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筋肉痛もインフルエンザも!知らなきゃ損する馬油のこんな



アロマテラピー
 
馬の油と書いて『馬油(読み方は、ばーゆ)』。
保湿剤としてよく知られている馬油ですが、ただそれだけの使い方では余りにももったいない程の幅広い使い道があるのです。


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原料は食用の脂分

原料は文字通り馬の脂肪分で、純度の高い高品質なものほど不要なものが混ざっておらず、純粋に馬の脂(油)のみでできています。
要するに、馬のお肉にある、白い脂身の部分。それこそが馬油ということなのです。

そして馬油は、食用の馬肉を原料としているところも、安心して使える理由でもあります。

そんな馬油の成分は、脂肪酸(飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸)で、ヒトの皮脂と同じといっても過言ではないほど、似た成分構成なのです。
ですので、馬油を使って保湿をするということは、本来、自分の体に存在するものを使って不足している皮脂を補い保湿しているようなもなので、100%安心安全!とまではいかないまでも、ほとんどの場合はアレルギーなどの心配なく使用することができます。

動物にアレルギーのある方は、ご使用前に念のためパッチテストをされることをお勧めします。
馬肉を食べることができる方は、大丈夫ですね。

そして馬油は、皮膚だけではなく、鼻腔や口腔内、デリケートゾーン、肛門など、目以外であれば粘膜にも使用することができます。
それほどに、浸透後の刺激がないということなのです。

ただし、あくまでこれは純度が高く、余分なものが混ざっていない馬油に限りますので、少しコストは上がってしまいますが、ぜひ高品質のものを選んで使っていただきたいと思います。

では、具体的に様々な症状への馬油の使い方と期待できる効果をみていきましょう。

 

肩こり、筋肉痛を和らげる

なんだか、薬局などでよく見かける湿布薬の効能のようですが、実は、その通りなんです。

馬油の特徴として何より注目すべき点は、その驚異的な浸透力にあります。
馬油の成分がヒトの皮脂成分と似ているため、肌表面にある防御層である皮脂のバリア機能に邪魔されることなく、皮下組織の細胞の隙間にまで難なく浸透することができるのです。
ここで、皮下細胞を刺激することで血液の循環を促進するという第2の効果が生まれます。
更に馬油には炎症を鎮め、患部の熱をとる消炎効果もあります。

ですので肩こりや筋肉痛の場合、その患部にマッサージをしながら馬油を塗り込むことで、湿布薬を貼っているのと同じ効果を得ることができるということなのです。
いずれの場合も、入浴後などの体が温かく解れている時に行うのが効果的です。
筋肉痛の場合は、痛みが出てからではなく、運動後の疲労を解しながら行う方がより効果が得られるようです。

ただし、これはどちらも血行不良や筋肉疲労を原因とするものに限ります。
神経痛やリウマチ、筋挫傷などが原因となっている痛みの場合は、専門医の治療をお勧めします。

 

粘膜に使う

口内炎

口内炎ができる原因は様々です。
ストレスなどが原因といわれている潰瘍性のもの、ヘルペスウィルスが原因のもの、頬の内側にできた傷に細菌が感染して起こるもの。
いずれにしても、地味なのに、かなり痛いですよね。
最近は、口内炎用の塗り薬も色々な種類が販売されていますが、口の中に塗ることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

そんなときこそ、馬油です。
前述の通り、もともと食用ですので口の中に塗っても平気ですね。

口内炎ができそう、または、できてすぐに薄く膜を作るように塗っていただくと、あまり痛みを感じることなく治ってしまいます。
何事も、早期発見早期治療ですね。

 

風邪やインフルエンザなど、ウィルス性感染症の予防

風邪やインフルエンザなど、乾燥した環境が大好きなウィルス性の感染症の予防には、鼻の粘膜の保護が有効です。

まず、使い方は、綿棒につけた馬油をできる限り鼻の奥まで、優しく、こちらも粘膜を膜で覆うイメージで塗ります。
ただそれだけですが、くれぐれも強く擦って粘膜を傷つけないように注意してください。

こうして馬油を塗ることで、鼻腔内は保湿されウィルスが苦手な環境となるわけです。

ただし、感染してしまったウィルスをやっつける力は馬油にはありませんので、予防策として使用するのが最も効果的です。

 

くしゃみ、鼻水、花粉症対策

こちらもよくある市販薬のフレーズのようですね。
残念ながら、馬油は目の粘膜には使えないため、目のかゆみなどへの対策はできませんが、水のように流れてくる鼻水や、連発するくしゃみを一時的に止める効果には期待ができそうです。

これは、鼻腔の粘膜を馬油で覆うことで、入ってきた花粉が粘膜に触れることを防ぐため、アレルギー反応による症状を抑える作用です。
使い方は、風邪の予防と同じ、綿棒を使って鼻腔内に馬油を塗ります。

この時、馬油が粘膜に馴染むまで数分間、より一層鼻水の量が増え、くしゃみもたくさん出ることがありますが、馴染んだ途端に止まってきますので、しばらくはティッシュを持ってジッと我慢してくださいね。
お出かけ前に使うのであれば、少し時間に余裕を持って塗ることをお勧めします。

 

授乳中のお母さんに

経験のある方はご存知かもしれませんが、赤ちゃんに授乳をしていると乳首が切れることがあります。
これは、授乳の度にかなりの痛みを伴います。
かといって、授乳を止めるわけにはいかず、また赤ちゃんが直接口に含むので、乳首に傷薬を塗るわけにもいきませんよね。
そんな時にも、ぜひ薬の代わりに馬油を塗ってみてください。

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