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お呼ばれマナー七か条。お暇、お礼状編:気の利いた葉書と切手、万年筆は準備しておこう



お呼ばれマナー

 

お呼ばれのときに知っておきたい7つのマナーをご紹介しています。
第3回(最終回)は、おいとまのタイミングとお礼状の書き方です。

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到着前・玄関・手土産編
和室・お手洗い編
おいとま・お礼状編

 

第6条:早めのおいとまがちょうどいい

訪問先では、居心地がいいからといって、あまり長居をするのは禁物です。
用事も済み、先方のおもてなしも一段落したと思ったら、タイミングを見計らって、自分の方から帰ることを告げましょう。

 
「そろそろ失礼します」と、ことばがけをします。
“早めに切り上げる”つもりでちょうどいいくらいと思ってください。
玄関でスリッパを脱いだあと、自分でスリッパ立てに戻すのは失礼にあたります。靴を履いてから、上がり口の隅の方に、スリッパのつま先を室内に向けてそろえましょう。
最後に「おじゃましました」と玄関を出るときは、にこやかな笑顔を忘れずに。

 

 

第7条:お礼状は3日以内に

お呼ばれでよそのお宅を訪問したり、贈り物をいただいたら、3日以内にお礼状を出しましょう。
まだ印象が強く残っている間に出すのがマナーです。封書ではなく、はがきでかまいません。

 
この場合は、季節感のある写真やお気に入りのイラストが入ったはがき、美術館などで手に入れた画家の絵はがきなどが素敵ですよ。
旅行に行ったときなど、普段から、良い物を見つけたら手に入れておきましょう。何枚かストックしておくと良いです。

 
切手も、花の絵や、デザインの綺麗な記念切手が頻繁に発売されていますから、気に入ったものを見つけた時に購入しておくと役立ちます。
季節や行事にちなんだ切手を貼ると、季節の移ろいが舞い込んだようで、先方に喜ばれるでしょう。

 

お礼状を書くときの筆記具は万年筆

お礼状を書くとき、ボールペンは事務用品なので使わないこと。万年筆がおすすめです。
万年筆で書いた文字は味がありますし、万年筆を使うことで、相手を敬う気持ちが表現できます。また、きちんとした印象を与える効果もあります。
インクに関しては、個人的には万年筆特有のブルーブラックが好きですが、黒でもかまいません。

 

万年筆を使うには練習が必要です

万年筆は高価、そして維持をするだけでも手間がかかるというイメージがありますが、最近では、ボールペンのように安い値段で、日ごろの手間もいらない万年筆というような便利なものもたくさん出ています。
万年筆を使ったことのない人はそのようなものから始めてもいいと思います。万年筆を使うだけで特別感がでます。ぜひ、自分のために一本用意しておきましょう。
ボールペンと違うので、いつもと同じような文字がかきにくかったりします。
慣れるまではなかなか使いこなすのが難しいかもしれませんが、普段時間が空いたときに、少し練習をしたりして慣れておくのも大事です。

 

 

この7か条が実行できたら「きちんとしたお嬢さん」と思われること間違いなし!

7つの掟、いかがでしたか?
マナーや礼儀は、思いやりを形にしたものです。
日本古来の礼節を身につけているご年配の方には、とってつけたような箇条書きマナーはすぐに見破られます。
日ごろから意識して、毎日が練習と思って積み重ねて下さいね。

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この記事は当ブログのライター「ちなみ」が書きました。

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