生がオススメ!ブロッコリースーパースプラウトの食べ方5種
抗酸化作用や解毒作用の優れたスルフォラファンをたっぷり含むブロッコリースーパースプラウトは、かいわれ大根よりも細く、短い茎といった形状をしていることから、いったいどんなふうにして食べたらいいのか、迷う人も少なくないことと思います。
また、加熱すると栄養成分が揮発してしまうことから、生で食べることが推奨されていますが、毎日サラダで食べ続けるのは飽きてしまいやすいものです。
そこで、サプリメントのような効果が期待できるスーパーフード、ブロッコリースーパースプラウトを飽きずに毎日続けていくためのお勧めの食べ方をご紹介したいと思います。
まずは基本!サラダとして
ブロッコリースーパースプラウトの最大の特徴は、スルフォラファンと言われるファイトケミカルを多く含有していることです。
スルフォラファンはブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンの元となる物質とミロシナーゼと言われる酵素によって生成されますが、ブロッコリースーパースプラウトを加熱調理してしまうと、このミロシナーゼが壊れてしまいます。
どうしても加熱したものを食べたい場合は、加熱調理をしても腸内細胞に含まれる酵素の働きによってスルフォラファンを摂取することはできますが、よりブロッコリースーパースプラウトに豊富に含まれているスルフォラファンを余すことなく取り入れたい場合は、やはり生で食べることをお勧めします。
生で食べるのなら、もっとも食べやすく簡単なのがサラダです。
ブロッコリースーパースプラウト自体にはクセのある味や香りがないので、どんな野菜とも合わせても美味しくいただくことができます。
栄養価の高い旬の野菜にブロッコリースーパースプラウトを添えて、好みのドッレッシングや塩をかけて楽しみながら続けていきましょう。
相性抜群!豆腐や油揚げの薬味として
スルフォラファンの健康効果の一つに、二日酔いの予防というのがあります。
これはスルフォラファンを摂取することで、アルコールを代謝する際に発生するアセトアルデヒドを解毒する働きがあることによります。
この効果をより活かすのなら、お酒のおつまみとして定番の冷奴や湯豆腐、揚げだし豆腐などお豆腐料理や油揚げを焼いたものの薬味として、ブロッコリースーパースプラウトを添えるのがお勧めです。
大豆製品はタンパク質やビタミン類、カリウムなどが豊富なので、アルコールで酷使した肝臓を回復させるのに優れた効果を発揮します。
ブロッコリースーパースプラウトのスルフォラファンとの相乗効果で、辛い二日酔いを予防するだけでなく、普段の食事として取り入れても、簡単に栄養価の高くてヘルシーな一品を作ることができます。
鰹節や生姜、ゆず、ポン酢、ごまなどとも相性が良いので、好みで様々な味付けにしてみましょう。
カレーやシチューの彩りとして
カレーやシチューは簡単に作れて忙しいときにも助かるメニューですが、一緒にサラダを用意する場合が多いものです。
カレーやシチューは手軽でも、サラダを作るのが面倒な時、そこにブロッコリースーパースプラウトを添えることで、別でサラダを準備しなくてもしっかり栄養の取れるメニューに変えることができます。
ただし、熱を加えることでスルフォラファンの摂取量が減少してしまうので、食べる直前に添えることがポイントです。
ブロッコリースーパースプラウトは海外ではサプリメントの代わりとして食べられているスーパーフードです。これを添えることで、彩りが良く栄養価も高いカレーやシチューにすることができますし、ブロッコリースーパースプラウトの美容効果や健康効果もしっかり取り入れていくことができます。
生春巻きやサンドウィッチの具材として
生で食べることに適しているブロッコリースーパースプラウトは、生春巻きやサンドウィッチの具材としてもお勧めです。
クセがなく臭いもほとんどないことから、様々な食材とも相性が良いのが嬉しいところです。
野菜だけでなく、エビやツナ、サーモンなどの海産物からハム、チーズ、ハンバーグ、卵など、どのような具材と一緒に食べても美味しく食べることができるので、ぜひ好みの具材と一緒に挟んでみましょう。
フルーツや野菜と併せ、スムージーとして
ブロッコリースーパースプラウトは、生のまま食べることが推奨されていますが、その際はよりその栄養素をしっかり体内に取り入れるためにも、よく咀嚼して食べると良いと言われています。
このことからも、ブロッコリースーパースプラウトを使用したスムージーは、正にブロッコリースーパースプラウトを最も吸収しやすい形にして食べることができるメニューだと言えます。
ただし、ブロッコリースーパースプラウトは1週間あたり約50g程度の摂取で十分です。グリーンスムージーにしたい場合は、ブロッコリースーパースプラウト以外にも小松菜などの青い野菜を加えるとより綺麗な色のスムージーを作ることができます。
他にもフルーツとの相性もばっちりなので、バナナや桃、りんごなど、季節のフルーツを甘味付けとして加えてもいいですし、ヨーグルトや豆乳を加えると、タンパク質も一緒に取ることができる飲み応えのあるスムージーを作ることもできます。
作り置きはせず、その都度作り、新鮮なものを美味しくいただくことをお勧めします。
毎日の食生活の中に、ブロッコリースーパースプラウトのスムージーを飲む習慣をぜひ始めてみましょう。