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香水をつけるときの注意点~芳香をまとう際の2つのタブー



おなら
 
化粧品の中でも香水は特別なものであると私は考えます。
嗅覚を刺激する香水は視覚を刺激する口紅やアイシャドウと違い、纏っている本人にはコントロールし辛いものです。それなのに芳香はその場に居合わせる人々の鼻に見境なく入り込んできます。


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また使い方によってはその香水を精魂込めて創り上げた調香師に対して失礼に当たる場合もあります。
くれぐれもマナー違反にならないよう、また不快感を与えないように気をつけたいものです。

 

(1) 別の香水を重ね付けしない

これは同じ香水を付け足してまとわないということではなく全く別の香水を同時につけることです。
お気に入りの香水を複数つけるというのは、芳香同士でもお互いの良さを殺してしまう恐れがあります。
故意の重ね付けだけでなく、香水の店頭販売の場で試供品を試すときにも注意しましょう。
専用の紙でなく自分の手首などであれこれ試したりしていると、気づかないうちにとんでもないことになってしまっている場合があります。

また、服についた香水の匂いは一度くらい洗濯をしても落ち切らないことがあります。
日によって香水を使い分けている方は服についた香水の香りに注意しましょう。
香水の芳香を最大限生かすためにも邪魔なものは排除するべきなのです。

 

(2) 香水を勝手にブレンドしない

私の知人に「市販の香水を自分で混ぜ合わせて使う」という人がいました。
私はその斬新さに驚くとともに、大丈夫かな?と人様のことながら心配になってしまったものです。
その知人は特に調香師というわけではなく、普通の女性です。
後で調べて見ましたが、やはりこう言ったことはやめた方が良いということでした。
どんな香りが出来上がるのか私はその知人の香水を試したことがないのでなんとも言えませんが、商品として世に出ている香水はプロの調香師が完成品として送り出したものです。
その複雑な香りのシンフォニーをわざわざ壊す行為は避けた方が無難であると思われます。
とはいえ、知人の飽く無き香りへの探究心にはちょっとだけ拍手です。

 

香水の魅力を活かすために大切なこと

このように、違う香水が合わさってしまうことはタブーとされている傾向がやや強いかと思います。
(1)の重ね付けも、故意に行なう方もいますし、私たちは日常的に香り付きの石鹸やシャンプーを使っているので厳密には重ね付けをしてしまっているのかも知れません。
香水の魅力を最大に生かすためにはどのようにすべきか、考え出すと意外と難しい問題です。
それでも試行錯誤したくなるのが人の性です。
香り美人は、1日にしてなかなかたどり着き難いものです。

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