脂質が不足すると肌の乾燥・肌荒れを招く!肌に良い脂質と避けたい脂質
肌の乾燥に悩む女性は多くいます。特に、頬や目の周りは乾燥するのにTゾーンはテカテカしてしまい、自分を混合肌だと思う女性は多く見受けられます。
しかし、その中の多くの女性は、脂質不足による内側からの潤い不足と、洗顔のしすぎにより、混合肌を作り出してしまっていることが考えられます。
脂質は「悪」ではない!
肌を内側からしっとりとさせ、なめらかさを出す栄養素は脂質です。
脂質が不足していると、肌はなめらかさを失い、乾燥しやすい肌となってしまいます。
また、乾燥した肌は、バリア機能を失い、肌あれを起こしやすくなります。
ダイエットのために脂質を減らす女性がいます。もちろんやせるために脂質を控えることは重要ですが、過度に減らすと美容に悪影響を及ぼします。
美しくいるためには、脂質も重要な栄養素です。
気をつけるべきなのは、脂質の量よりも、脂質の質なのです。
積極的に摂りたい脂質
脂質には、良い脂質と悪い脂質とがあります。
たとえダイエットをしていたとしても、美容と健康のために良い脂質はしっかりと摂る必要があります。
それでは良い脂質とはなんでしょう?
それは、植物性の脂質です。
例えば、オリーブオイルやアーモンドオイルなど植物から摂れる脂質です。魚からとれる脂質も、とても質の良い脂質です。
これらの脂質は美容にとってとても良い脂質、積極的にとりましょう。
例えば、普段炒め物をするときの油を植物性のものにする。サラダにかけるドレッシングをノンオイルのものにして、そこにプラスでオリーブオイルをかける。たんぱく質と良質な脂質のどちらも摂れる魚を積極的に食べる。ティースプーン1杯のオリーブオイルを毎朝食べる。 など色々な方法が挙げられます。
できるだけ控えたい脂質
逆に、控えてほしい悪い脂質は動物性の脂質、お肉の脂です。
この油は、身体の中で酸化して、肌にも悪影響を与えるため、できるだけ控えるようにしましょう、
ただ、肌はたんぱく質から作られており、とても良質なたんぱく質がとれるお肉はしっかり食べてほしい食べ物です。できるだけ脂質の少ないお肉、赤身のお肉や鶏肉を、植物性の油で調理して食べることをお勧めします。たんぱく質もとれて質の良い油もとれるので、一石二鳥です。
良い脂質は何かを見極めて、滑らかで潤いのある肌を作りましょう。