> >

緑茶でうがいで風邪予防。緑茶パック・緑茶化粧水の作り方



緑茶

緑茶はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどどこでも入手できる上に、種類もお茶の中で最も多い、日本人に馴染みの深い飲み物です。
そんな緑茶を毎日飲んでいる人は多いですが、飲む以外にも緑茶は様々な方法で美容や健康維持に活用することができるとても頼もしい食品です。

 
例えば風邪が流行る時期などには、緑茶でのうがいを勧められることがありますし、市販の化粧品の中にも、美容成分として緑茶を配合したものが販売されています。
そんな緑茶を活用する、うがいやパックなどの優れた効果をご紹介したいと思います。

スポンサードリンク


 

 

緑茶でうがいをしてみよう

寒い季節、風邪やインフルエンザが流行し始めると、テレビなどでも時々耳にするのが緑茶でうがいをする方法です。
緑茶でうがいというと、いちいちお茶を淹れなければならなくて面倒、と思う人もいるかもしれませんが、うがいに使用する緑茶はその都度淹れなくても、一度にまとめて淹れておいたもので十分です。

 
方法としては、外出から帰った後や、喉を使った後などに、適度に冷ました緑茶をコップに入れて30秒程うがいをするだけです。

 
うがいは水で行うだけでも外から付着した埃やばい菌などを洗い流すことができるのですが、緑茶でうがいをするとカテキンの殺菌作用により、水だけのうがいの時よりも、より効果的にばい菌や埃を除去し、喉の健康を守ることができます。

 

緑茶うがいのポイント

淹れたての熱いお茶ですると火傷のおそれがあるので、必ず少し冷ましたものを使用することと、カテキンは80度以上のお湯で淹れることでたくさん抽出されるので、必ず熱めのお湯で淹れた緑茶を使用することがポイントです。

 
風邪をひいてしまって、喉に炎症がある場合でも、カテキンの消炎作用で辛い痛みを少しずつ緩和することもできるので、是非喉が辛い時も緑茶でうがいをしてみましょう。

 
塩を一つまみいれて混ぜておくと、さらに殺菌効果が高まるのでお勧めです。
また、口の中をゆすぐようなうがいに緑茶を使用すると、歯周病や虫歯の予防にもなるので、喉だけでなく、歯や歯茎の健康のためにも、緑茶でのうがいを毎日の習慣として続けていきましょう。

 

 

緑茶をパックとして使用してみる

緑茶はうがいや飲み物としてだけでなく、化粧品としても優れた効果を発揮します。理由は緑茶に含まれている様々な成分が美肌を維持するのに欠かせないからです。

 
例えば緑茶に含まれているカテキンは、アンチエイジングの大敵である活性酸素を除去する効果がありますし、ビタミンCは肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進するだけでなく、カテキン同様、抗酸化作用も発揮します。

 
ビタミンB2は肌や粘膜を作るのに欠かせない栄養素ですし、ビタミンCよりもさらに優れた抗酸化作用を持つと言われるビタミンEも緑茶には含まれています。
このように正に美容液のような成分をたっぷり含む緑茶は、市販の化粧品にも配合されているものもあることから、スキンケアとしてもとても効果的な食品です。

 

緑茶パックのやり方

最も緑茶の美容効果を実感するためにお勧めなのが、緑茶をパックとして使用する方法です。

【材料】
緑茶:大さじ1杯
小麦粉:大さじ2
水:適量

 
緑茶はフードプロセッサーやすり鉢などで粉末状にするので、最初から粉末のお茶を用意すれば便利ですし、手持ちの緑茶の底に溜まっている粉状の部分を使用するのも簡単でお勧めです。

【やり方】

1.粉状に擦り潰した緑茶に小麦粉を混ぜ、マヨネーズより少し固めくらいになるまで水を少しずつ加えて混ぜます。

2.出来上がったパックを顔に万遍なく塗り、5分間放置してから洗い流します。

パックは作り置きせず、その都度使用する前に作ると、緑茶の美容効果を余すことなく取り入れることができます。
パックの後はしっかりいつもの化粧品で保湿することも忘れないようにしましょう。

 
家にある緑茶と小麦粉で簡単に作ることができるパックですが、美白からアンチエイジング、毛穴のケア、ニキビケアなど、幅広く肌トラブルを解消することができるだけでなく、緑茶も小麦粉も肌へのダメージが殆ど無いので、肌質を選ばず、毎日でも使用できるのも嬉しいところです。
毎日が難しい場合は、週に一度でもいいので、できる限りこまめに緑茶パックを続けていくようにしましょう。

 

 

手造り緑茶化粧水との併用でさらに美肌を目指す

緑茶パックと一緒に使いたいのが、手作り緑茶化粧水です。

 
作り方はとても簡単で、淹れた緑茶100mlに、グリセリン5cc(小匙1)を加えて混ぜるだけです。
緑茶パックで肌をリセットした後、緑茶化粧水をコットンに浸み込ませて、5分程貼り付けてみましょう。
緑茶の美肌効果がさらに肌に浸透し、パックとの相乗効果でより効果的に肌トラブルを改善することができます。

 
ただし、手作り化粧水は必ず冷蔵庫で保存することと、作ったものは一週間を目処に使い切ることをお勧めします。
使用途中でも異変を感じた場合は、使用を中止して、新しく作り変えて下さい。

 
緑茶は優れた殺菌効果や美肌効果がある飲み物なので、風邪予防や虫歯予防、紫外線対策からアンチエイジング、保湿、美白と、健康や肌トラブル改善に幅広く効果がある嬉しい食品です。
飲んでも美味しい緑茶を毎日の生活に応用して、美味しく手軽に健康や美肌を手に入れていきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.