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むくみはタダでも解消できる!顔と足のむくみをスッキリする方法



むくみ

冷え症と同じく、むくみに悩む女性は本当に多いものです。そのため、夜、仕事が終わってほっと一息ついて足や顔がむくんで疲れた感じになっていても、他の人もみんなそうだから仕方ない、と諦めてはいないでしょうか。
実はこのような誰にでも起こるむくみを放置し続けていると、どんどん血流やリンパの流れが悪くなり、気が付けば足が太くなってしまったり、セルライトができていたということにもなりかねないものです。
むくみはできれば毎日コツコツ解消していくことが理想です。
足だけでなく、顔のむくみも解消する、手軽にできて続けやすい様々な方法をご紹介したいと思います。

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なるべく低価格で足のむくみ解消したい方

●足湯
お金をかけずにむくみを解消する手段として、手軽でお勧めなのが足湯です。
頭寒足熱という言葉がある通り、足は温めることで様々な効果を実感できる場所です。
また、入浴と違って、裸足になるだけで行うことができるのも、手間がかからず魅力的です。
そんな足湯を自宅でするには、まず足がふくらはぎまで入る大きさのバケツと、お湯、椅子、レジャーシートとタオルを用意します。
方法は床にレジャーシートを敷き、そこにバケツに自分が心地よいと感じる温度のお湯を溢れない程度に入れるだけです。
後はテレビを見たり、雑誌を読んだり、ハーブティーを楽しんだり、好きなように過ごしている間に、足から血流が改善され、むくみが解消されます。
冬など室温が低い季節は、電気ポットにお湯を準備しておいて、お湯が冷めたら少しずつ足していくと長い時間入ることができます。

 
●むくみに効く食材
むくみの原因の一つに、塩分の過剰摂取があります。
日本人は昔から味噌や醤油、漬物をたくさん食べてきたことから、外国と比較して塩分過多が問題とされてきました。
そんな塩分の過剰摂取によるむくみを解消するためには、カリウムを含む食材を摂取することがお勧めです。
カリウムは主に野菜や果物、大豆製品に多く含まれている成分で、体内の塩分を排出して、水分量を整える効果があります。

 
毎朝朝食後にフルーツを食べるようにしたり、納豆や豆腐、味噌などの大豆製品や野菜を積極的に摂取するようにして、むくみを解消していきましょう。
また、間食に食べる機会の多いスナック菓子にも塩分はたっぷり含まれています。
スナック菓子の代わりに豆乳を飲んだり、ドライフルーツやナッツを食べるのもいいですし、サツマイモ、ジャガイモなどの芋類を電子レンジで加熱してバターを添えて食べるのも、カリウムが摂取できるのでおすすめです。

 
他にも、血液サラサラ効果の高い魚介類や、ポリフェノールを含むベリーやカカオ、コーヒーや紅茶を取るのもむくみ解消に効果があります。
毎日続けやすい食材をいくつかピックアップして、適宜食生活に取り入れていきましょう。

 
●ツボ押し
足のむくみを取るために、最も手っ取り早く、場所を選ばない方法がツボ押しです。
一日の疲れを明日に残さないためにも、毎日帰宅後にしっかり押してあげると効果的です。

 
【湧泉(ゆうせん)】
足の裏の親指と人差し指の間をまっすぐ下に数センチ降りた、土踏まずの少し上あたりの窪みです。
足に溜まった老廃物を上手く排出できるようにするツボなので、しっかり刺激して足のむくみを解消しましょう。

 
【だん中】
胸の先端部分をまっすぐ結んだちょうど真ん中辺りの少し凹んでいるツボです。両手の親指を左が上に来るように重ね、優しく数回押します。
体全体の血流やリンパ液の流れを改善して、むくみを解消します。

 
【委中(いちゅう)・承筋(しょうきん)・承間(しょうかん)・承山(しょうざん)】
足の膝の裏側の真ん中の窪みが委中、ふくらはぎの筋肉が付いている部分の中心の上から承筋、承間、承山の三つのツボが縦に並んでいます。上から順番に押していくことで、老廃物を排出しやすくし、むくみを改善します。

 

 

