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意外と知らないはちみつの効果とおいしい食べ方、保存方法



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スーパーやドラッグストアなどの店頭でもよく見かける蜂蜜は、ヘルシーな甘味料として人気の食品です。
独特の何とも言えない香りは、いかにも美味しそうで、料理やお菓子作りなど、様々な用途に愛用している人も多いことと思います。

しかし普段何気なく使用しているはちみつについて、その効果や製造方法については、意外とざっくりとしか知られていないのも現実です。
そんなはちみつの製造方法や、効果についてご説明していきたいと思います。


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はちみつはどうやって作られているの?

はちみつはその名の通り、ミツバチが花から花へと飛び回り、集めてきた蜜です。
よく、養蜂家の方が白い服に顔にネットを被って作業しているのをテレビなどで見るように、ミツバチが集めて巣へと持ち帰った蜜を、採取することから始まります。

採取されたはちみつは、ろ過されることで巣の欠片や花粉を取り除き、はちみつとして販売されます。
市販のもので300gあたり1,000円前後から2,000円前後、さらにそれ以上の価格のものまで様々な価格のものが販売されているように、産地や生産工程によって値段もまちまちです。

そんなはちみつは入手しやすい甘味料であることから、多くの人が常備して楽しんでいるものですが、実際ミツバチ1匹が一生かかって集めるハチミツの量はティースプーン1杯と言われていることからも、たくさんのミツバチが自分達の食料として持ち帰ってきた、とても貴重なものであることが窺えます。

古くは薬として重用されてきた歴史もあるハチミツは、その生産工程を知ると、より大切にいただきたくなる食品と言えます。

 

はちみつには優れた効果がいっぱい!

はちみつはその濃厚な香りと甘味がとても魅力的で、ついつい食べたくなる食品です。
しかし元々はミツバチの食料として集められているものだからこそ、そこにはビタミンB群やビタミンC、鉄分やカリウムといったミネラルもたっぷり含まれています。

また、はちみつの主成分である甘味はブドウ糖と果糖からできていることから、体内での吸収がとても速く、消化器官に負担をかけずにスムーズにエネルギーとして活かせるところも魅力です。

そんなはちみつが持つ効果には色々あります。

1.殺菌効果

はちみつの一番の特徴と言えば、優れた殺菌効果です。
風邪ぎみで喉が痛い時や、口内炎が辛い時など、はちみつを気になる部分に塗ると、その殺菌効果で辛い症状を早く緩和することができます。

また、殺菌効果は食べるだけでなく、塗ることによっても活かすことができます。
ニキビが気になる肌に、はちみつを塗ると、気になるニキビを殺菌するだけでなく、肌の保湿力も高めることができるので、ニキビができにくい肌へと変えていく効果も期待できます。

2.胃腸の調子を整える効果

はちみつは胃腸などの消化器官に負担が少ない食品なので、胃腸が弱っている時でも安心して摂取できるのがメリットです。

はちみつが胃粘膜を守って、食べ物の刺激を和らげたり、はちみつの成分であるグルコン酸が腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整える効果もあります。
このため、便秘の解消や胃粘膜の保護にもはちみつは効果的と言えます。

3.アンチエイジング効果

はちみつにはビタミンCやビタミンB群以外にも、ポリフェノールや酵素も含まれています。
このことから、抗酸化作用を発揮して、風邪などの感染症や怖い病気のガンをはじめ、シミやシワ、ニキビの原因となる活性酸素を除去する効果も期待できます。

美肌を目指す人だけでなく、毎日の健康維持にもぜひはちみつを取り入れていきましょう。

4.スキンケア効果

はちみつは食べるだけでなく、化粧品としても使用することができます。
はちみつとグリセリンをそれぞれ小さじ1杯ずつ、精製水100mLに入れてよく混ぜると、保湿効果と殺菌効果、アンチエイジング効果を実感できる万能なはちみつ化粧水を作ることもできます。

また、ニキビの気になる部分に、はちみつを薬のように塗ると、炎症を起こしているニキビを早く改善することもできるので、試してみましょう。

 

お勧め!はちみつのおいしい食べ方

はちみつは料理やお菓子作りに使用するのもヘルシーで美味しいですが、65度以上の熱で加熱するとビタミンやミネラルが壊れてしまうので、栄養を活かすためにはそのまま食品に加えて食べるのがお勧めです。
例えば、ヨーグルトやアイスクリームにかけたり、焼きたてのトーストにバターと一緒にたっぷりはちみつを塗るのも美味しいです。

また、コーヒーや紅茶、ホットミルクに砂糖の代わりの甘味料として加えるのもいいですし、手作りドレッシングの甘味付けに使用するのも、さっぱりしたはちみつの甘さを活かせます。

大根を短冊切にして、はちみつに漬ければ、大根の成分とはちみつの殺菌効果で、喉の不調を解消する大根はちみつを作ることもできます。乾燥の気になる冬や、喉の調子がいまいちな時に常備して、お湯で割って飲んでもいいですし、そのまま食べても喉の不快感や痛みを和らげることができます。

はちみつは腐らない?

はちみつは殺菌効果があることから、常温でも腐ることなく保存することができます。
但し、冷蔵庫に入れたり、冬に室温が下がると、固まって使いづらくなってしまうので注意が必要です。

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