冷え性改善効果も!?梅干しに秘められた意外なパワーを探る!
冷え性対策に効果のある食べ物はたくさんありますが、意外にも「梅干し」もその一つです。
すっぱくて体には良さそうな、昔から日本人に愛されてきた梅干しにはどのような効果があるのでしょうか?
梅干しに隠された、体を温めるパワーを探ってみましょう。
梅干しに含まれるクエン酸が体内を活性化!
梅干しに含まれたクエン酸にはエネルギーを活性化させる効果があり、体内の燃焼を促します。
そのため、中性脂肪を分解するなどの、成人病のリスクを抑えることが期待できます。
中性脂肪は病気のリスクだけでなく、冷え性にも関係しています。
中性脂肪値が高くなると、血液はドロドロとしてきます。
脂肪分の多いドロドロした血は、体内の血管をうまく循環できず、結果、体が冷やされてしまうのです。
クエン酸は疲労回復や脂肪燃焼と同時に、体内の血をサラサラにする働きもあるのです。
クエン酸が冷え性を改善するメカニズム
クエン酸はなぜ、体内の血液をサラサラにしてくれるのでしょうか?
梅干しには体内の血液を弱アルカリ性にする働きがあります。
現代人は洋食を好んで食べるようになったことから、肉や魚、パンやバターなどの酸性の食品を多く取り過ぎてしまうことが多くなりました。
酸性食品も体には必要なものですが、取り過ぎては健康に害を及ぼします。
そのバランスを保つためにも、アルカリ性の食品を取り入れることが必要なのです。
酸っぱい梅干し干しは酸性と思われがちですが、実はアルカリ性です。
ご飯に入っている梅干し、これは酸性の白米に、アルカリ性の梅干しを取り入れることで、食事のバランスを保っています。
食事のバランスが良くなれば、良質な血液を作り出すことができ、温かいサラサラな血液が体内を回ることで冷え性体質が改善されます。
肉などの酸性食品を取り入れ過ぎて、ドロドロになってしまった体内の血も、梅干しを取り入れればサラサラにしてくれるのです。
血行が良くなれば、手足の先まで血が巡るようになります。
冷え性の方の多くは血流不足。血行が良くなれば、冷えも改善されるのです。
1日1個の梅干しが健康な体を作る
また、梅干しには血管を強くしたり、腎臓、肝臓の働きを助けたり、疲労を回復させる効果もあります。
体内のあらゆる機能を高めたり、修復することで健康な体を保つことができ、冷えにも強い体を作り出します。
ただし、塩分が多いので食べ過ぎは厳禁。一日一つでも充分です。
また、市販の化学調味料で味付けされた梅干しは、やはり体には良くないものです。
できれば塩のみを使った、良質な梅干しを取り入れるようにしましょう。
お料理に梅肉エキスを取り入れるなどしてみるのも、おすすめです。
上手に取り入れ、冷え性対策に役立てましょう。