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ホットヨガスタジオで行う体をほぐすツボ押しとコリを解消するヨガ



アロマテラピー
 
レッスンの待ち時間にできるほぐし、ツボ押しをご紹介します。

ホットヨガのスタジオは、とても特殊な環境です。レッスン以外の待ち時間なども無駄にせず、気軽にできる体のほぐしを行いましょう。


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高温の部屋で温まった体は、とてもほぐれやすくなっています。普段なら痛みが苦手で敬遠してしまうツボ押しなども、無理なくできるでしょう。ここでは、覚えておくと役に立つツボをいくつかご紹介します。

 

温まった体だと効果的!体をほぐすツボ押し

耳にあるツボ

指で押したり、ピンのようなもので刺激します。耳も手足と同じく全身に関連しており、耳は東洋医学では、逆さになった胎児に見立てられます。(耳たぶが頭部、上は足に関連)

 
●胃点、肺点(いてん、はいてん)
食欲を抑えてくれるツボです。
耳たぶのすぐ上の窪みです。耳の穴の入り口辺り。満腹中枢を刺激します。10回くらい強く押しましょう。

 
●神門(しんもん)
空腹時のイライラを押さえます。
耳の一番上の内側の窪みです。二股に分かれた軟骨の間です。空腹が気になりだしたら10回くらい強く押します。

 
●飢点(きてん)
食欲を抑えて、過食を治すツボです。
耳たぶの上の、耳の付け根辺り。耳の軟骨の内側にあるので、軟骨を指で挟んで刺激します。痩せるツボとして知られており、糖尿病にも効果があります。
代謝をよくするツボ:血の流れを良くして、燃焼しやすい体を保ちます。内臓の機能もレベルアップします。

 
●陰陵泉(いんりょうせん)
下半身から血流をよくします。
膝の下側、内側にある大きな骨の下に窪みがあります。親指を入れ込んで、下から上へ押し上げるように刺激しましょう。椅子に座って、膝の関節を曲げてるとツボを押しやすくなります。

 
●中封(ちゅうほう)
足の内くるぶしの前にある窪みです。筋肉とくるぶしの間辺り。骨に向かって、上から下に向かって押します。
生理不順など、生殖器、膀胱器系をケアするツボ。下半身に沢山あります。1か所だけでなく、色々なところを押して、多角的なアプローチをしましょう。

 
●血海(けっかい)
血液の循環をよくして、月経時の出血量を調整してくれます。
膝のお皿の内側に骨が出ている、そこから指3本分上にある窪みの部分。膝をつかむようにしてツボを左右に揉みます。

 

足裏の副腎ゾーン

生理痛に効果があります。
両足の裏の土踏まずのやや上の辺り。ホルモンバランスを整えて生理痛を緩和してくれます。親指の腹で押しましょう。同時に、子宮ゾーンであるかかと、外くるぶしの下のかかと寄りにある卵巣ゾーンを押すとより効果が高まります。

ツボ押しは1回だけでなく、可能であれば継続して行ってみてください。食欲を抑えるツボなどは、ダイエット中の精神的な味方にもなってくれるでしょう。

 

首と肩こりを解消するホットヨガ

寒いと縮こまってしまう肩まわり。ホットヨガで頑固なコリを解消しましょう。

肩こりが体のくせになっていると、首も固くなり、うっ血してしまいます。頭部にも血液が届きにくくなるため、心理的にも悪影響をもたらします。首、肩のこりを解消するには、直接首と肩をほぐすだけでなく、体全体を整えることが必要です。寒い時期は、普段よりもいっそう体の血行が悪くなり、こりやすくなります。ホットヨガスタジオの暖かい環境の中で、体の芯から気持ちよくこりをほぐしてゆきましょう。

 

手首、足首をほぐす

手首と足首は首に関連しています。特に、足首が固いと首は柔軟になりません。

 
1、 床に座り、両足を前へ投げ出します。左の膝を折り曲げて、右手の指を左足指の間に握手をするように、一本ずつ入れ込んでゆきます。指の根元からしっかりと手足を握り合います。

2、 反対の左手の平を、左足首の上からふたをするように添えます。左足首を大きく回転させます。前後30回ほど行うのが理想的です。1日30回足首を回転させると病気になりにくくなるとされています。逆の、右足首も同じ動作で回しましょう。

 

両手首のひじの開閉

両肘を大きく広げることで胸の縮みと背中のゆがみをとり、胸の呼吸筋を強化します。

 
1、 両手を首の後ろで組み、肘を閉じて合わせます。

2、 息を吸いながら、肘を広げて胸を張り、息を吐きながら肘を閉じます。1と2を繰り返します。

 
動作を行う時は、背筋を伸ばし、あごを引いて行います。姿勢が悪いと動作の効果が半減してしまいます。

 

後ろで手を組み前屈する動き

後ろで手を組み、左右の肩甲骨を真ん中に寄せて胸を突き出します。この動作も、猫背になったり、体が傾いたりしないように正しい姿勢で行います。

 
1、 正座になり、両手を後ろにまわして指を組みます。手に平をかえして後ろへ押しだします。胸を張り、肘をしっかりと伸ばします。左右の肩甲骨をくっつけるようにします。

2、 息を吸って、吐きながら組んだ両手を頭の方へ上げてゆきます。

3、 さらに、両手を上げながら上体を前屈してゆき、お腹と太ももを合体させます。額は床につけて、手のひらは天井を押すように突き上げます。ポーズができたら、そのままの姿勢で静止し、気持ちよく呼吸します。首、肩、肩甲骨まわりに刺激が入るのを感じます。

4、 吸う呼吸でゆっくりと上体を起こし、再び正座になり、手を解いてリラックスします。

 
肩がこりやすい人は、普段も猫背になっている場合が多いので、無意識にあごを前に突き出しています。時々、意識してあごをのどに引いてみましょう。あごを引くと、肩の力が抜けて、上半身が楽になります。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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