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貧乏ゆすりで足の冷え対策?下半身の歪みを整え血行を改善する運動



アロマテラピー
 
仰向けに寝てみた時に、ご自分の両足の向きをチェックしてみてください。
開き方は左右均等でしょうか。均等でない方はちょっと注意が必要です。

なぜかと言うと、本来健康な人の体は左右均等になっています。ですから足の開きなども本来ならば左右の角度が同じくらいでなければなりません。ですが、様々な日ごろの姿勢のクセや習慣によって、ゆがみが出てくることがあります。


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足の筋肉の付き方が左右で違ったり、脚の関節や股関節、骨盤などのどこかにゆがみがある場合、可動域が変になったりして微妙な差が積み重なって、左右差が出てきてしまうことがあるようです。

何をやっても冷え性が良くならないということがあれば、ひょっとするとそれは体の様々なゆがみやズレによって血管が収縮したり、血液が滞っている可能性があります。

ゆがみを整えるには、普段の姿勢に気を付けることによってある程度の左右差をなくすことは可能です。

 

下半身のゆがみを整える「足首を揺らす運動」

今回は、足首をゆらして、自律神経を整え、左右のずれを改善する効果が期待できる簡単な運動をご紹介したいと思います。

まず仰向けに寝てリラックスしてください。力まないでリラックスして力をできるだけ抜くようにしましょう。
足は軽く肩幅くらいに開いてください。
次にかかとを支点にして、足先だけを外に向けましょう。自分の目で見ると、足が「ハの上下逆の字」の形のようにしてください。
次にかかとを支点にして、足先だけを内側に向けましょう。自分の目で見ると、足が「ハの字」の形になるようにして下さい。

ゆっくりと振り子のようにこの動きを繰り返してみましょう。
簡単な運動ですが、意外と体全体を使うことになります。

足首から股関節、骨盤の骨、背骨など様々なところにまで刺激が伝わり、自分にとって一番良い位置に戻そうとして働いてくれます。
また、ゆらゆらとリズミカルに揺り動かすことによって、自律神経も整いやすくなります。

 

自律神経が整い、ストレス解消効果も

普段、ストレスがたまりがちな現代社会ですから、知らず知らずのうちにご自分でも気が付かないストレスがたまって、「交感神経」という体を緊張させてしまう神経が高まり血流が悪くなることがあります。
この運動をやりますと、その反対の「副交感神経」が優位になって、ストレスを減少させる効果も期待できるでしょう。

忙しいとついつい運動をするのを忘れてしまいがちですが、寝て行う運動ですので、起床時や寝る前に行うと忘れずに済みそうですね。
体を整えてリラックスするために、血流を改善するために毎日続けることが大切です。

 

「貧乏ゆすり」には冷えの改善に有効?

隣で貧乏ゆすりをされると、セカセカしているように感じますね。個人的にはあまり他の誰かにされるのは好きではないという方も多いかと思います。
マナーが悪いという方もおられることでしょう。
しかし、この「貧乏ゆすり」、実は冷え予防に大変効果が高いのです。

甘いものや脂っこいものがお好きな方、タバコなどがお好きな方は、血液がドロドロになりやすく、血がよどみやすくなります。
川の流れに例えれば、ドブ川のようなものです。ドロドロとしたものが多く血流が悪くなり、つまりそうになってしまうのです。
そんな時に、貧乏ゆすりをすることによって、小刻みに脚全体がゆすられます。ふくらはぎの筋肉も鍛えられます。その結果、ふくらはぎのポンプ機能も高まり、滞った血液が足の末端まで流れやすくなります。そして、つま先まで流れた血液が心臓に戻りやすくもなるのです。

 

エコノミー症候群の予防にも

オフィスワークをされている方などは普段あまり動くこともなく、ずっと机に向かって書類を書いたり、電話をしたり、パソコンなどに向かっていたりするのではないでしょうか。運動不足が続くと、飛行機の中で頻繁におこりがちな、怖い「エコノミー症候群」のように体のどこかで血栓ができてしまうことがあります。

小刻みに脚をゆすることによって血の流れが改善します。
血行が良くなることによって冷えも改善します。もちろん頭部にも血液が流れやすくなりますので、仕事の良いアイディアなども浮かびやすいかもしれませんね。
仕事でストレスがたまった時に、貧乏ゆすりをする方がいますが、それはひょっとしたら体の防御反応なのかもしれません。

 

冷え・血流を改善する貧乏ゆすり運動の方法

しかし貧乏ゆすりという名前のとおり、あまり人がいるところで頻繁にやっては嫌がられてしまうかもしれませんので、あまり人がいないときにゆすってみるのも良いですね。小刻みにゆらす方が望ましいのですが、隣でされると気になるかたもおられますので、そのような場合はゆっくりと行ってみても良いでしょう。

かかとをあげたり、つま先を上げたりしてシーソーのように足を動かしてみるのもオススメです。効率よく足を動かすことができます。
両足で交互にやると、あまり貧乏ゆすりっぽく見えないかもしれませんね。

いずれにせよ、じっと座っているよりも少しでも動かしている方が冷え性にも、健康に対してもとても良い効果を得ることができます。

また、仕事なども足でリズムを取りながらすることによって、テンポ良く、はかどりやすくなる効果も期待できます。

血行が悪いな、ちょっとストレスがたまって血液がドロドロしてきていないかなと心配なときには、貧乏ゆすりのように、ちょっと足をゆすったり動かしたりすることを心がけてみてはいかがでしょうか。

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