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あなたも隠れ冷え性かも?「冷え」が及ぼす影響とは




 
通常の冷え性は体温が低かったり寒さを感じたりと、からだで症状を感じられます。しかし隠れ冷え性はあからさまな症状がないので気づけないことも多々あります。ここでは隠れ冷え性の症状や冷えが及ぼす悪影響についてまとめました。


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はっきりした自覚症状が出にくい隠れ冷え性

隠れ冷え性とは自分では気づいていない冷えのことです。たとえば内蔵型冷え性が代表的なものでしょう。手足は温かく体温を測ると36.5℃以上あって平熱なのに、内臓の温度は35℃台と極端に低くなってしまっていると隠れ冷え性の可能性が高くなります。

自分で気づきにくいものですが体温計で10分間測って36.3℃以下だったり、お腹を触ってひんやり冷たかったりする場合は隠れ冷え性の可能性があると言われています。また内臓が冷えてしまって全身の機能が低下し、胃腸不良や気力の低下などあらゆる不調を招いてしまうので注意が必要です。

 

チェックしてみて!隠れ冷え性の症状

自分で気づきにくい隠れ冷え性の症状は以下の通りです。症状がからだの不調を知らせてくれるのであてはまるときは注意しましょう。病気を未然に防ぐためには冷えを自覚して冷やさないようにしなければなりません。日常的な症状がないか自分のからだをチェックしてみましょう。

●手足が温かく腰やおなかが冷えている
●下痢・便秘……など胃腸の調子がよくない
●頭痛・腰痛・生理痛・肩こりなどの痛みがある
●よく風邪をひく
●痩せにくく太りやすくむくみやすい
●気力が低下する・集中力がない・気分が晴れない……など精神的不安定を招く
●熟睡できない

 

冷えが及ぼす悪影響とは?

普通の冷え性も隠れ冷え性もからだに現れる症状はそれほど変わりありません。体温が1℃下がると免疫力が30%、代謝は10から20%も低下すると言われているので、どれほど冷えが悪影響を及ぼすのかをわかっていただけるでしょう。では順に見ていきます。

 

生理痛・生理不順

冷えの影響が現れやすいのが生理痛や生理不順などの女性ホルモン系トラブルです。毎月やってくるものなので万が一バランスが崩れているとリズムが崩れてしまい周期がバラバラに……また痛みも強くなってしまいます。

生理痛や生理不順は冷えのバロメータです。女性なら誰でも起こり得る症状と思うでしょうが、実は冷えてない人に現れにくいのが特徴です。ひとつの目安になるでしょう。女性ホルモン系トラブルはわかりづらい隠れ冷え性に気づくきっかけにつながりますね。防ぐためには腹巻を使うのをおすすめします。

 

内臓機能の低下

隠れ冷え性になってしまうと内臓機能の低下を招いてしまいます。生きていくためにかかせない胃腸・肝臓・腎臓・肺……などのあらゆる働きが低下してしまうと、大きな病気の引き金になってしまう可能性があるので注意が必要です。

たとえば胃腸が冷えてしまうとおなかを壊し下痢を招いてしまいますね。便秘も隠れ冷え性によって引き起こされてしまいこれらを総合して「機能性胃腸障害」と呼んでいます。さらに改善されないと最終的には大腸がんなどの重大な病気を引き起こしてしまう可能性もあるので注意が必要でしょう。

 

免疫力の低下

体温が1℃下がると免疫力が30%低下すると言われています。隠れ冷え性になると免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったり、がんになりやすくなったり……とあらゆる病気を引き起こしてしまうきっかけになるので注意が必要です。

たとえば35℃台はがん細胞がもっとも元気になってしまい、増殖してしまう温度。隠れ冷え性になっていて内臓だけが冷えている場合は気づきにくく、気づいたときは手遅れになってしまう可能性があるので特に注意が必要です。運動に加え、冬野菜や寒い地方、塩気のある食べ物など和食中心の温めるものをとって免疫力を高めましょう。

 

痩せにくくなる

冷えてしまうと代謝が10から20%低下してしまうのでダイエットしても痩せにくくなってしまいます。その理由は冷えていると血流が悪くなってしまうから。血液は酸素と栄養を運び、老廃物や毒素を回収して体外へ排出していき、キレイで痩せやすいからだを作ります。

しかし老廃物や毒素などを体内に溜め込んでしまうと新陳代謝しづらくなってしまうので痩せにくいからだになってしまいます。よって痩せにくくなるだけでなく太りやすいからだになってしまうので注意しましょう。

 

肌トラブル

しわ、しみ、たるみ、ニキビ、くすみ、毛穴の開き……など隠れ冷え性はあらゆる肌トラブルの原因になってしまいます。通常は血液に乗って栄養と酸素が細胞へと運ばれていったついでに、老廃物を回収してくるので美しい肌をキープできます。

ところが冷えて血流が悪くなってしまうと肌に栄養が届かず、不要物が溜まってしまうのであらゆる肌トラブルの原因になってしまいます。腹巻をしておなかを優先的に温めたり、半身浴をしたり、運動したりして隠れ冷え性を防ぎましょう。

 

精神的不安定

隠れ冷え性は気力が低下する・集中力がない・気分が晴れないなどの精神的に不安定な状態を招いてしまいます。からだだけでなく脳にまで血液が回らなくなってしまうので自律神経のバランスが崩れてしまったり、ストレス過剰になってしまったりします。ストレスはより血流を妨げると言う悪循環に……。

脳の血流を高めればしっかり栄養が届いて記憶力をアップさせたり、やる気が出てきたりとうれしい作用をもたらすでしょう。また幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の分泌も促して精神的安定を図ります。

 

冷えを改善して美容と健康をゲットしましょう

他にも頭痛・肩こり・腰痛などの痛みのある症状やしびれなど……あらゆる症状に隠れ冷え性が関係しています。治すためには温める食生活に加えて、基本的な運動不足解消、ストレス解消などの規則正しい生活が必要不可欠です。ぜひ見直してみましょう。

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この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

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