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ヨガの世界でのエネルギーとは…西洋医学・東洋医学との比較



ヨガ
 
ヨガでは気の流れであったり、エネルギーの流れという言い方をよく使います。呼吸によって全身を巡り、心と身体を一体化させていきます。
そのエネルギーですが、世界中で色々なイメージを持たれていることに気がつきました。今回は、ヨガでのエネルギーが、それ以外の世界観の中ではどういうイメージなのかをご紹介します。


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ヨガのエネルギー「プラーナ」とは

ヨガのエネルギーは背骨を通って全身に行き渡ります。そして、肉体と精神と魂と霊を強くすることを目的としています。

エネルギーはヨガでは「プラーナ」と呼ばれています。そして、プラーナは、5つの気、「ウダーナ気」「プラーナ気」「サマーナ気」「アパーナ気」「ヴィヤーナ気」の総称でもあります。
ヨガでは、自然界に存在するあらゆる物にプラーナが宿っていると考えられています。太陽の熱、光、食物、水、空気などを通じて全ての生命体に、生命を維持する力を吹き込んでくれているのです。

ヨガを始めてすぐのときは、目に見えないこのプラーナや、エネルギーの製造所であるチャクラのことはピンときませんでした。
何となく、インストラクターさんの言っている言葉の響きが格好良いなと思うくらいで、自分の体や、自分を取り巻く世界にまでイメージが持てず、繋がりや結びつきが感じられませんでした。
けれど、実際に自分の体で感じることが出来ると、「あ、これがチャクラが活性化しているという意味なのかも」「プラーナが流れていくように感じた」というようにゆっくりではありますが、自分なりの解釈が体と心に結びついていきます。

 

コブラのポーズでチャクラを感じてみよう

1. うつぶせに寝ます。

2. 両手の平を方の横につきます。

3. ゆっくりと状態を起こし、腕を伸ばしていきます。

4. 斜め上に目線を置くくらいまで上げてキープ。

5. ゆっくりと元の位置に戻ります。

 
これだけの簡単なポーズですが、このコブラのポーズによって、7つのチャクラを刺激することができるのです。
一つ一つのチャクラに意識を向けて、呼吸も深くゆっくりと行ってみてください。
チャクラが刺激され、活性化されると、プラーナの流れが通り、体が熱くなってきます。このような実体験をすることで、目に見えないエネルギーや、チャクラを感じ取っていくことができます。

 

西洋医学の世界でのエネルギーとは

西洋医学というと、いわゆる「医療」というイメージがありますよね。とても理論的な世界観の中で、エネルギーはどういう意味を持っているのでしょうか?

西洋医学において、背骨は生命の根源と言われています。この見解は、ヨガととても似ていますね。
背骨には、脊髄神経という運動と感覚を司っている神経や、自律神経という内臓の運動や分泌を調整する神経も通っています。その為、このように、生命の根源と言われていることが分かってきます。
決してヨガと違うイメージではないことが、とても驚きですね。

 

中国医学の世界でのエネルギーとは

中国の医学というと、漢方などが思い浮かびますが、エネルギーについてはどういう意味を持っているのでしょうか?
実は、中国医学では背骨と脊髄のことを「腎」と呼んでいます。腎とは、生命の根源という意味なのです。ここでもヨガの世界でのエネルギーと同じ意味だったのです。

中国医学では、生まれながらに持っているエネルギーが、腎に宿ると考えられています。
そして、背中の中心を通る経路を「陽系の海」と呼んでいます。これは、全身のエネルギーが流れる道という意味なのです。
まさにヨガの背骨と同じ考え方ですね!

 

エネルギーをリアルに感じること

様々な観点から見ても、ヨガの酒井でのエネルギーのイメージと通じる部分が多くありました。
ヨガでは、エネルギーによって心身のバランスを整えられるのですが、西洋医学も中国医学も根底には同じ目的があったことが分かりました。

実際にエネルギーを活性化させることや、バランスを取ることはとても難しいことのように感じられます。
けれど、生きている間中無意識で行っている呼吸を、意識的に変えていけば良いのです。それだけで、エネルギーをリアルに感じることができるようになります。

辛いとき、嫌な仕事をしなくてはならない時、緊張している時に深呼吸をしたことはありませんか? 気分を変えたい時はどうですか? 大きく息を吐き出して気分転換をしたくなることはありませんか?

人は無意識の間に、呼吸によってバランスを取ることができるということを知っているのです。
ヨガを知っていく上で、こういった知っていることとすり合わせていけば良いと思うのです。決して全てが新しいことや、難しいことではありません。呼吸一つで流れが変わるエネルギーについて、ぜひリアルに感じてみてください!

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この記事は当ブログのライター「りく」が書きました。

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