> >

初めてのヨガマットの選び方~厚さ、素材…お値段による違いとは?



ヨガ
 
 ヨガを始める時に必要なヨガマット。色々な種類があるけれど、何を買ったらいいかわからないという方も多いと思います。素材、厚さ、色と様々で、値段も1,000円もしないすごく安いものから、プロのインストラクターが選ぶ1万円以上するものなど幅があります。その値段の差は何が違うのか、そして初めて買う時はどんなことに注意して選べばいいのか、ヨガ初心者が疑問に思うことをピックアップして説明します。ヨガマットを買うときの参考にしてみてくださいね。


スポンサードリンク



 

ヨガを行うとき、マットは必要?

 ヨガマットは、ヨガを安全に集中して行うために大切な道具です。お家で始める方は、クッション性の高い絨毯などでもヨガを行うことができますが、やはりヨガマットのようなちょうど良いクッション性や安定感はないので、動きによっては怪我の危険性がある場合もあります。また、静かな動きでも気付かないうちにじわじわ汗が出ていることも多く、衛生面から言っても良くないですよね。そして、ヨガマットを敷いて行うことで、ヨガを行うという気持ちの切り替えもしっかりできて集中力も高まります。最近は、インターネットなどで比較的安価なヨガマットも販売されているので、続けてヨガを行いたい方はヨガマットを準備することをオススメします。

 

ヨガマットのサイズと選び方

 それでは、どんなヨガマットを選べばよいのでしょうか。まずは厚みとサイズを選びましょう。ヨガマットは3mm未満のとても薄いものから、8mm以上の厚めのものまであります。あなたが、どんなヨガを行うかによっても必要な厚みが変わってきます。

 座ったり、寝転んだり、仰向けになるポーズが多いヨガは厚めのほうがクッション性があり、気持ちよく行うことができます。
 逆に立ちポーズが多いヨガはあまり厚いと立ったときの安定性に不安があるので、中間の4~5mm前後がよいです。厚い場合、重みもあるので、この中間の厚さはすごくスリムで運びやすいため、初めて購入する方はこの辺りのサイズを選ぶ方が多いです。
 3mm以下の薄いものは通常のヨガを継続的に行う場合にはあまり適していませんが、薄くて軽いため、旅行先などに持ち運んでヨガをしたいという人にはオススメです。

 幅61cm、長さは173cm前後が一般的ですが、身長の高い方、男性などは長めの物が選べるようでしたら、そちらを選ばれるとよいかと思います。

 

値段の反映するヨガマットの素材

 次にヨガマットの素材です。ヨガマットの値段はこの素材によって大まかに分かれているので、素材を選ぶと自ずと値段もだいたい決まってきます。

 

PVC(ポリ塩化ビニル)

 現在、一般的に販売されているヨガマットの多くはプラスチック製です。お手頃なヨガマットに多い素材は、PVC(ポリ塩化ビニル)です。1,000円前後から購入できます。お手頃で、初めての方が購入しやすいヨガマットです。グリップ力は床面に対してはかなり効果があります。身体の部分は、汗をかくと、滑りやすさを感じる場合があります。安いのですが、独特のニオイがあるため、化学的なにおいが気になる方はあまりオススメしません。また、すごく重いわけではありませんが、若干重みがある材質です。処分の際は、焼却するとダイオキシン等が発生するため、エコ志向が高い方は避ける傾向にあります。何と言っても、価格は安いのでとりあえず安くヨガマットを用意したい方向きです。

 

PER(ポリマー環境樹脂)

 PER(ポリマー環境樹脂)のヨガマットは燃やしてもダイオキシンなど有害な物質が発生しないため、エコ志向の人向きの素材です。グリップ力などの使い心地はPVCとほぼ同じレベルですが、ニオイも少なめでエコであること、そして水洗いできるものも多いので、ヨガをじっくりやりたい、環境意識の高い人には人気です。価格面ではやはり、PVCより若干高めになります。それでも、本格的なヨガマットほどのお値段ではないため、少しこだわりたいという人にはオススメです。

 

TPE(熱可塑性エラストマー)

 さらに、品質がよいヨガマットはTPE(熱可塑性エラストマー)でできています。軽く、弾力性が高く柔らかく心地よく使うことができます。燃やしてもダイオキシンなどが発生しないことや、リサイクル可能な物質であることから環境意識がとても高いヨガ実践者に人気の素材です。やはり、価格は高めになりますが、最近では3,000円前後から購入することが可能で、ヨガ初心者の方でも購入しやすくなりました。この素材は、2枚目のヨガマットとして購入する人も多いです。高温で変化しやすいため、夏の暑い日に長時間車の中に放置できないという難点があります。ニオイに関しては、全くゼロではありませんが、先に紹介した2つよりは少なく、敏感な方にオススメです。

 

EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)

 環境を気にされる方はEVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)もオススメです。赤ちゃんのおもちゃにも使われる安心素材で、ダイオキシンが発生しません。軽くて、弾力性があり、グリップ力もかなり良いです。TPEと違う点はお値段が幅広い点です。1,000円台から6,000円を超えるものなど、様々です。値段が安いものが見つかればEVAもオススメです。

 
 そのほかにも天然ゴムなど、天然の素材のものもありますが、初心者がヨガマットを買う場合は上の4種類の素材のどれかが良いと思います。ヨガマットの長さ、厚みに関しては、ある程度ヨガの種類や目的に応じて決めることができるのですが、素材に関しては個人の好みによる部分が多いようです。ご予算の関係、どれくらいの気持ちでヨガを始めるかなどによって変わってくるので、値段と特徴と照らし合わせて決めるのがよさそうです。

 この他、色に関してもお好みですが、集中したい場合は落ち着いた色のほうがよいかもしれません。派手な色でも、気持ちが高まってやる気になる!という場合はそれでもよいと思います。お気に入りの1枚を探してみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.