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急に髪が薄くなった?シミシワが突然増えた?原因はホルモン疲労かも



アンチエイジング

 

ホルモンの分泌と老化。これにはとても深い関係があります。

特に女性の場合には、閉経後に突然髪が薄くなってきた、シミやシワができやすくなってきた、というようなトラブルが発生してしまうことがあります。
これは、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の減少によるものが原因であり、反対に副腎、卵巣から分泌される「テストステロン」という男性ホルモンの影響を大きく受けるようになるからです。

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女性ホルモンを減らさない工夫をすれば良い?

女性ホルモンの減少に伴い、真皮に存在している「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」などのお肌のうるおい成分までも急激に減少することになり、ますます老化が進んでしまいます。

皆さんは「ホルモン疲労」という言葉をご存知ですか?
これは、本来であれば私たちの健康を守ってくれているはずの副腎が疲れ切ってしまうことで起こる「アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)」と呼ばれている身体の不調です。

たとえば、特にどこが痛いとか、具体的な症状が出ていないものの、なんとなく身体がだるい、朝の寝覚めが悪く、起きてからしばらく動けない状態が続く、などの症状があらわれているとしたら、それは「ホルモン疲労」のしわざかもしれません。
そのような場合には、日常生活の中であなたが感じているストレスを探し出し、それに対する改善を行うことが大切です。

 

 

「ホルモン疲労」の症状は以下のとおり

・寝覚めが悪くなった
・休養しても、なかなか疲れが取れない
・なんとなく身体がだるい
・ときどき、急なめまいが起こる
・いつも以上に塩分が欲しくなる
・なにをしても疲れやすい
・集中力が低下したような気がする
・ものごとをポジティブに考えることができなくなった
・午前中は頭が冴えずにボーっとしていることが多い
・思考能力が鈍ったような気がする
・性欲が低下した

 

おおまかではありますが、このような自覚症状を感じているのであれば、それは「ホルモン疲労」かもしれませんので、できる限り身体を休め、睡眠時間を多く取ることを心がけましょう。
このような状態を放置しておくと、女性ホルモンの低下だけではなく、軽度のうつ病を発症してしまう恐れもあります。

 

 

ホルモン疲労軽減において大切なこと

まずは休養すること。
そして、食生活です。
もっともいけないのは「過剰な塩分摂取」です。塩分を過剰に摂取することにより、水分の摂取量が大幅に増えます。
その水分がうまく対外に排出されてしまうのであれば問題はありませんが、塩分を過剰に摂取することにより、「浮腫(むくみ)」や「高血圧」、「高脂血症」、「動脈硬化」というような深刻な病気に発展してしまうことも少なからずあります。
まずは、できる限り塩分を控えましょう。
万が一「浮腫」が起きてしまったら、「カリウム」の摂取で、塩分を体外に排出させることがいちばんの対処方法です。

 

 

積極的に摂取して頂きたい栄養素は「イソフラボン」

この成分は大豆に多く含まれ、体内で「エストロゲン」と似た働きをしてくれるんです。
つまり、女性ホルモンの減少をカバーしてくれるということですね。

ただし、大豆製品だけをやみくもに摂取することはおススメできません。
できる限り「塩分」と「油分」の多い食事の摂取を避け、「緑黄色野菜」、「レバー」を始めとするビタミン類の摂取を増やしましょう。

いったん「ホルモン疲労」が起きてしまうと、回復には時間がかかります。
ですが、日常生活のちょっとした工夫で女性ホルモンの急激な減少を食い止めることはできます。

年齢だから・・・と諦めてしまう前に。
生活習慣の改善が、老化を遅らせると事実に目を向けてみて下さいね。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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