こんなときはNG!半身浴のベストタイミングを探る
半身浴は気持ちが良く、数回続けているうちに癖になる方も多く、長く愛されている健康法・美容法なのですが、ただ毎日続ければ良いというものでもありません。
半身浴をおすすめできない日や、タイミングもあるので、参考にしてください。
半身浴、こんなときには絶対に控えて!
体調が悪いとき
半身浴は、発汗作用が大きく健康には良いのですが、風邪をひいているときなどは避けるべきです。
半身浴と言うのは軽い運動でもあります。やはり、体調が悪いときに運動は不向きなのです。無理をしてしまうと体調不良がひどくなってしまう場合があります。
女性の生理中
女性の月経中は、特別体調を崩しているなどの自覚症状がなくても、体はデリケートに反応しています。普段は感じないのぼせや、上半身の冷えなどを感じてしまう場合があります。
また、生理痛が重たいときにお腹を温めるのは有効な方法なのですが、半身浴は長時間にわたる入浴ですので、体に負担がかかります。生理中は、短い時間での全身浴のほうがおすすめです。
薬を服用した直後
持病がある方などは、健康のために半身浴をする方が多いのですが、薬を服用した直後は血圧が乱れやすいので、半身浴で長時間入浴するのはおすすめできません。
また、鎮痛剤や精神安定剤など、眠気を伴う薬の服用後の入浴は、事故につながってしまう可能性もありますので、大変危険です。
食後30分以内
人間は、食事をとると体に入った食物を消化しようと胃腸に血液を集中させる身体的機能が備わっています。半身浴は全身に血液を循環させる効果がありますので、食後の30分以内にしてしまうと、消化不良を起こす危険性があります。
消化不良を起こしてしまうと、吐き気や嘔吐などの不快な症状が出る場合もありますので、控えてください。
お酒を飲んでいる日
お酒を飲んでいる日の半身浴は体に負担をかけるだけではなく、飲酒は眠気を伴うことも多く、事故を引き起こしてしまう可能性がありますので、控えてください。
「このくらいの量だったら大丈夫」と過信せずに、アルコールを摂取した日は、温かい部屋で休んだほうが、ストレス解消やリラックス効果が大きく効果があります。
半身浴は、安全であることが大前提です。
お年寄りや小さな子ども、またはアルコールが入った状態でのお風呂の事故は年々増えています。
お風呂は疲れを癒したり、リラックスできる空間です。半身浴は精神的効果も期待できるものですので、安全ではない入浴は控えましょう。