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市販薬を使う前に…漢方薬にも使用される「葛」の意外な効果



アロマテラピー
 
葛(クズ)と聞いて、ひょっとしたら若い方などは「いったい何だろう」と思われる方もおられるかもしれませんね。
葛餅(クズモチ)などと言うと、聞いたことがある方もおられるでしょうか。


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葛根湯にも使用されている「葛」

葛というのは、葛の根から取り出したでんぷんなのですが、葛の根は秋の七草などにもはいっています。
実は、風邪をひいたときに飲む有名な漢方薬の「葛根湯」にもこの字が使われていますね。
葛が成分として入っているからです。葛根湯だけではなく、参蘇飲、独活葛根湯などの漢方薬の原料としても使われています。
非常にポピュラーで使いやすい原料なのです。
でも、まさか葛餅で使われているような成分が薬に入っているなんてと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、葛はお菓子に使って楽しむというだけではなく、大変体に良い成分なのです。

葛根湯は、ぞくぞくっと寒気がするような時に体温を上げて風邪を治すタイプの漢方薬なのですが、発汗させ、体に悪いものを発散させ、血流も良くするような効果も期待できます。

 

葛の効果

寒いときや、体調が悪いときには胃の調子も悪く食欲もなくなってしまいがちですが、葛は胃の不調の改善効果も期待できます。
痛みなどの緩和作用もありますので、冬場にぞくぞくっと寒気がしたり体が冷えてしまったとき、頭がちょっと痛いかなというようなとき、まだ風邪でもなさそうだけど何か体に良いものを飲みたいときには葛を飲むと良いでしょう。

筆者は昔、祖母の家に遊びに行ったときに風邪をひいたときに、祖母が葛湯を作ってくれたという経験があります。大変おいしかったので、それから葛湯が好きになりました。

葛を飲み物の棚に常備していますが、風邪薬を飲むほどではないけど、ひょっとしたら風邪気味なのかなと思ったときに飲むようにしています。
食品ですから害もありませんし、体も温まり体調も良くなるので大変重宝しています。

 

リラックスしたいときにも葛を

葛はとろみもあって、飲むとほっこりと心も体も温まるような感じで気持ちが落ち着きますので、リラックスしたいときにもおススメですよ。

葛は、最近の研究などで女性ホルモンのように働くような成分もあるように言われていますので、ホルモンバランスを整えたい方、更年期の女性などにもうれしいですね。

葛は料理などにも使うことができますし、葛餅などのお菓子に使うこともできます。
手軽にとりたい場合は、普段飲まれるお茶や紅茶、コーヒーなどに混ぜて飲むと飲みやすく良いでしょう。とろみがつくことによって、いつもとちょっと違う風味が楽しめます。
是非活用してみて下さい。

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