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フラボノイドを多く含む食品と飲み物。チョコレートもOK!



フラボノイド

 

フラボノイドはポリフェノールの一種なので他のポリフェノール同様に優れた抗酸化作用によるアンチエイジングや美白効果、生活習慣病を予防する健康効果、更にはダイエットにも役立つなど女性にとってとても魅力的な成分と言えます。
そんな魅力的で毎日摂取したい、フラボノイドを含む食品をご紹介していきたいと思います。

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フラボノイドの種類は約4,000種類!

フラボノイドはそれ自体が成分の名前で、優れた美容効果を発揮するものと思っている人も多いことと思いますがフラボノイドは約5,000種類もあるポリフェノールの一種で、フラボノイド系と言われるポリフェノールは約4,000種類に及びます。
よく知られている効果は抗酸化作用ですが、それぞれの成分が更に特徴的な効果を持っているんですよ。
身近な食品からも摂取できるフラボノイドの種類と効果を知り、自分に合ったフラボノイドを毎日の食生活に取り入れていきましょう。

 

 

フラボノイドを含む飲み物

フラボノイドを含む飲み物と効果をご紹介します。

緑茶

フラボノイドの一種であるカテキンを含み、飲み物としてとても身近なのが緑茶です。抗酸化作用の他にも、殺菌作用もあるので、風邪をひいた時のうがい薬の代わりとして使用したり、風邪予防に飲むのも効果的です。
また血糖値の急激な上昇を抑える効果もあるので、お菓子を食べる時に一緒に飲むと太りにくくなります。他にも消臭作用もあることから、口臭が気になる人にもお勧めの飲み物です。

 

紅茶

紅茶にもフラボノイドの一種であるテアフラビンという成分が含まれています。
カテキンが発酵してできると言われているテアフラビンはカテキンとよく似た成分で、カテキン同様に血糖値の急激な上昇を抑える効果や、風邪などを予防する殺菌効果がある他、コレステロールの数値を下げる効果などが期待できます。

 

コーヒー

多くの人が毎日飲んでいるコーヒーにも、フェノール酸というフラボノイドが含まれています。フェノール酸は血管を元気にして血液をサラサラにして血栓を予防すると言われています。
他にもフラボノイドを含む飲み物としては、果汁100%のフルーツジュースや赤ワイン、ココアなどがあります。

 

 

野菜や果物はフラボノイドの宝庫

フラボノイドは殆どの野菜や果物に含まれているので、どの野菜や果物を食べても、フラボノイドを摂取することができます。
特に多く含まれているのが、果物や野菜の皮の部分なので、皮ごと食べられるイチゴやブルーベリーなどのベリー系の果物はお勧めです。

 
他にもミカンなどの柑橘類には、花粉症などの辛いアレルギー反応を緩和する効果のあるフラボノイド、ナリルチンが含まれています。
ミカンの白い袋や筋の部分は消化に悪いと残す人も多いですが、この部分にはフラバノンというフラボノイドが含まれていて、血管を強くする効果があるので、できれば残さず食べてみてください。

 
ブロッコリーやふき、ピーマン、セロリなどが緑茶と同じカテキンを多く含んでいますし、レタスやタマネギ、ほうれん草などには、フラボノールと言われるフラボノイドが多く含まれていて、動脈硬化を予防する健康効果があります。
とにかく野菜や果物は、フラボノイドの宝庫と言っても過言ではありません。毎日350gを目安に、三度の食事にバランス良く取り入れていきましょう。

 

 

フラボノイドを含むその他の食べ物

●蕎麦
フラボノイドを多く含む食べ物で、血液サラサラ効果で有名なのが蕎麦です。
蕎麦にはルチンと言われるフラボノイドが含まれていて、高血圧の予防、血管強化、コレステロールを下げる効果などがあります。
ルチンを効率よく摂取するためには、蕎麦だけではなく蕎麦茶も良いですが、蕎麦を茹でた蕎麦湯をしっかり頂くこともお勧めします。
蕎麦湯を飲むのが苦手な場合は、余った蕎麦湯をゼラチンで固め、冷蔵庫で冷やして黒蜜ときな粉でデザート感覚で食べても美味しいですよ。

 
●チョコレート
チョコレートにもエピカテキンと言われるフラボノイドがたっぷり含まれています。
このエピカテキンは血圧を下げる他にも、善玉コレステロールを増やす働きもするので、是非健康のためにも取り入れていきたい成分です。
チョコレートを選ぶ際には高カカオチョコレートなどのカカオの配合割合が多いビターなものを選びましょう。より効果を実感しやすくなります。

 
女性ホルモンの代用をするとしても知られている大豆製品もイソフラボンというフラボノイドを多く含む食品です。
イソフラボンのダイゼインは腸内細菌によってエクオールという物質に代謝されます。生理後から排卵日までに多く分泌される美の女性ホルモンのエストロゲンの代用をしたり、過剰分泌を整えて健康を維持する効果を発揮します。
更年期障害や月経前症候群などの辛い症状を緩和するためには、女性ホルモンバランスの乱れを改善して体調を整えることが最も効果的です。大豆に含まれるイソフラボンを毎日の食生活に適量取り入れて、健康で美しい体を保持していきましょう。

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