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ダニやゴキブリ、アリ対策に!室内の防虫に使えるアロマレシピ



子供
 
家事をしていると、虫を目にしないですむことはありません。自然の摂理で生きているのですから、完全に排除することはできませんが、うまく共存するためにアロマを活用することができます。まずは虫が寄ってこないように防虫対策をしっかりすることです。アロマの中には、昆虫が嫌がる香りがいくつもあります。小さな子ども等は虫によってアレルギーを起こしたり痛みを感じることも多いので、上手に避けたいところです。


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ダニ対策に使えるアロマ

例えば、アレルギーの原因になるものといえば、ダニです。カーペットや布団、ソファなどに多く生息しています。フケやアカがたまると発生するので、こまめに掃除機をかけたり布団は干したりしたいところです。

掃除機をかける前に、手作りのクリーナーを使えば防虫効果を高めることができます。重曹とユーカリ・グロブロスをあわせるだけの簡単クリーナーでOKです。使う精油はユーカリ・ラディアタでもかまいません。使い方としては、カーペットにクリーナーを薄くまいて、しばらくしてから掃除機で吸い取るだけです。ただし、重曹で色落ちするカーペットもあるので事前に確認しておくと良いでしょう。

ユーカリグロブロスは、60mほどの大木に育つ植物です。葉っぱが細く垂れ下がっているのが特徴です。アロマ自体は頭を抜けるようなさわやかさと力強い香りが特徴です。人によっては太陽を思い出したり、薬っぽいと感じることが多いアロマです。オーストラリア先住民が解熱剤や傷薬として活用したことが古くから知られています。ヨーロッパ全土には、19世紀になってから伝わりました。

ちなみにユーカリ・ラディアタの方は、どちらかといえば呼吸器のケアに向いています。インフルエンザや風邪の予防にオススメです。グロブロス種より香りに甘さがあるので、子ども嗅ぎやすい点も魅力のアロマです。

 

ゴキブリよけに効果的なアロマ

それと、虫の中でももっとも苦手とされているのがゴキブリですよね。ゴキブリが寄ってこないようにするには清潔にするのが第一です。また、ゴミを放置しない、袋の口はしっかり閉じるなどで防ぐことができます。その上で、ゴキブリが苦手な香りであるクローブを置いておけば万全です。

乾燥クローブにクローブのエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけでOKです。後は汚れないように小皿の上に置いて、ゴキブリが出てきそうなキッチンの隅に設置しましょう。

クローブは、中国や日本で丁字として知られている植物です。料理にも使われていますし、薬効もあると認知されています。ヨーロッパでは魔除けのポマンダー作りにかかせない材料の一つです。原産地はモルッカ諸島のフトモモ科の植物で、つぼみからアロマを採取します。伝統的に歯の痛みを取り除くための薬としても活用されてきました。

 

ムカデよけになるアロマスプレー

さらに、湿気のあるときに出やすいのがムカデです。夏場は室内に入ってきますが、夜行性なので、日中のうちに生息している枯れ葉などは掃除しておくのがベストです。あとは、ムカデが嫌う青森ヒバ×ハッカのアロマを使ったスプレーを縁側などに吹きつけておくだけで、ムカデを避けることができます。

ハッカは、日本でもよく知られたシソ科の植物ですが、原産地は特定されていません。香りはメンソール系のさわやかさとおだやかな甘さがあります。夏祭りや涼しい風邪を思い起こさせるアロマです。日本の北海道北見を中心にホクトという品種が栽培されていることで有名なアロマでもあります。

 

アリの侵入を防ぐアロマレシピ

そして、夏場によく現れるといえば、アリです。家の中にまでやってきて床にこぼれた砂糖などを持っていったりします。屋外ならまだしも室内に入ってくるのは困りますよね。そこでアリを避けるのも青森ヒバの力を借りるのがオススメです。スプレーを吹き付けておくと、シロアリすら近寄ってきません。青森ヒバが難しければ、クスノキ×ハッカシトロネラ×ゼラニウムのアロマレシピでも有効です。

このうちシトロネラは、熱帯アジア原産のイネ科の植物です。葉からサロマを採取します。ジャワタイプとセイロンタイプがあるのですが、今の主流はジャワタイプになります。昆虫が嫌がるシトロネラールの含有量はジャワタイプの方が多いので、ジャワタイプを使うことをオススメします。レモンやレモングラスに似た爽やかな香りに癒やされる人も多いです。

また、ゼラニウムは、南アフリカ原産のフウロソウ科のアロマです。さまざまなバランスをとってくれるアロマの一つです。過度な緊張もほぐしたり、ホルモンバランスの調整にも役立つ便利アロマです。皮脂の分泌を上手に抑制したりする一方で、乾燥も防ぐのでスキンケアにも向いています。ローズに似た香りですが、香りがあるのはハーブの葉の部分でセンテッドゼラニウムとして園芸用にも売られているハーブとしてはポピュラーなものでもあります。香りの特徴としては、ローズだけでなくミントや薬草を混ぜたような香りで、人によってはきつい香りだと認識する人もいます。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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