冷えると顔も体も老化の一途…低体温症を根本から解消する方法
寒さが厳しさを増す一方の今日この頃、毎年この時期は冷え性に悩まされている、という方は少なくないのではありませんか?
手先足先に体温が低くて辛い、というレベルを超え、夜は電気毛布や湯たんぽがないと寝られない、などの生活にまで影響を及ぼしている方も少なくないことでしょう。
冷えは根本から解決を
しかしそれを単なる『お悩み』程度に認識し、熱を逃がさない靴下や半身浴などのその場しのぎの温かさに逃げるのはあまり良くありません。
何故なら、冷え症に代表されるような低体温症の方は、基礎代謝が落ちるため脂肪が燃焼しにくくなる、つまりは太りやすくなるのです。しかも、体のラインが丸くなるだけではなく、代謝が落ちるということはお肌の生まれ変わりも上手くいかなくなり、顔・体含めて『おばさん』化の坂を転げ落ちてしまいます。
代謝の悪い肌のターンオーバーを促してくれる化粧品ももちろんありますが、まずはそれを受け入れる側、つまりは体の内側からの意識改革がアンチエイジングへの近道です。
とにかく体温を上げましょう。
低体温の最も大きな原因は運動不足
低体温症の主な原因というのは大抵生活習慣からくるものです。例えばタバコ、無理なダイエット、冬でも季節感のない薄着、かといって夏でも冷房の下長時間働く女性にとっては決して安心できる季節ではありません。また冬でも氷水を飲むなどの悪習慣、そして極めつけは運動不足です。一番手っ取り早い解決法は、一日に少しでもいいので体を動かすことを目標とすることです。
なにもそれはジムに行ったり、何かスポーツのサークルに入ったりという時間やお金を使うことだけが方法ではありません。
今の生活に何か一つ運動をプラスするだけでいいのです。例えば普段は上らない階段を歩いてみたり、いつもはカートに入れてしまう買い物を手籠に下げて回る、なんていうちょっとしたことでも構いません。とにかく少しでもいいので、今まで使っていなかった筋肉を継続的に使ってあげることです。こうして増えた筋肉量は、体温の元となる熱を生み出す要素となります。
低体温の解消はアンチエイジングにもつながる
こうした地道な努力に加え、冷たいものは極力口にしない、手首足首うなじ等、首と名のつく部分を隠す服装によって熱の放散を避けるなどのプラス要素できっと体温は上がります。
低体温症を抜け出せたなら、おのずとお肌のターンオーバーも整い、また脂肪の燃焼力も高まるので『脱・おばさん』つまりはアンチエイジング効果が期待できることと思います。
手先足先だけの末端だけに気を配るのではなく、まず体温を上げるところから始めて肌も体も変えてみませんか?