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ジュニパーベリーをアロマで楽しむ!手作りフローラルウォーターの作り方



ジュニパーベリー
中世では感染症病棟の空気の浄化としても使用されていたジュニパーベリーは、独特の爽やかでスパイシーな香りが特徴の、健康や美容に優れた効果を持つハーブです。
そんなジュニパーベリーを日常生活に取り入れる方法には、サプリメントやハーブティーなど、様々な方法があります。

しかしサプリメントは飲む一瞬ですし、ハーブティーもお茶を飲み干してしまったら、ジュニパーベリーの香りを楽しむことができません。
せっかく気持ちをリラックスさせる香りを持つハーブだからこそ、最も長い時間香りを楽しむことができる手段である、アロマとしてジュニパーベリーを用いることができたら素敵です。
そんなジュニパーベリーをアロマとして楽しむ方法について、ご説明していきます。

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ジュニパーベリーと相性の良いブレンドアロマは?

ジュニパーベリーと相性の良いアロマをご紹介します。お好みの香りを見つけて下さいね。

 

柑橘系のアロマ

ジュニパーベリーは、主に柑橘系のアロマと相性が良いとされています。
柑橘系のアロマと言うと、扱いやすいところではグレープフルーツやシトロネラ、ベルガモット、レモングラス、レモンバームなどがあります。
柑橘系のアロマオイルの多くには、気分が落ち込みがちな時や、イライラしている時の気分を明るく高揚させる効果があるので、ジュニパーベリーの心をリラックスさせる効果と相まって、気分をすっきり明るくすることができる組合せです。

また、グレープフルーツやレモンバーム、シトロネラには胃腸の調子を整える効果もあります。ジュニパーベリーにも胃腸の調子を整える効果もあるので、食べ過ぎや飲みすぎで疲れてしまった胃腸の調子を改善していく効果も併せて実感できます。

 

ウッディ(樹木)系のアロマ

大人っぽいすっきりとした香りで人気のウッディ系のアロマも、ジュニパーベリーとの相性抜群です。
ヒノキ科のアロマであるサイプレスは、ジュニパーベリーと同じように精神を安定させる効果の他に、自律神経を整えて、女性ホルモンのアンバランスで起こる、月経前症候群や更年期障害の症状の緩和に効果を発揮します。

白檀でもお馴染みのサンダルウッドも、ジュニパーベリーと相性の良いアロマです。不安を取り除いて心を安定させる効果の他に、感染症予防や泌尿器系のトラブルにも効果があると言われています。ジュニパーベリーのスパイシーな香りと一緒に使用すると、何とも魅力的なエキゾチックな香りを楽しむことができます。

シダーウッドは心を強くする効果の他に、ジュニパーベリーと同じく、デトックス効果もあるアロマです。むくみを解消してより効率よくダイエットをしたい人にはお勧めの組合せです。

 

フローラル系とその他相性の良いアロマ

フローラル系のアロマの中ではとりわけ有名なラベンダーも、ジュニパーベリーとの相性が良いアロマです。
ラベンダーにもジュニパーベリー同様、心をリラックスさせる効果があるので、就寝前やゆっくり疲れた心を癒したい時にお勧めです。
また、鎮痛作用があるので、頭痛や筋肉痛など、体が痛い時に使用するのも効果的ですし、抗炎症作用もあるので、ニキビ改善にも効果を発揮するアロマの組合せになります。

他にもフローラル系ではありませんが、ゼラニウムも、ジュニパーベリーととても相性の良いアロマです。
自律神経を整える効果だけでなく、女性ホルモンのバランスを整えて、月経前症候群や更年期障害の症状を緩和します。
むくみを解消する効果もあるので、どうしてもむくみがちな生理前に使用して、女性ホルモンのバランスを整えながら、むくみを解消していくのもお勧めです。

