手と腕のスキンケアとハンドマッサージ~ネイルサロン、施術の流れ7
ブラシダウンが終了し次に行うネイルケアは、ハンドの皮膚の古い角質や汚れ等を取り除くディープクレンジングです。
これは手と腕のスキンケアを行うトリートメントのことを指します。
まずは塗布から丁寧におこないます。
手と腕のスキンケアの手順
この際に使用されるものは、スクラブタイプのクレンジング剤が多いです。
古い角質を綺麗に除去してくれるので、ハンドマッサージの前に行われることが多いものです。
ディープクレンジング剤を指先からひじまで丁寧に馴染ませていき、軽く円をかきながらスクラブしていきます。
手先の細かいところは指一本一本を丁寧に指先と手の平全体を使いながら優しくおこなっていきます。
ひじの箇所はやや大きめの円を描くようにゆっくりと行います。
そしてトリートメント終了後は、事前にホットキャビンまたは電子レンジで温めたホットタオルを使用しながら丁寧にふき取っていきます。
スクラブが綺麗に除去できたら、鎮静作用のある化粧水をコットンにつけてパッティングしながら手元と肘全体になじませていきケアは終了です。
ハンドマッサージの効果とは?
そして次にハンドマッサージにはいっていきます。
ハンドマッサージは、手元の血行を促進させて肌全体の循環機能を高めることで皮膚本来の美しさを蘇らせる働きがあります。
またマニキュアのトリートメント中でももっとも癒し効果の高いケア方法なので、確実に丁寧に時間をかけておこなうことが大切になってきます。
ハンドマッサージの手順
まずはマッサージクリームを塗布していきます。
肌質に合わせてテクスチャーを軽めのジェルタイプやミルクタイプ、滑りのよいオイルタイプに分けて使用しても良いでしょう。
またこの際にアロマの香りを利用して癒し効果を高めることのトリートメントの一つとして重要です。
ハンドのマッサージ方法は、主に手の平と指、腕、肘の部位に分けることができます。
初めに行うのが腕の箇所からです。
全体を包み込むように抱えもちやや心地の良い圧をかけて手のひらで包み込みながらマッサージしていきます。
肘の箇所は、乾燥も多い部位なのでしっかりとマッサージクリームが馴染みこむように丁寧につつみこんで行います。
圧を変えることと、心地の良い圧迫、タッピングなどを繰り返しながらマッサージを行います。
指先も一本ずつ圧を変えながら細かいケアをしていきます。
手の甲、指先、指と指との間、手首なども細かいパーツに分けながら行います。
そして全てのマッサージが終了したら、最後にホットタオルでマッサージクリームをふきとり、化粧水を馴染ませて終了です。