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抜け毛の原因は加齢だけではなかった!女性の薄毛改善に必要なこと



美髪
 
年齢とともに、どんどん髪が薄くなって行く……。
これは、40代以降の女性に多い悩みのひとつです。加齢で抜け毛や薄毛が起こるのは、女性ホルモンが大きく関係していると考えられ、セルフケアに留まらず、場合によっては頭髪専門クリニックなどで治療を行う必要性も出てきます。
ところが、近年では年齢を問わず抜け毛や薄毛を気にする女性が増えてきたという話を頻繁に見聞きするようになりました。


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私たちの身体のすべての細胞や組織は、必要とする栄養素をもとにして形成されています。
つまり、必要とする栄養素が体内に取り込まれなくなった場合には、細胞や組織が十分な形成を行うことができないばかりか、身体のいたるところで栄養不足が起こり、抜け毛や薄毛となって現れてくることも十分に考えられるということです。

 

原因は加齢ではない!では、なにが原因?

上記で少し触れましたが、栄養不足が原因となって起こる抜け毛に悩まされている方が多くなっています。そしてその背景には、過度なダイエットが見え隠れしています。
特に、10代、20代の若年層の女性に多いのが”痩せたい病”。
とはいえ、このような病名が実際に存在しているということではなく、必要以上に「痩せなくては」という強迫観念に駆られ、それが過度なダイエットに走らせる状態を、一般的に”痩せたい病”と呼ぶことがあります。

どうでもこうでも痩せたいと考えると、身体が必要としている栄養素云々は眼中になく、ただひたすらカロリーの摂取を最小限に留めるというところに神経が集中してしまうこともあるでしょう。
そして困ったことに、極端なカロリー制限はダイエット効果が現れやすいというメリットを持っています。ですが、ここが落とし穴。

1~2週間程度、極端なカロリー制限を行ったとしても、重大な影響が身体に現れてくる心配は少ないでしょう。
ですが、数ヶ月にも及ぶ極端なカロリー制限は、慢性的な栄養不足をつくり出し、毛根は髪を支える力を失い、これが抜け毛を招く結果となります。

極端なカロリー制限を行うのであれば、1週間まで。
それ以上に及んだ場合には、年齢に関係なく抜け毛を覚悟しなくてはなりません。

 

ストレスが抜け毛の原因に?!

私たちはそれぞれに、多かれ少なかれ、なんらかのストレスを抱えているのではないかと思います。
ですが、度を越したストレスが慢性化すると、常に筋肉が硬直した状態が続くようになり、これが血流を妨げるようになります。
すると、血液とともに血管の内部を走っている大切な栄養分の配達が遅れ、身体のあたらこちらに不具合が現れるようになります。
そして、特にその不具合が目立って現れるのが頭皮、つまり、頭皮の環境が悪化して抜け毛が起こる原因となるということです。

ストレスは、老若男女を問わず抱えるものであり、それは小さなお子さんであっても同様です。
家庭不和、過剰なまでの習い事や塾通い、いじめの問題などがお子さんにとって大きなストレスとなり、これが若年性脱毛症という抜け毛を引き起こす原因となります。

完全にストレスフリーな生活などまずあり得ないことでしょう。
ですが、特に食事制限をしているわけでもなければ、加齢でもない、それにも関わらず抜け毛が起こっているというのであれば、ひとまずストレスを疑い、なにがストレスの元凶となっているのかを突きとめるとともに、ストレスをいち早く回避する方法を見つけ出しましょう。

ストレスはまた、お肌のターンオーバーの周期を狂わせたり、乾燥肌を招いたりすることがあり、美容と健康維持の邪魔になります。
あなたの内側に溜まっているストレスをできる限り早く排除すること。
抜け毛を改善したいのであれば、本気でストレスの排除に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

外部からの刺激で大量の抜け毛が…!

あなたが現在お使いのシャンプー、コンディショナー、トリートメントなどのヘアケア製品は、本当にあなたのお肌に合っていますか?
化学成分の配合率が高くはないですか?
案外多いのが、シャンプーをはじめとする、ヘアケア製品が原因となって起こる抜け毛です。

実は私自身、以前にお肌に合わないシャンプーの使用により頭皮に痒みが現れ、その翌日にいきなり抜け毛が起こったことがあります。
そのときには、その原因がシャンプーにあるということに気がつきましたので、直ちに別のシャンプーに切り替え、大ごとには至りませんでした。

また、パーマ液やカラーリング剤が必要以上に大きな刺激となり、頭皮環境が悪化して抜け毛が起こることもあります。
ヘアスタイルやカラーは、その人の印象を決める大切なものであるため、少し崩れ始めると、すぐに美しい状態に整えたくなる気持ちはよくわかります。
ですが、パーマやカラーリング後に毎回抜け毛が起こるのであれば、数カ月間、頭皮に薬液が浸み込む環境を避けて様子を見ることも大切です。

万が一白髪が気になるなどの問題が生じるのであれば、シャンプーで簡単に落せるスプレー式のカラーリング剤などで代用するというのもひとつの方法です。
頭皮の環境が改善されて抜け毛が治まれば、また以前のようにパーマやカラーリングを楽しむことができるようになりますよ。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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