか避けられてる気がする…と思ったら「わきが」を疑ったほうがよいかもしれません。

わきがってそもそも何？

わきがとは、腋臭症とよばれているものです。
わきがの人は、いわゆる「汗臭い」ニオイとは違う独特のにおいがするようです。
わきがの人によっても異なりますが、酢のニオイ、納豆のニオイなど独特の周囲の人に不快感を与えるような強いニオイが問題のようです。
このニオイの発生元は、腋にあるアポクリン腺から分泌される汗にあるようです。

実はまだ解明されていないわきがのメカニズム

アポクリン腺の汗自体がニオうという説もありますし、この汗自体にニオイはなくても脂肪分やエクリン腺からの汗と混ざって、細菌によって分解されることで独特のニオイを発するという説もあり、まだはっきりとしていません。

 
ちなみに、生まれたときからわきがのニオイを発しているなんてことはありません。
わきがのニオイのする赤ちゃんや小さな子供っていませんよね。
それは、アポクリン腺の成長や活動時期が第二次性徴期以降だからです。
この頃からわきがのニオイが気になりだすようですが、本人は気づかないことが多いようです。

他人からの指摘でわきがに気がつくことも

家族なら気づきそうですが、毎日いっしょにいると気づかないことも珍しくありません。
友人や職場の人など、他人から指摘されて初めて気づく人もいるようです。
なかなか「あなた、わきがなんじゃないの。」とはどんなに親しい仲でも言いづらいものがあるので、かなり強いニオイを出していても言われないまま自分がわきがだと気づかない場合があるようです。
もちろん、自分で気づく人もいます。
自分で気づくためには、汗の状態や耳垢の状態をチェックしてみるとよいでしょう。

自分でチェックできるわきがの特徴

わきがの人の汗は見た目も独特です。汗の量は普通に比べて多いという人が多いです。
また、汗は普通無色透明なのですが、白っぽく濁った汗であるのもわきがの特徴です。

 
衣服にわきがの人の汗が付着した場合、黄色の汗ジミができます。
また、耳垢がベタベタしたタイプの人もわきがの傾向があります。
もしかして…と思った人は、自分の汗の見た目や質、耳垢のタイプなどを観察してみてください。

もし、自分がわきがだったら？

もし、わきがの特徴に当てはまっていても、ひどく落ち込む必要はありません。
わきがにも軽度から重度のものまであります。
重度になると、手術などの医療行為によってわきがを改善することになりますが、ごく軽度であれば、市販のデオドラント製品を上手につかうことで乗り切れる場合もあるので、無理に手術をしたりしなくても大丈夫です。

 
自分で気づいたり、他人から指摘された時には、まず自分のわきががどの程度のものなのか知ることから始めればよいと思います。

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