解消の鍵は食べ物にあり!むくみを予防する食生活 4つのポイント
むくみは体内に余分な水分が溜まったことが原因で起こります。
むくみの原因は色々ありますが、身体の中から起こるむくみの原因を防ぐためには食生活の改善が必要です。
むくみを防ぐためにすすめていきたい食事のヒントを集めてみましょう。
1. 塩分を控える
人間の体内の水分を増やすためには塩分が欠かせません。
真夏の炎天下で仕事をする屋外作業は、塩分を摂ることで汗として水分が排出されるのを防いでいます。
その塩分の効果からわかるように、塩分をたくさん摂ると、水分が排出されにくくなるのです。
これは体内の塩分濃度を薄めようとする身体が持っている機能です。
日本人は世界的にも食事による塩分摂取量が多いと言われています。
塩分を控えめにすることは、むくみを予防するもっとも基本的なことだと言えるでしょう。
2. カリウムを摂る
カリウムには、むくみの原因になる水分と塩分の排出を促進する効果があります。
塩分を身体の中から排出することで、水分を多く留めておく必要がなくなるので、尿としての排出がスムーズになります。
カリウムの利尿作用があるのは、塩分を排出する効果によるものなのです。
カリウムを多く含む食品は普段の食生活に取り入れやすく、手軽に入手できるものばかりです。
【バナナ、スイカ、リンゴなど果物類】
【にら、かぼちゃ、きゅうり、ほうれん草など野菜類】
【こんぶ、ひじきなど海藻類】
【山芋、里芋、ジャガイモなどいも類】
このような食材の中にカリウムが含まれています。
塩分の少ない味気ない食事は耐えられないという方は、塩分を摂り過ぎないことを注意しながら、塩分を排出するカリウムをしっかりと摂っていくことを意識すれば、むくみを防ぐ食生活に繋がっていきます。
3. ビタミンEを摂る
ビタミンEに関しては、美容分野でも健康分野でも広く効果が認められているビタミンです。
ビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングに役立つビタミンとして、さらに血行促進の効果から冷え性や肩こりなどの解消にも役立てられています。
血行促進とは、身体の中の水分の流れを改善することに繋がりますので、ビタミンEはむくみを予防するためにも役立つのです。
ビタミンEも食品から摂ることができます。
アンコウの肝やアーモンドなどのナッツ類、ごまなどから補うことができます。
4. 栄養バランスを考える
むくみを防ぐためには、上記のように塩分を控え、カリウムやビタミンEといった栄養を摂ることが必要です。
それに加えて、クエン酸など代謝を促進する栄養など、偏らずにバランスの整った食生活を送ることが重要です。
むくみは身体の中のバランスが崩れているサインだと読み取っていくことで早めの対策をはじめることができますね。