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寒~い夜に♪葛湯とはどんなもの?葛湯の効果とおすすめ3商品



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寒い季節の甘いホットドリンクや、ぷるぷるとした食感の涼しげな和菓子、暑い季節の喉越しの良いスイーツとしてもお馴染みのものに、葛という植物があります。

とても体に良さそうな、トロトロしたイメージの葛の最も一般的な食べ方と言うと、葛湯です。
しかし実際葛湯を飲んだことのある人でも、市販されているものは既に白い粉末になっていることから、葛湯とはどういったものからできているのか、目にする機会はあまり無いものです。

ヘルシーなおやつとしてだけじゃない、1300年前の昔より日本人に愛されてきた葛湯について、ご紹介していきたいと思います。


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葛湯とは

葛湯とは、葛というマメ科の多年草である植物の根を生成して作られたデンプンを粉状にして、お湯で溶いていただく飲み物です。
原料となる葛粉は、白い粉で、形状は片栗粉などとよく似ています。
混じりけのない葛のみで作られたものを本葛粉と呼び、さつまいものでんぷんや片栗粉が混ぜてある葛粉と区別します。

有名な産地としては、奈良県の吉野川流域の吉野葛が知られていますが、北海道から九州までの全国で生息、栽培されている植物です。
また、歴史もとても古く、約1300年前からずっと、薬として用いられてきたとも言われています。

現代では薬と言うより、体に優しいスイーツなイメージの葛湯ですが、様々な味のバリエーションが楽しめるだけでなく、体にも嬉しい効果がいっぱいのとても魅力的な飲み物です。

 

葛湯の歴史

葛は中国では2000年以上前から、日本でも1300年以上前より薬として使用されてきた歴史の深い植物です。
風邪や肩こりなどの薬として知られている漢方薬の葛根湯も、葛湯と同じ葛の根の成分を含有する薬です。

そんな葛の根から作られた葛湯は、とても消化の良い食べ物であることから、古くから薬や病人食、離乳食としても用いられてきました。
基本的な食べ方は、葛粉に熱湯を注ぎ、砂糖を加えたものを飲むという方法です。
体を温める効果があることから、風邪気味の時の間食や飲み物としても最適です。

現在では、抹茶や生姜、柚子などの風味を加えた葛湯が、スーパーなどにも数多く販売されており、様々な味の葛湯を楽しむことができます。

また、胃腸の調子を整える効果や、血液をサラサラにしたり、老廃物や毒素を排出する効果があると言われていることから、葛湯を飲むことで体の中をデトックスする効果も実感することができます。
肝機能を高める効果もあるので、お酒を飲んだ後に葛湯を飲んだり、翌日二日酔いで辛い時の栄養補給にもお勧めです。

このように優れた効果がいっぱいの葛湯ですが、大量の根からごく少量しか採取できないことから、葛100%の本葛粉でできた葛湯は少々高価なもので、市販の多くの葛湯には、コーンスターチなど、他の植物のでんぷんが混ぜてあることが多いようです。

せっかく葛の持つ素晴らしい効果を実感するためには、やはり本葛粉使用の葛湯がお勧めです。
寒い季節や、胃腸の調子を整える飲み物として、本葛粉を家にストックしておくのもいいかもしれません。

 

入手しやすいお勧めの葛湯は?

葛湯はスーパーやコンビニエンスストアなどでも販売されおり、入手しやすい食品です。
また、葛自体がほぼ無味無臭に近いことから、抹茶や生姜、柚子など、様々な食品の味を楽しむことができるのも嬉しいところです。

大手ショッピングサイトで人気のものでは、吉野庵のくずゆの里(20g 15食入 1,000円税別)があります。
葛湯でお馴染みの抹茶や柚子、生姜味だけではなく、梅やココア、コーヒー味などもあるので、好みの味の葛湯をたっぷり楽しむことができます。

また、生姜湯などでもお馴染みのメーカー、今岡製菓の今岡のくず湯(20g 6袋 300円税別)は、本葛粉にばれいしょでんぷん粉、砂糖というシンプルなレシピで、気軽に葛湯を楽しみたい人にお勧めの商品です。
同じシリーズで、抹茶味や生姜味(各20g 6袋 264円税別)もあるので、好みや気分で選んでみましょう。

他にも、有機栽培の葛湯を楽しめる商品として、オーサワの有機くず湯(100g200円税別)は、有機葛粉と食塩という甘くない葛湯で、葛が持つ健康効果や美容効果をしっかり実感することができる商品です。

市販の味付けされている葛湯も美味しいですが、好みの味を手作りしたい人には、葛粉そのものを購入するのもお勧めです。自然食品でお馴染みのムソーが販売している、無双本葛100%粉末100g(100g 472円税別)や、オーサワの本葛100g(100g 500円税別)を購入して、はちみつや生姜、抹茶など自分好みの味を加えてみましょう。

葛湯は牛乳などの乳製品との相性も良いので、牛乳を加えてクリーミーな葛湯として楽しむのもお勧めです。

このように、様々な商品が販売されている葛湯ですが、体を温める効果がある上に、カロリーも1食分が30kcalから100kcal前後ととてもヘルシーで、お腹もいっぱいになることから、おやつや遅い時間に小腹が空いた時の間食としても最適です。
シンプルなものから様々なフレーバーのものまで、バリエーションを変えて、美味しく葛湯を続けてみましょう。

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