肉料理の香り付けとして知られているローズマリーも、ジュニパーベリーと合うアロマです。
心を前向きに高揚させる効果の他に、冷え性を改善する効果もあるので、ジュニパーベリーと併せて使用することで、体を温めて血流を改善したり、新陳代謝をアップさせる効果が期待できます。

このように、数多くのアロマオイルと相性の良いジュニパーベリーのアロマオイルなので、自分の欲しい効果を持つアロマオイルを選択して、ジュニパーベリーと一緒に使用していきましょう。

 

ジュニパーベリーをアロマバスで楽しむ方法

ジュニパーベリーのアロマオイルは、アロマポットで香りを楽しむだけでなく、アロマバスとしても楽しむことができます。

★ジュニパーベリー アロマバスのやり方
アロマバスの作り方は、お湯をたっぷり張った浴槽に、ジュニパーベリーのアロマオイルを3~5滴程入れてよく混ぜます。

浴槽に張るお湯の温度は、少し温めにしておくと、ゆっくり時間をかけてアロマバスを楽しむことができます。
半身浴を楽しみながら、ゆっくりジュニパーベリーのスパイシーで爽やかな香りを、湯気と一緒に堪能しましょう。
浴槽に入っている時間は、30分を目安にするとより体への負担も少なく安心です。

但し、アロマオイルは一度にたくさんの量を浴槽に入れれば効果が上がるというものではありません。
必ず3~5滴を守り、入れ過ぎないように注意することも大切です。

また、乳幼児がお風呂に入る場合は、アロマオイルが子供の肌の刺激になる場合もあるので、アロマバスは避けることをお勧めします。

他にも、ジュニパーベリーのアロマオイルを楽しみたいけれど、肌が弱くてアロマバスとして楽しむことがちょっと不安な人もいるかもしれません。そんな場合は、アロマオイルと一緒に、牛乳大さじ2杯かはちみつ大さじ1杯を一緒に加えると、マイルドなお湯になり、アロマオイルの刺激を感じにくくなります。

アロマバスに使用したジュニパーベリーのアロマオイルは、そのまま浴室に放置しておくと、劣化の原因になってしまうので、必ず入浴直前に浴槽へ入れて、きちんと蓋をして冷暗所などに保管をしてからアロマバスを楽しむことがポイントです。

 

ジュニパーベリーでフローラルウォーターを作る

美容や健康に嬉しい様々な効果があるだけでなく、心身をリラックスさせる効果のあるジュニパーベリーは、アロマポットやアロマバスとして楽しむだけでなく、フローラルウォーターとして全身に使用していきたいものです。

ジュニパーベリーも他のアロマ同様、フローラルウォーターが販売されていますが、家で自分だけのフローラルウォーターを作ることができれば、もっと身近にジュニパーベリーの効果を取り入れることができます。

どこの家庭にもある蒸し器を使って作る、フローラルウォーターの作り方をご紹介します。

◆用意するもの
蒸し器
蒸し器に入るサイズの小さめのボール
乾燥したジュニパーベリー(ジュニパーベリーのハーブティーで大丈夫です)

精製水
◆作り方
1)蒸し器の一番下の水を張る部分に、精製水とジュニパーベリーを入れます。

2)蒸し器の網の部分に、フローラルウォーターを受けるボールをセットします。

3)蒸し器の蓋を裏向きに乗せ、中火にかけて精製水を沸騰させます。

4)沸騰してきたら、蓋の上に氷をたっぷり乗せます。氷は保冷剤でも代用できますが、溶けてしまったら追加します。

5)さらに中火にかけて約30分間、精製水がなくなりかけたら、その都度補充します。

6)ボールに溜まった液体がフローラルウォーターです。

出来上がったフローラルウォーターは、そのまま化粧水やヘアウォーターとしても使用することができます。また、リラックス効果を活かして、リネンウォーターとして、枕カバーやシーツに霧吹きでスプレーするのもお勧めです。

ただし手作りで防腐剤など添加していないものなので、必ず冷蔵庫に保存して、2週間を目安に使い切るようにしましょう。

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