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冷えに潜む恐~いリスクとは?体を温める食べ物・飲み物の選び方



冷え性改善
 
日常生活の中で、体の冷えというものを意識したことがあるでしょうか?
冬など寒い季節には手足の冷えを実感することはあっても、夏など暑い季節には、意外と冷えを感じないものです。
それどころか、熱が纏わりつくような真夏の気温や湿度がとても高い日は、冷たいドリンクやアイスクリームをたっぷり取って、体を冷やすことを無意識に繰り返していることも多いのではないでしょうか。


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暑い季節に時々体を冷やすのは気持ちが良いですが、一年中体を冷やす食べ物ばかり食べていると、知らず知らずの間に、平熱の体温が35度台と低くなったり、生理不順や冷え症などの原因にもなってしまいます。

冷えは万病のもとと言われている通り、体を冷やすということは、健康にとっても美容にとってもあまり良いことではありません。
そんな冷えを解消するために是非摂取したい、体を温める食べ物とその効果についてご説明していきたいと思います。

 

体を温める食べ物とは?

体を温めるためには、温かい物を食べたり飲んだりすれば大丈夫、と思う人が多いと思います。
しかし食べ物や飲み物によっては、温度は温かくても体を冷やすものもあるものです。
では体を温める食べ物とは、どのようなものを食べたら良いのでしょうか。

根菜や冬に旬を迎える野菜は体を温める

日本には四季があるように、野菜も季節によって様々な種類のものが旬を迎えます。
旬の野菜は安価なのでお財布の味方であるだけでなく、とても美味しく、その栄養価は一年を通して最も高い状態にあります。

また、旬の野菜はその季節に合った栄養素や効果を持っているものが多い傾向にあります。冬などの寒い時期に取れる野菜の多くは、体を温める効果を持っているのです。
例えば、人参、ごぼう、かぼちゃ、里芋、サツマイモなどの根菜類は冬が旬は冬で、これらはいずれも体を温める特徴があります。

また、風邪予防に効果のある長ネギも体を温める効果がありますし、年中入手しやすい玉ねぎやニラ、生姜、ジャガイモも、体を温める野菜です。

このような根菜類や寒い時期に旬を迎える野菜を上手に活用して、体を温めていくことが効果的です。

魚や肉にも体を温めるものがある

毎日、好みで選びがちな魚や肉類にも、体を温めるものがあります。
例えば、北海道やロシアが産地の鮭は体を温める魚ですし、冬に旬を迎えるカニも体を温める食べ物です。
季節を問わず、干物や塩漬け、缶詰が出回っている、サバやイワシ、さんま、かつお、まぐろなどの青魚も、体を温める効果があります。

また、わかめや昆布などの海藻類や、ホタテ、一人暮らしの人でも食べやすいちりめんじゃこや、明太子も体を温める食品です。

肉類では、牛肉や鶏肉は体を温めます。鶏肉は安価な上にバリエーションも幅広く、様々な料理に使用することができるので、どんどん摂取していきましょう。

調味料にも体を冷やすものと温めるものがある!?

五行という古い中国の教えでは、体を温めるものは黒いもの、塩辛いものと定められています。
毎日何気なく使用している調味料にも、体を温めるものと冷やすものがあるので意識して取り入れてみましょう。

例えば、塩辛いものの代表とも言える塩は、体を温める調味料です。
また、味噌や醤油、唐辛子なども体を温めるので、適宜使用していきましょう。

逆に白砂糖や酢、化学調味料は体を冷やすので、体を温める効果を実感したいなら、取り過ぎに注意が必要です。
甘味料を用いるなら、体を温める効果のある甜菜糖や、体を冷やさないはちみつなどを選びましょう。

温かくて体を温める効果のある飲み物を日常的に摂取する

毎日飲む飲み物も、体を温めるのには欠かせません。
体を温める飲み物としては、ほうじ茶、玄米茶、紅茶、黒豆茶などがお勧めです。他にもココアやルイボスティーも体を温める効果があります。

しかしいくら体を温める効果があるお茶でも、アイスティーで飲んでは体を冷やしてしまいます。体を温めるためには、これらのお茶をホットティーとして摂取しましょう。

逆に、体が温まるイメージのホットコーヒーや熱々の緑茶は、体を冷やす飲み物なので、飲みすぎに注意が必要です。

 

体を温める食べ物を取るとどんな効果があるの?

体を温める食べ物を日常的に摂取すると、様々な効果を実感することができます。

1.平熱の体温を高めて免疫力をアップさせる

現代では低体温症と言われている、平熱が35度台の人が多く見られますが、平熱が低いということは免疫力が常に低下した状態なので、風邪などの感染症に罹りやすいだけでなく、ガンなどの怖い病気の発生の確率もアップしてしまいます。

しかし日常的に体を温める食べ物を摂取していると、平熱が適度に高くなり、免疫力を高める効果が期待できます。

2.血流の滞りを解消して新陳代謝もアップ

冬になるとしもやけができる人もいるように、体を冷やすと末端の毛細血管の血流が滞りがちになってしまいます。

しかし体を温める食べ物を摂取すると、血流が改善されて、新陳代謝を高めることもできるので、末端の冷えが解消されるだけでなく、ダイエット効果も実感しやすくなります。

3.体内の酵素の働きを活発にする

体の中には、美容に健康に様々な働きをする酵素がありますが、この酵素を活発に働かせるためには、36度5分以上の体温があることが必要です。
このことからも、体を温める食べ物を積極的に摂取して、体内の酵素の働きを活発にし、美肌やダイエット効果、健康維持に役立てていきましょう。

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