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こんな香水の使い方はいかが?身にまとう以外の香りの使用法



香水をつける女性
 
香水は基本的には人の体にまとうものです。同じ香水を百人の人がその身にまとった場合、数時間のちにそれぞれの体から漂う芳香は全て違っています。体温や新陳代謝、肌質や肌表面の状態が人によって全て違うのがその原因です。つまり、香水は人の皮膚につけることにより目覚めると言っても過言ではありません。


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しかし、いささかイレギュラーな使い方になりますが、肌にまとう以外の方法で香水を楽しむことも可能です。幾つか紹介いたします。

 

思いを伝えるツールとして手紙と一緒に

メールやインターネットが普及した今では手紙を書くことも減りました。そんななか、もし誰かに手紙を書く機会があったなら素敵な香りの香水をそっと忍ばせてみるというのはいかがでしょうか。直接、手紙に吹き付けるのではなく、画用紙や厚手の和紙などを可愛い形に切り、それにほんの少しだけ香水を吹き付け、手紙と一緒に封筒に入れます。

日本では昔から文香と言って手紙と一緒に香りを送ることがありました。たとえば暑い夏に届いた手紙から爽やかな香りがしたらきっと素敵ですし、旅行先から送った手紙にその土地をイメージさせる香水(最近はご当地香水なるものも存在するそう)を使うのも面白いのではないでしょう。

皮膚につけるような香りの変化はありませんが、皮膚につけるのに比べてかなり長持ちします。ただしハガキなどむき出しの郵便物にはオススメしません。また、TPOには十分注意しましょう。

 

部屋でルームフレグランスのように

ルームフレグランスの代わりに、脱脂綿などに含ませて置いておきます。ちょっとさみしいお話になりますが、筆者は遠距離恋愛の経験があり、会えない日は恋人の香水を寝室に香らせていたことがありました。眠りの妨げにならないよう、ほのかに香らせます。

 

ハンカチに香りを忍ばせて

淑女は実用的に使うハンカチのほかにアクセサリーとしてのハンカチを持っています。実用ハンカチが吸湿性の高い、肌触りの良い、まさに「実用的」なものであるのに対し、アクセサリーとしてのハンカチはレースやシルクの「見て美しい」ハンカチです。トイレで手をふくのは実用ハンカチ、人前で口元を抑えたりするために顔に添えるのはアクセサリーハンカチです。自分のお気に入りの香水をほんの少しだけこのアクセサリーハンカチに染み込ませ、外出先で自分がその香りを楽しむために使います。ただし、香水が布を変色させる恐れがありますので目立たない場所で試してからにしましょう。

 
香水は人の体にまとってこそのもの、といえば確かにそうなのですがたまにはこんな使い方も一興かと思います。香水には無限の可能性があります。その香りをとにかく「楽しむ」。その為に様々な方法を考案してみたいものです。

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