> >

冬のフケ・痒み対策に!乾燥する季節のシャンプーの選び方・洗髪の方法



洗髪
 
気温が下がり、空気が乾燥する季節になると、フケやかゆみを訴える人が増えてきます。原因は、誤ったお手入れや加齢による地肌の乾燥。正しいケア方法を知り、健やかな地肌を保ちましょう。


スポンサードリンク



 

こんなお手入れが間違いの元

フケやかゆみが出ると、なんとかしようと焦って洗浄力の強いシャンプーを買い、爪を立ててゴシゴシと洗ってしまう人が少なくありません。しかし、このやり方では必要な脂分まで取り去ってしまい、余計に症状が悪化するだけ。シャンプーをするときは、皮脂膜によるバリア機能をいかに守れるかが重要なのです。
また、皮脂膜は加齢によっても失われるので、髪のパサつきやダメージが気になり始めたらシャンプーの仕方を見直してみましょう。

 

生活習慣の乱れもフケの原因になる

そもそもフケとは、一体何なのでしょうか? 答は剥がれてしまった「頭皮の角質細胞」です。しかし、本来であれば角質細胞は肉眼で見えないほど小さいはず。それがフケとして見えてしまうほど大きいということは、ターンオーバーに狂いが生じている証拠。そして、その原因となるのが生活習慣の乱れなのです。

睡眠不足やストレス、栄養バランスの偏った食事は体の機能を狂わせ、正常なターンオーバーを妨げます。忙しいときにはなかなか難しいことかもしれませんが、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。ストレスを上手に発散することも大切です!

 

頭皮に優しいシャンプーの選び方

フケやかゆみを抑えるには、頭皮の状態を改善してやる必要があります。洗浄力の強いシャンプーはとてもスッキリしますが、弱っている頭皮にはちょっと刺激が強すぎるし、髪をしっとりさせるためのシャンプーが頭皮にも合うとは限りません。症状が落ち着くまでは、今の頭皮の状態を優先したシャンプー選びをしましょう。かゆみが強いときは「薬用」と表示のあるものを使うと効果的です。

フケには、洗浄力がマイルドな「アミノ酸系シャンプー」がおすすめです。ただし、安価なものにはラウリル硫酸ナトリウムなど、あまり頭皮にとって良くない成分が含まれている場合が多いので注意してください。
ラウリル硫酸ナトリウムは「泡立ちが悪い」というアミノ酸系シャンプーの欠点をカバーしてくれますが、分子量が非常に小さいことから頭皮に浸透しやすく「経皮毒(けいひどく:皮膚を通じて体内に毒が入ること)」を引き起こす可能性があるのです。値段は高くても「ココイル~」「~ベタイン」などと表示のあるものを選びましょう。

 

頭皮に優しい洗い方

頭を洗うときは、爪を立てないように注意して、指の腹を使って優しくマッサージするようにしてください。そして、泡で毛穴を包み込むように手を動かし、頭皮をもみほぐしていきます。
お湯の温度は36~38度ぐらいの、ちょっとぬるいかな? と感じる程度が適当。熱いお湯はさっぱりしますが、必要な皮脂まで取り去ってしまうので要注意です。

 

生活習慣も頭皮に影響が

フケやかゆみを改善するには、頭皮に優しいシャンプーを使って正しく洗うことが大切です。また、生活の乱れはターンオーバーを狂わせてしまうので、できるだけ規則正しい生活を送るようにしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「藤村 華子」が書きました。

Comments are closed.