セルフでも簡単!髪をグラデーションカラーに染める3つのやり方
色が明るくなる上、個性的でファッショナブルなグラデーションヘアカラー。
美容室では行われている手法ですが、このグラデーションカラーを自宅のヘアカラー溶剤でもできるってご存知でしたか。
このグラデーションカラーの方法をご説明します。
グラデーションカラーってどんなもの?
髪の根元は暗い色だけれど、毛先に行くにしたがって明るい色になっていくヘアカラーのことをグラデーションカラーと言います。
それって金髪がプリンになっただけじゃないの?と思う方もいるかと思いますが、プリンと明らかに違っているのは、グラデーションになっているために色の分かれ目がはっきりしていないというところでしょう。
毛先に行くにつれて明るい髪色になっていくグラデーションカラーは、髪が伸びて黒色が見えてきてもあまり気にならないのが良いとも言われています。
ロングのヘアースタイルにしても髪色が重く感じられず、ファッションでも明るい色から暗い色までマッチするために髪色によるファッションの幅を広げてくれます。
毛先をカールさせるゆるふわな巻き髪でも軽い雰囲気を作りやすいため、アクセサリーのように感じられます。
綺麗にグラデーションを作るためには
グラデーションカラーだけでなく、カラーリングをキレイに仕上げたいときには、普段の髪の手入れが不可欠になります。
毛髪のダメージがあるところにカラーリングを施すと、ダメージの差によって色がつく場所にムラが生じてしまいます。
長く伸ばしたロングヘアーの場合は特に、毛先に向かうほどダメージがひどくなっていきます。
普段から髪にダメージを与えないようにしっかりとしたケアを行うことが、カラーリングの際の色ムラを防ぐための大切なポイントになるのです。
お風呂に入りながらのカラーリングはNG。
湿気や蒸気が多いところでのカラーリングは、カラーが定着しにくくなります。
キレイに染めたいときには調節された室温の中で、ゆったりとした気分で行うのが良いでしょう。
グラデーションカラーの方法
その1:毛先にブリーチをする
セルフで行う場合には、まず最初に毛先のみにブリーチをしておくのが良いでしょう。
最初にブリーチを行っておき、後から付けたいカラーのカラーリング剤で色を付けます。
ブリーチを行う時には下から始めます。
グラデーションの色を付けたいと思う部分の倍の長さをブリーチします。
あまり置き過ぎると色が抜けすぎてしまいますので、ブリーチの際は早く行うことが肝心です。
下から始めて上の段へ約15分くらいで終わらせるようにします。
グラデーションを作るために下半分の髪についているブリーチ溶剤を指で挟んで上側に薄く伸ばしてみて下さい。
このときにあまり溶剤を多く上部につけすぎると上手にブリーチされなくなってしまいます。
あまり色が抜けすぎてしまってもいけないので、時々確認するようにしましょう。
その後普通にカラーリングを施してください。
毛先に向かって色が抜けている分、初心者でも上手にグラデーションカラーをつけることができます。
その2:髪全体をブリーチしてからヘアカラー
最初に髪全体をブリーチします。
明るいカラーで外国人風のグラデーションをつけたい方はこちらの方法がオススメです。
ただし、髪全体にブリーチをしてからのカラーリングになりますので、髪への負担はかなり大きくなります。
カラーリングした後のヘアケアも忘れないように実践しましょう。
髪全体を市販のブリーチ剤でブリーチして髪色を抜きます。
その後カラーリング剤で髪にグラデーションを与えるように塗っていきます。
髪の下側から始めるのがコツです。
カラーをしっかりとつけるには時間を置いたりラップで包んだりしますが、グラデーションをかける場合は色を付ける場所に部分的に行うのが良いでしょう。
ブリーチの際はあまり色を抜きすぎないように注意して下さい。
その3:ヘアカラーのみでのグラデーション
髪への負担が一番少なくて済む方法が、このカラーリング剤のみでグラデーションを付ける方法です。
カラーリング剤を髪の下のほうから染めていきます。
髪全体にカラーリング剤が行き渡ったら、毛先の方のカラーリング剤を指でもみほぐします。
こうすることで自然なグラデーションを作ることができます。
グラデーションを作りたい髪の部分のみをラップでくるんで時間を置きます。
説明書通りに髪を洗い流して出来上がりです。
カラーリングのみですと思ったようにきれいなグラデーションはできにくいかもしれませんが、分かり難いくらいのグラデーションを作りたい場合はこちらの方が効果的といえます。
セルフでは自信がないならやはりプロに任せましょう。
美容院で行うグラデーションカラーは、髪が傷まないように作られた溶剤を使います。
髪への負担が気になる方は、セルフカラーリングで行うのではなく美容院で行ってもらうのが良いでしょう。
美容院で行えば、髪への負担が軽減されることはもちろんのこと、お気に入りのカラーも選択できるのでオススメです。