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ポイントはバランス感覚!自然治癒力を鍛えるヨガのポーズ2種



ヨガをしている女性2人
 
体のバランス能力を高めると、心身が強くなります。


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ヨガを行う目的の一つに、バランス能力を発達させるというものがあります。正確に言えばバランスを維持する能力です。人間は常に変化をしているのが自然な姿であり、怪我をすれば回復する力が働き、悩みがあれば、それを乗り越えようとする力が出てくるものです。そのように、絶えずバランスを取ろうとしながら生命を保っているので、生きていること自体がバランスだと言えますし、バランス維持の力とは、自然治癒力の別名なのです。

 

自然治癒力を鍛えるヨガのポーズ

ヨガのアーサナ(ポーズ)では、バランス力を鍛えるものが多くあり、大抵は左右片方ずつ行うスタイルですので、どちらかがやりにくければ、自分の体の偏りが分かります。バランスを失うのは、筋力の問題だけでなく、神経の働きが不均衡になっているからだとされています。自分のクセがわかったら、左右同じようにできるように練習しましょう。

 

半月のポーズ

両足を開いて床に立ちます。左足先を外側に向け、その足先から30センチ先の床に左手を付けます。右足を床から持ち上げ、左足を伸ばしてバランスを取ります。右足は胴体と一直線になるようにし、顔も天井に向けます。その状態で30秒以上保ちます。同じように反対側も行います。

 

板のポーズのバランス

床に四つん這いになります。顔は正面を向きます。左手を前へ伸ばします。右手、右足に体重をかけながら、左足を後ろへ真直ぐに伸ばします。左の手足が一直線になるようにします。お尻が傾かないように気を付けます。その状態で30秒以上バランスを保ちます。同じように反対の右手右足でも行います。

バランスを取る時の組み合わせを、右手・左足と左手・右足の対角の組み合わせで行うこともできます。この場合、左右同じ側の手足で行うよりもバランスがとりやすいので、ヨガの初心者によいでしょう。

 

バランスのポーズのさらなる効果

バランスのポーズは、力を入れずに体を支える訓練になるので、少ない力で体を使うコツが理解できるようになります。最初は、上手にポーズができなくても、やろうとすることで感覚は磨かれますので、気長に挑戦してください。体の微妙な変化が、心身に大きく影響するということが分かるかと思います。

また、バランスのポーズはヨガのアーサナの中でも難しいものが多いので、ポーズ中に倒れないように体全体が協力して、非常に集中力が高まり、体と心が統一されやすくなります。気分もスッキリするでしょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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