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ドライブをもっと快適に!車内で使えるおすすめアロマレシピ



女性のマナー、気品
 
運転中はしっかり集中しなければいけません。アロマテラピーの注目度が上がるにつれて、最近は車内で使えるアロマグッズも増えてきています。エッセンシャルオイルを上手に活用すれば、安全運転と快適な車内環境を整えることができます。


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集中力を維持するアロマブレンド

例えば、運転に集中したい人にオススメなのが、集中力を維持してくれるアロマたちです。スプレーを用意しておき、さっと香らせることで急に鼻や脳が刺激されて効果的です。ルームスプレーを用意する時間がなければ、コットンに精油を落としたものを布やティッシュにくるんだものを置いておくだけでもOKです。ただし、精油が車の内装を汚してしまわないよう、コットンを直に置いたりしないほうが良いでしょう。

オススメのアロマブレンドとしては、ユーカリ・ラディアタ×レモングラス、またはトドマツ×モミといった組み合わせが向いています。ユーカリ・ラディアタは、幅広く使えるユーカリの精油の一つです。インフルエンザの予防に効果的で、気管支炎といった呼吸器系のケアに使いやすいアロマとして知られています。咳を鎮める効果があり、子どもが風邪をひいたときに、低濃度で首に塗ってあげると症状を抑制してくれたりします。また、鼻づまりといった花粉症の症状にも、一瞬香りを嗅ぐだけで楽にしてくれたりする働きもあります。

 

目の疲れを解消するアロマブレンド

また、運転していると目が疲れたりもします。疲れがピークになる前に休息をとるのが第一です。休息時には、目の上にのせる冷湿布がオススメです。500mlのペットボトルのお水と精油を合わせて、ハンドタオルをその中で絞るだけ。とても簡単ですが、冷湿布を作るときはタオルの両端を浸しすぎないのがポイントで、タオルがしぼりやすいです。だいたい10分程度を目安に目に当てれば、かなり疲れ目解消に役立ちます。オススメとしては、ラベンダーやローズ、もしくはローズマリーの精油もしくは芳香蒸留水が向いています。

ローズは大量の花からアロマを採取するため、高価なアロマでもあります。特にローズオットーはクレオパトラがシーザーやアントニウスといったローマの覇者たちをとりこにするのに使ったアロマとして有名です。オットーとは、トルコ語の水、もしくはペルシャ語の香水を意味します。古代ペルシャでは、ベッドにバラを敷き詰めたという記述が残っています。芳香成分が日の出とともにどんどん揮発していくため、ローズは夜が明ける前から摘まれたものをアロマの採取に利用します。優雅な甘い香りは、女性の幸福感を高めてくれる香りです。

 

車酔いを改善するアロマ

車に乗っていると起こりうるのが乗り物酔いですね。嫌だな~と思っていても、車酔いは予期せず起こることがあります。酔わない工夫としては、呼吸が浅くならないように注意することと、気持ちは明るく持っておくことです。コットンやハンカチに気分がすっきりする系統のエッセンシャルオイルを含ませて適度に鼻から吸って口から吐けば、症状の改善にもつながるはずです。オススメとしては、ハッカやペパーミント、トドマツのアロマも使えます。

トドマツは、サハリン原産のマツ科の植物です。枝葉からアロマを採取します。ウッディ系の香りですが、柑橘系の匂いを感じ取る人が多いアロマです。古くは治療用に用いられており、傷の手当や筋肉痛の緩和にも使われてきました。日本では北海道に自生しており、北海道モミの名でも知られています。本州に自生するモミとは異なる種類なので、香りも当然異なります。

 

車内の匂いを解消するアロマブレンド

それと、車内の匂いが気になって仕方がない場合ってありますよね。狭い車内には匂いがこもりやすいので、窓を開けて換気をこまめにすることが大切です。その上で車内用スプレーがあると、集中力も維持できる匂いを車内に拡散させることができます。オススメとしては、ブラックスプルース×ペパーミントなんかが効果的です。目が覚めるアロマブレンドとしては、ローズマリー・シネオール×レモンも、比較的安価で手軽に使えます。

このうちブラックスプルースは、アラスカやカナダといった地域が原産のマツ科の植物です。主に芳香浴やボディトリートメントに使用されます。抗菌作用や抗炎症作用があるので、のどが痛みを軽減するのに使えたりもします。アロマテラピーの中では、比較的新しい種ですが、基本的な注意を守れば誰でも使えるお役立ちアロマの一つです。

さらに、レモンは殺菌効果があるために料理でもよく使われます。肉料理や魚料理でレモンが添えられていたり、生ガキにレモンを絞って食べるのも、ひとつはレモンによって食中毒を防ぐためです。ヨーロッパではフィンガーボールにレモンを入れたりもしますが、これも指の殺菌と油を落とす効果を期待してのことです。白い花にも香りがあり、フレッシュさとはちみつをイメージさせる甘い残り香が特徴のアロマです。比較的安価に手に入る分、純粋なものではないケースもあるので、メーカーや産地、学名などを頼りに混ざり気のないアロマを選ぶことをオススメします。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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