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マヌカハニーとはちみつの違い。高価な理由とは?



マヌカハニー

読んで字の如く、マヌカハニーもはちみつの一種で、ニュージーランドに自生するマヌカの花から採取されたものです。
しかしその価格は、通常のはちみつが300gが1,000円前後で購入できるのに対して、マヌカハニーは数千円ととても高価なものです。
そんな高価なマヌカハニーとはちみつには、どんな違いがあるのでしょうか?ご説明していきたいと思います。

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一見同じはちみつ。でも香りも味も少し違う

マヌカハニーとはちみつは容器に入って店頭に並んでいると、まるで同じはちみつに見える程、見た目はそっくりです。
しかし、濃厚な甘味や独特の何とも言えない美味しそうな香りが特徴のはちみつと比較して、マヌカハニーは、同じように甘味はあるものの、香りはやや薬っぽく、若干苦味を感じるものもあるようです。

また、はちみつよりも水分の量が少ないことから、よりろどろっとした食感をしています。
はちみつとよく似た見た目をしていることから、同じような風味がするものだと信じて口にすると、ちょっとびっくりするかもしれません。
しかし美容や健康への優れた効果を得るためのサプリメントだと思えば、そんな香りや苦味も何だか体に効いていそうで、美味しく感じることができるものです。

 

 

マヌカハニーの殺菌効果は酵素に分解されない

マヌカハニーにもはちみつにも殺菌効果があります。
風邪で喉が痛い時や、口内炎ができてしまった時など、はちみつを舐めて喉を潤したり、口内炎を楽にした記憶がある人も多いことと思います。

マヌカハニーも同様で、はちみつよりもさらに高い殺菌効果があることから、風邪による喉の炎症や口内炎ができた時にマヌカハニーを痛い部分に塗ると、驚く程早く痛みを回復することができると言われています。

しかも、はちみつの殺菌効果は、体内に入ると酵素によって分解されて、その効果が失われてしまいますが、マヌカハニーの殺菌効果は酵素で分解されないことから、体内の様々な菌に対してもその殺菌力を発揮します。
例えば、中年以降の日本人の多くが感染していると言われているピロリ菌は、胃粘膜に住み着く菌であり、胃がんや胃潰瘍、胃炎の原因になるとても厄介なものです。

ピロリ菌を除菌するためには、医療機関を受診して、通常よりも強い作用の抗生物質を処方してもらわなければなりませんし、薬を服用しても稀に除菌しきれない人もいると言われています。
マヌカハニーはそんなピロリ菌に対しても、殺菌効果を発揮します。
また、食中毒や肺炎などの原因にもなる、黄色ブドウ球菌に対する殺菌力も、マヌカハニーは群を抜いています。

 

 

虫歯菌の殺菌にも優れた効果を発揮する

はちみつも殺菌効果があり、砂糖などと比べて虫歯になりにくい甘味料として知られていますが、マヌカハニーには、さらに強力な殺菌力があることから、虫歯菌を殺菌したり、歯石を付着しにくくする効果があると言われています。

甘いマヌカハニーは逆に虫歯になりそうなイメージですが、その強力な殺菌効果は、虫歯菌をも殺菌してしまう優れものです。
しかも、歯石の付着を抑える効果があるということは、歯と歯茎の健康を維持するために欠かせないものです。
はちみつにも殺菌効果はありますが、マヌカハニーの殺菌力はさらに強力なものなので、是非毎日のデンタルケアに使用していきましょう。

 

 

マヌカハニーはマヌカの花からしか採取できない貴重なもの

れんげやクローバーなど、様々な花から採取される通常のはちみつと違って、マヌカハニーはマヌカの花からしか採取されない貴重なはちみつです。
しかも、マヌカの木はニュージーランドに多く群生していることから、マヌカハニーはニュージーランドでしか生産されておらず、価格もはちみつよりもかなり高価です。

しかしマヌカハニーはニュージーランド政府によって、マヌカハニーを含めたはちみつ全般の輸出入禁止や、ミツバチに対する抗生物質の使用を禁止したり、殺菌効果を表す数値を明確にしたりなど、その生産過程が厳格に保護されていることから、確かな品質のものを安心して摂取できるというメリットもあります。
同じ棚にはちみつと一緒に並んでいることもあるマヌカハニーは、一見はちみつの数倍以上違う価格に購入を躊躇する人もいるかもしれません。

しかし、マヌカハニーにはしっかり管理された生産環境以外にも、マヌカハニー独特の成分であるメチルグリオキサールによる強力な殺菌効果や、シリング酸メチルによる優れた抗酸化作用などもあることから、その価格に見合った美容や健康に対する効果を得ることができます。

 

 

マヌカハニーは加熱に強いはちみつ

通常のはちみつは、65度以上の熱を加えると、その殺菌効果を失ってしまいますが、マヌカハニーは最高約250度くらいまでの熱に耐えられることから、加熱しても殺菌効果を失わないはちみつです。
このため、煮物など加熱調理に使用しても、その殺菌効果をしっかり実感することができることが一番のメリットであり、はちみつとの違いです。

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