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えごま油の疑問、一気に解決!ダイエットから食べ方、副作用まで



ダイエット
 
えごま油は、健康増進に役立つ油として人気です。天然のオイルなので安心の食材ですが、健康のために毎日使うことを考えると、注意したい点もあります。ここでは、えごま油の効果的な摂り方、保存方法、副作用をまとめてみましょう。


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えごま油の効果的な摂り方は?

えごま油は、認知症予防、糖尿病予防、アレルギー予防、ダイエットなどに効果的と言われています。そのためには、毎日、十分な量のαリノレン酸を摂取する必要があります。

では、どのくらいの量を1日に摂るのが良いのでしょうか。
たとえば、認知症予防に必要な量とは、1日に約2gです。この分量を摂ると、えごま油に含まれているαリノレン酸が、脳の神経細胞の活性化をうながしてくれます。

αリノレン酸の入っている食材として、青魚が有名ですが、サバで1日2g摂ろうと思うと、半尾食べなければいけません。これを毎日続けるのはたいへんですよね。でも、えごま油だったら、大さじ1杯で済みます。

さて、この大さじ1杯をいつ摂るかですが、タイミングとしては、朝がおすすめです。
体の酸化は、昼間のほうが紫外線や活動により進みます。そのため、朝食で摂っておくと、体の酸化(=老化)を遅らせることができるでしょう。

 

えごま油でダイエットするには?

えごま油に含まれているロズマリン酸は、余分なブドウ糖を増加させないダイエット成分です。αリノレン酸も油を分解して脂肪をためない性質があるので、えごま油を食事前に摂ると、ダイエット効果が得られます。
分量は、小さじ1杯~2杯と言われていますが、摂り過ぎると今度は太る原因になってしまいますので、適量を心がけましょう。

えごま油の抗酸化作用を発揮させるには朝食が最適なので、ダイエット目的でも朝食前に摂ると良いでしょう。あるいは、食事量の多い昼食や夕食の前に摂っても、脂肪が体に定着するのを防ぐ効果が得られるはずです。

 

えごま油の保存方法

えごま油で健康効果を目指すなら、保存方法にも気を遣いましょう。いつでも新鮮な油を使うためには、いくつか注意する点があります。

酸化しやすい油を劣化させないためには、いくつか注意したい点があります。

・冷暗所で保管
・早めに使い切る
・空気に触れない

以上のことから、遮光瓶のフタが密閉できる容器で保管し、冷蔵庫に入れておくのが理想的ということになります。
とくに夏場は、室温でもαリノレン酸が壊れてしまう可能性があるので、冷蔵庫にかならず入れましょう。また、酸化を防ぐためには、小さめの瓶に小分けして使うのも良いですね。

 

えごま油の消費期限

消費期限は、3か月から6か月と、比較的短くなっています。最初は小さめの瓶で購入し、早めに使い切るようにしましょう。

 

えごま油には副作用がある?

健康効果が抜群のえごま油に、副作用はあるのでしょうか?

じつは、えごま油の副作用は、これと言ったものがありません。
強いて言えば、摂り過ぎると胃腸に悪影響を与え、下痢や腹痛を起こす可能性があります。ただ、これはどのような油にも共通して当てはまることです。どんなに体に良いと言われているものでも、摂り過ぎれば問題が起きることもあるでしょう。

私も、買ったばかりの時は、いろいろレシピを試しているうちに思いがけずたくさん摂取してしまって、胸やけを起こしたことがあります。適量を心がけることは大切ですね。

また、えごま油は酸化しやすいので、開封後に常温で放置しておいたりすると、いつの間にか油が傷んでいて、劣化した油を摂取して体調が悪くなる、ということは起こり得ます。毎日使うからと言って目立つところに置いておきたくなりますが、こまめに冷蔵庫にしまいましょう。

 

えごま油を使う際の注意点

さて、副作用がほとんどない、良質の油ですが、使用するには注意点があります。おもな点を挙げてみましょう。

 
●酸化しやすい
繰り返しになりますが、えごま油は、酸化しやすい油です。劣化した油を摂取すると、体の細胞が酸化して老化が進み、動脈硬化などの病気を引き起こします。えごま油は、早めに使い切るようにしましょう。

 
●熱に弱い
食用に用いる場合は、炒め物や揚げ物など高温の調理には向きません。その反対に、そのまま使うドレッシングやマリネにはピッタリです。味や香りがほとんどないので、そのままでも使いやすい油ですよ。

 
●血液を流れやすくする
えごま油に含まれているαリノレン酸には、血液を流れやすくする作用があります。この作用により、栄養が体全体に行き渡り、細胞の代謝も良くなります。血液がサラサラになるのは良いことですが、摂り過ぎると血液が固まりにくく、出血が止まりにくくなります。
食事から摂る必要のある必須脂肪酸には、αリノレン酸のほかにリノール酸がありますが、リノール酸は血液を固める作用があります。両者の理想のバランスは、4対1だそうですので、両者をバランスよく摂ることが、健康のためには大切ですね。

 
今回は、えごま油の効果的な摂り方、保存方法と注意点をお伝えしました。えごま油のすぐれた効能は言うまでもなく、毎日摂りたい油ですが、せっかく使用するなら、効果を高め、安全に使い続けたいですよね。ちょっとした工夫で長持ちできるので、ぜひ保存方法を守って健康増進に役立てて下さい!

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