顔周りのむくみはストレッチ&マッサージで解消

●肩周りのストレッチ
足と同じくらい気になるのが顔のむくみです。
顔は肩や頭皮、背中と繋がっているので、顔だけでなく、万遍なく繋がっている部分を解すことがむくみ解消に繋がります。
例えば肩周りは、デスクワークなどで肩こりに悩む人も多いですが、この部分が凝り固まると肩こりだけでなく、血流が悪化し、顔もむくみやすくなってしまいます。

■肩周りのストレッチのやり方
1.首を前後左右にそれぞれ10回ずつ動かしていきます。
2.次に両手を真っ直ぐ上に上げて、首を右回り、左回りと交互に10回ずつゆっくり回していきます。
3.最後に両手を背中の後ろで組み、肩甲骨を中心に寄せるイメージで腕を後ろに引っ張りながら、少しずつ組んだ手を上に無理の無い高さまで上げて、15秒キープします。

 
仕事の気分転換や、お昼休みなどを利用して、できる範囲で肩周りを解してむくみを解消していきましょう。

 
●頭皮マッサージ
頭皮は意外と何もしていない人が多い部分ですが、顔と繋がっている皮膚なことから、ここをしっかり解すと、顔のむくみを効果的に解消することができます。
やり方は洗髪時、しっかり泡立てたシャンプーを頭皮に馴染ませて、指の腹を使って優しく揉むようにしてマッサージしていきます。

 
マッサージをする方向は、外側から頭頂部へと指を円を描くような動きを意識します。
まずは前髪の生え際からスタートして頭頂部へと上に向かってマッサージし、次にこめかみの上から頭頂部へ同じ要領でマッサージします。後頭部は頭頂部から首へと円を描くように行います。
ただし、必ず爪を立てないことと、力を入れ過ぎないことがポイントです。
ドライヤーで髪を乾かす際に、もう一度この流れで頭皮をマッサージすると、より効果が実感できるのでお勧めです。

 
●フェイスマッサージ
顔のむくみも足同様、リンパ液が滞ることによって起こっています。
そんな顔のむくみ解消には、肩周りや頭皮だけでなく、フェイスマッサージも欠かせません。
ただし、顔の皮膚はデリケートなので、あまりゴシゴシ力を入れてマッサージすると肌を痛める原因になってしまいます。
洗顔フォームやマッサージクリーム、植物オイルなどをたっぷりつけて、指の腹を使ってくるくる力を入れずに優しく撫でるようにして行っていきましょう。

■フェイスマッサージのやり方
1.マッサージクリームを鎖骨に塗り、鎖骨の上を内側から外側へと指を滑らせて、マッサージします。
2.次に小鼻の横に人差し指、中指、薬指の三本をあて、頬骨へ向かってマッサージします。
3.耳の下に手のひらをあて、首筋から肩へマッサージします。

 
1から3は全て10回ずつ行います。1は左右同時に行い、2、3は左右片方ずつ順番に行っていきましょう。

 

 

価格を気にしない!とにかくむくみを取りたい方

●サプリを飲む
野菜や果物、大豆製品など、むくみを解消するために効果のある食べ物は色々ありますが、それよりも手っ取り早く、お金をかけてでも手軽にむくみを食品で解消したい場合は、サプリメントを利用することがお勧めです。
むくみに効果がある成分と言うと、やはりサプリメントも食品と同様、カリウムを摂取することが一番です。
野菜や果物、大豆製品に多く含まれているカリウムは、一見、苦労なく毎日摂取しやすい成分に思われがちですが、これらの食品が苦手だったり、食べる機会が少ない場合はどうしても不足してしまいがちです。

 
人気のサプリメントとしては、リアルサプリのカリウムがお勧めです。約30日分が702円(税込)、また、約半年分が3,229円(税込)ととてもリーズナブルなので、毎日続けやすく、大手ショッピングサイトでも購入できるので入手しやすいのも魅力です。

 
カリウム以外にむくみ解消に効果がある成分には、メリロートというハーブのサプリメントがあります。
メリロートはヨーロッパやアメリカ大陸に生息する植物で、古代より薬として用いられてきた安全性の高い成分です。
クマリンというポリフェノールの一種やケルセチンというフラボノイドの一種を含むので、血液やリンパ液をサラサラにする効果があるだけでなく、サポニンという成分による高い抗酸化作用も期待することができます。
入手しやすいところでは、DHCのメリロートは30日分が950円(税別)と手軽です。また、ファンケルのメリロートキュットレストというサプリメントは、メリロートにロイシンやイソロイシン、バリンの3つの必須アミノ酸を配合したサプリメントで、30日分が2,025円(税込)で販売されています。
一緒に配合されている成分が自分に合うものかどうかをじっくり確認しながら、続けやすく飲みやすそうなものを上手に見つけていきましょう。

