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骨を丈夫にする!細胞分裂を活性化する!適度な紫外線は必要不可欠です



日焼け止め

 

日焼けや皮膚病の元になる紫外線ですが、メリットもあります。
一般的に紫外線は「身体に有害」と言われるますが、赤外線・可視光線と同じ太陽光である以上「身体に有益」な一面も持つのです。

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身体を健やかに保ってくれるUV-A

まず、紫外線の中で最も弱いUV-Aに関しては、生命活動に絶対必要な細胞分裂を活性化する力があります。
念のため、正常な細胞が一生のうちに分裂可能な回数は限られるため、分裂が頻繁に行われた場合、分裂可能な回数に上限がないガン細胞に変化してしまう危険性も存在する様です。
しかし、細胞分裂しない場合、身体に存在する組織・器官はどんどん古くなり、機能が少しずつ低下しつつ、最終的には組織・器官としての機能を失ってしまいます。
要するに身体を新鮮な状態に保つには一定量のUV-Aを受ける必要があるということです。

 

 

カルシウムと結合し、骨を丈夫にするUV-B

次に、特に皮膚に有害と言われるUV-Bに関しては、ビタミンD3を合成する力があります。
ビタミンD3はカルシウムを吸収して骨を形成するのに必要不可欠な栄養素であって、数少ない人間が合成可能なビタミン類です。
念のため、ビタミンD3の外部摂取は全く不可能ではないものの、ビタミンD3を多く含む食品すら含有量が100万分の1以下に限られるため、UV-Bを受けて合成しない限り、どうしても欠乏に陥る様です。

実際、紫外線を受ける機会がない潜水艦の乗務員は骨軟化症・骨粗鬆症と言った明らかな症状が起きる様です。

特に中高年の女性は骨量が低下しやすいため、骨に関する諸症状を予防するにはUV-Bを受ける必要があります。
そして、紫外線はリンパ腺を刺激し、免疫力を活性化する効果を持ちます。

よく「紫外線を受けると身体が丈夫になる」「太陽光を浴びないと免疫力が低下する」と言われる様に、紫外線にはリンパ腺を活性化する力があります。
身体に侵入する細菌は白血球が撃退しますが、その白血球はリンパ腺で作られるため、言わば、リンパ腺は身体の免疫機能を取り纏める働きを持ちます。

 

 

紫外線は、適度に浴びてくださいね

また、リンパ腺の機能自体を調整するため、免疫機能の弊害であるアレルギーを抑制する効果を持ちます。
そして、自律神経の1つである「メラトニン」を分泌するには紫外線が必要になります。
メラトニンは主に生体リズムの調整に関与しており、不足すると不眠症・起床障害を起こします。
その他、多少話が変わりますが、紫外線は殺菌効果を持ち、生活の役に立っている様です。
紫外線は人間の身体に必要不可欠な存在のため、極端な紫外線対策は別の意味で身体に悪影響を生じます。
ですから、紫外線を怖がらず、時には紫外線を浴びる様に心掛けて下さい。

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この記事は当ブログのライター「朔旦サカイ」が書きました。

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