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荒れてしまった手に潤いを取り戻すハンドケアの方法4つのポイント



乾燥肌
 
一度荒れてしまうと、なかなか潤いを取り戻しにくい手。ハンドクリームを重ねてもすぐにカサついてしまい、
少しの刺激で赤くなってしまうなど、肌が敏感になってしまった時はどうしたらいいのでしょうか?
乾燥したままの肌はより傷つきやすくなり、放っておけばますますダメージを受けやすくなります。


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手荒れがひどくなったり、カサカサして粉がふいた手は自分でも不快ですし、人前に出すのも恥ずかしくなってしまいます。
そんな手肌のカサつきを解消し、自らバリア機能を高めるように潤いを取り戻す方法をご紹介します。

 

1. 洗浄料や手の洗い方を見直す

まず、手を洗いすぎていないか確認してみてください。
必要以上に回数を重ねて手洗いをしているかではなく、一回の手洗いで過剰に洗いすぎていないかということです。

洗浄力の強いハンドソープや熱いお湯、手の汚れがよく落ちそうなイメージですが、肌の水分を奪いすぎてしまうこともあります。
除菌効果の高いハンドソープは荒れた肌には少々刺激の強いものですし、熱いお湯は肌を瞬時に乾燥させます。
手荒れを感じている時は無添加石鹸に変えたり、ぬるま湯で洗うようにしましょう。
正しい手順で行えば、特別なハンドソープを使わなくても大丈夫です。

また、石鹸の泡を手に残さないよう、すすぎは充分にしてください。
ゴシゴシと手をこすらず、たっぷりの流水で洗い流すことが大切です。
指と指の間や手首など、洗い残しがないようにチェックしましょう。

 

2. ハンドクリームを成分や特徴で選ぶ

ハンドクリームによる保湿ケアはかかせませんが、その成分や特徴についても理解しておくと便利です。
例えば、ハンドクリーム成分によく見かける「尿素」。
この尿素は体にある成分でもありますが、体内の水分を角質層に取り込む働きがあります。
角質が固くなってしまった肌に有効ですが、敏感肌の人には刺激が強くなることも。
普通肌の方は尿素20%、肌が少々弱い方は10%配合のものが適しています。

「ヒアルロン酸」や「セラミド」は保水成分が優れており、フェイス用のスキンケア用品にも人気のある成分のため、刺激が少なく安心して使えます。
「ビタミンA、E」は皮膚の形成や代謝など、肌を生まれ変わらせる働きがあります。
抗酸化作用のあるビタミンEはビタミンAの働きを高めることができるため、一緒に配合されているものを選ぶのがいいでしょう。
手を保護するのなら、「ワセリン」や「グリセリン」などの低刺激で油分の多いものを使用してみてください。

 

テクスチャーでハンドクリームを使い分ける

ひどい乾燥を感じた手には、しっかりと潤いで包み込めるクリームが向いています。
ただしベタつきのあるため、就寝前に使用するのがおすすめです。

まめに手を洗ったり、いろんなものを手で触る日中にベタベタするハンドクリームは苦手な人も多いと思います。
クリームで手が滑って作業がしづらいと、あえてハンドクリームを避けてしまうかたもいます。
そのような人は、テクスチャーや使用感でハンドクリームを選んでみてください。
浸透の早いものやジェルタイプのサラッとしたものを選ぶと、ストレスなく使えます。

 

3. 食事からも手荒れに良い成分を摂取する

手だけではなく、その他のパーツにも潤い不足を感じたら、サプリメントを取り入れてみるのもひとつの方法です。
肌のためのサプリメントは顔の美肌対策と思われがちですが、全身に成分がいきわたりますので、ボディにも有効です。
保水機能のあるヒアルロン酸やプラセンタなどを取り入れて体内から保湿力を高める方法もあります。
マルチビタミンなどを取りいれ、抗酸化作用のあるビタミンEやCで紫外線対策を、肌の抵抗力を高めるビタミンA,
肌荒れに効果的なB2、B6などの力を借りるのもおすすめです。

 

サプリメントの効果は長期的に考えて

サプリメントはすぐに効果は表れません。3か月は継続し、様子を見るのが正しい摂取法です。
同時に食事にも気をつけ、規則正しい食生活をとることを心がけてください。
緑黄色野菜やアーモンド、大豆や鮭など、肌に良い食材を積極的に取り入れ、
体に負担のかかる添加物の多い食品を控えるようにするようにしてみてください。

肌が生まれ変わるまでには時間がかかりますが、続けることで肌のキメや透明感が変わってきます。
口から取り入れる成分によって体は作られていますので、食事にも気を使いましょう。

 

4. 一旦潤ってもお手入れは継続して

特別なケアをしなくとも、少しの工夫で肌は再び潤いを取り戻します。
手肌の保水機能が正常に働けば、自ら作る皮脂膜というバリアで肌を守り、少々の乾燥には負けない強い肌を作り上げます。
ただし、潤いが戻っても乾燥を繰り返しやすい手肌。油断せずに基本のケアは続けていきましょう。
清潔に保つこと、紫外線に長時間当てないこと、保湿することに気をつけ、大切な手を守ってあげてください。

正しい方法で手入れをした分だけ美しくなり、常に自分で確認することができる手は、ケアしがいのあるパーツです。
ぜひ日々のお手入れを続けて、乾燥や刺激に負けない強い潤い手肌を作り上げましょう。

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