 
●むくみ解消靴下
足のむくみ解消には、着圧ソックスと言われるむくみ解消靴下を履くのも効果的です。
着圧ソックスとは、靴下を履くだけでふくらはぎから足首に圧力をかけることができるもので、むくみ解消に優れた効果がある商品です。
ハイソックス丈の靴下以外にも、タイツなども販売されているので、季節を問わず、むくみ対策ができるところも嬉しいものです。
パッケージには足にかかる圧力毎に、弱圧から強圧まで圧力の強弱が表示されています。圧が高ければ高い程、酷いむくみに効果がありますが、夕方になると若干足がむくむような軽いむくみなら、一番圧が弱いものでも十分対応することができます。

 
早くむくみを解消しようと、必要以上に圧の高いものを着用すると、足への負担になってしまうので、必ず自分のむくみの程度に合ったものを選んでいきましょう。
また、就寝中にも着用して、より足のむくみを積極的に解消しようという人もいますが、その場合は就寝中に着用しても大丈夫な着圧ソックスを選び、必ず無理の無い範囲で着用することが大切です。
筆者もかつて、早く足のむくみを解消しようと、過度な圧のかかる着圧ソックスを就寝中に着用し、逆に血流が悪くなって肌がかぶれ、真夜中に猛烈な痒みに目が覚めたことがあります。
このような使い方をしてしまっては、せっかくの着圧ソックスも台無しなので、必ず購入時にしっかり自分の使い方やむくみの程度と合ったものかどうか、確認してから使用することをお勧めします。

 
●マッサージ機を使う
市販のマッサージ機も、むくみ解消に役立つアイテムです。
マッサージ機と言うと、温泉などにある立派で豪華な椅子を思い浮かべる人も多いことと思いますが、あのような大きなマッサージ機は、一人暮らしのアパートやマンションには置きづらいですし、価格も大変高価です。そこで、足だけ、肩周りだけなど体の一部をマッサージするマッサージ機を選ぶことをお勧めします。

 
足のマッサージ機には、ブーツのような形をした、ふくらはぎからくるぶしまでマッサージできるものや、ふくらはぎのみマッサージするものなど、様々な形のものが販売されています。また、肩周りのマッサージ機には、肩に乗せてスイッチを入れるだけで、首や肩をマッサージできるものが多いようです。どれも価格は数千円から2、3万円前後と、マッサージ機の中では比較的入手しやすいものな上に、場所も取らないので、ぜひ一度家電量販店などでチェックしてみましょう。

 
●靴を変える
毎日お洒落なヒールや、可愛いデザインの靴を履いて出かけたい気持ちは誰にでもありますが、むくみ解消の点からすると、ヒールの高い靴や可愛いデザインの靴は必ずしも良いとは言えない部分が多いものです。
まず、ヒールの高い靴は、ほとんどがつま先が細く作られたものばかりです。足は本来丸くゆったりした形をしているのに、無理やり細い靴に入れてしまうと、血流が悪くなってむくみの原因になってしまいます。また、ヒールはふくらはぎの筋肉を収縮させたままにするので、心臓へ血液を送るポンプの役割がスムーズでなくなるのも、むくみの一因です。

 
デザイン重視で選んだ靴も同様で、女性が靴に求める見た目と、実際の足の健康のための靴では、靴の作り自体が異なったり、足のためには避けるべきデザインが、見た目重視の靴には取り入れられたりしがちです。
このことから、むくみを解消するためには、ヒールの高さやデザインよりも足に合った足に優しい作りの靴を選ぶ事が大切です。

 
そんなむくみ解消のために選びたい靴のポイントは、つま先に若干ゆとりがあり、足のサイズにぴったり合って無理の無い大きさのもので、土踏まずに靴底のアーチがぴったり合うものです。特に足の甲がしっかり固定されて、動きやすいものだとよりむくみを解消することができます。
この条件に合う靴で真っ先に思いつくのがスニーカーです。
スポーツブランドのものや、足の健康を考えて作られたものの中には、足全体に配慮されたものも多いので、自分に合ったものを選び、通勤やプライベートなど、できる範囲で取り入れて、むくみを解消していきましょう。

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