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骨盤のゆがみを直して冷え性改善!正しい姿勢と正しい歩き方



歩く女性
 
「腰」という漢字を見てもわかるように、腰は、上半身と下半身をつなぐ体の「要」となっています。
体の中心的な、様々な働きを担っていると言っても過言ではないでしょう。
骨盤がゆがんでいると血液も流れにくくなり滞ってしまいます。その結果冷えを招いてしまうこともありますので注意が必要です。


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体のゆがみが冷えを招く!

体のことは気を付けているし、整体などで定期的に整えているから大丈夫。という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、骨盤は本当にちょっとしたことで簡単にゆがんでしまいます。まずは日常生活のちょっとしたクセに注意しなくてはなりません。

いつも同じ脚を組んでいる人はいませんか? 同じ脚ばかり組み続けることによって片方の関節にばかり負担がかかりますし、骨盤も左右にゆがみやすくなります。
また、膝近辺の関節にも負担がかかります。体のことを考えると極力しない方がベターです。

また、重い荷物を同じ方の肩でばかりかけるのも良くありません。交互に持つか、リュックなどのように両方の肩に均等に重力がかかるようなものを選ぶようにすると安心です。

 

立ち方、座り方で骨盤がゆがむ

電車やバスを待っている時、信号を待っているときなどの姿勢はどうでしょうか。
まっすぐ立っていられず、いつもどちらかの体重を片方にかけて「休めのポーズ」をしがちではありませんか。
このような方は、関節がゆがみ、骨盤もゆがんでしまいがちです。
筋力がないとまっすぐに立てないようになってくるようですので、腹筋などの運動をして腰やおなか周辺の筋力をつけるようにしましょう。

よく履いている靴の靴底をちょっとチェックしてみて下さい。
外側や小指部分の減りが特に目立つ方はO脚になってしまっている可能性があります。
O脚ですと歩く際に腰近辺にも負担がかかります。

靴底の内側が減っている方はX脚になっている可能性があります。
正座ではなく、両足を太ももよりも外に出してペタンと座るような癖があるかたはX脚になりやすいようですので注意が必要です。

このように、脚のゆがみがある方は、連動して骨盤も大きくゆがんでいる可能性がありますので普段のちょっとした動作にも気を付けた方が良いでしょう。

 

骨盤のゆがみをチェックする方法

お風呂に入った時などに、ウエストのくびれをチェックしてみましょう。
ウエストのくびれ部分が左右均等でしょうか。
均等な方は良いのですが、くびれ具合が違う方は、骨盤がゆがんでいます。

太ももも一度チェックしてみて下さい。
太ももの前や外側にお肉がたっぷりとついていないでしょうか。
こういう場合は体の深層部の筋肉であるインナーマッスルが働いていない状態のようです。
運動などで筋肉を意識してつけるようにすることが大切です。

太ももが体に対して太くパンパンになっている方は、骨盤がゆがみ、広がっていてそれを補うために太ももを太くして均整を保とうとしているのかもしれません。
そのような場合も、ゆがまないような生活を心がけることが必要です。

骨盤のゆがみに気を付けて、冷えのない健康的な毎日を送りましょう。

 

冷えを改善するためには正しい歩き方で

血流を良くして冷えを防止するために、ウォーキングをする方も多いのではないでしょうか。

確かに、ウォーキングをすることによって、脚全体の筋力がアップします。
筋力が上がると、熱を作ってくれます。

特にふくらはぎは、血流にとって大変重要です。ふくらはぎの筋肉を上手に鍛えることによって心臓から送られた血液をスムーズに送り返すことができます。
ウォーキングをすることによって、そのようなポンプ作用を高めることができますので効果的なのです。

ただ、ウォーキングと言っても、悪い姿勢でヒョコヒョコ、ずるずると歩いていても、かえって関節などを痛める原因となり逆効果となってしまうこともありますので注意が必要です。

 

良い姿勢ってどんな姿勢?

良い歩き方をするためには、良い姿勢ですっと立つことがまず大切です。
モデルさんが立っている、また颯爽と歩いている姿をイメージしてください。
顎は上げずに、やや引く感じで、頭から一本糸が通っているようなイメージで立ってみましょう。
この時注意が必要なことがあります。猫背になったり、膝が前に出てしまう姿勢になるのは避けましょう。これらの姿勢は見ていてもあまり格好よくありませんね。

視線はまっすぐ前に向けて、膝や背中が曲がってしまわないように、一本の軸が頭から足に向かってすっと通っているように意識することが大切です。

 

正しい歩き方

歩くときには、胸のすぐ下から脚が出ているようなイメージで歩くと良いようです。
このあたりの上半身を意識して脚をふり出すように歩くと、姿勢良く歩けます。

よくハイヒールを履いている女性が、膝を出して若干ヘッピリ腰気味でピョコピョコしながら歩いていることがありますが、あれは見ていて美しくありませんね。
そうならないように気を付けて歩いてみて下さい。

そういう方はよく見ていますとつま先から先に着地しているように思えます。
足はつま先からではなく、かかとからしっかりと着地し、その後小指、そして親指と順序良く自然に体重移動するように心がけてみて下さい。

あと、内またになりすぎて、親指が内側に入り込みすぎるような歩き方も膝などを痛める原因となりますので、注意が必要です。同じく、外またすぎる人も歩いていて軸がぶれやすいので注意が必要となってきます。

 

冷えの予防は良い歩き方から

これらのことに気を付けながら、綺麗な姿勢で正しくウォーキングできるようになってきたら、次は速く歩くことに挑戦してみましょう。階段などを利用しても良いですね。
いずれにしてもテンポ良く、脚の筋肉を意識しながら行うことが大切です。

筋肉は一日にしてならず。正しい姿勢でよく歩いて、しっかりと冷え予防をして下さい。

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