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アロマテラピー:月経トラブル・生理痛・PMS等を改善するレシピ




 
女性の悩みといえば、やっぱり月経に関わるトラブルです。トラブルと一口に言っても、月経痛やPMSの他、月経不順や無月経といったものもあります。上手自分のサイクルを把握しながら、アロマを活用すれば、これまで憂鬱だった時期も、楽しく過ごせる可能性が高まります。


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月経痛を緩和するアロマレシピ

まず月経痛をなんとかしたいとき、トリートメントオイルを腹部や腰を中心に塗ることで症状が改善することがあります。痛みが激しいときは温湿布にすると効果的です。オイルには、好きなものを活用すれば良いのですが、イブニングプリムローズオイルが特にオススメです。

イブニングプリムローズオイルは、別名を月見草オイルとも言います。敏感肌やアンチエイジング用にも使えるオイルです。ネイティブ・アメリカンも、万能薬として使ったオイルで、黄色い色が特徴です。服用することでコレステロール値を下げることも研究で分かってきています。

アロマレシピとしては、クラリセージ×マージョラム・スイートやローマンカモミール×ラベンダーが向いています。クラリセージは、感情の起伏を穏やかにすることで有名なアロマです。副交感神経を優位にするため、女性特有のトラブルに役立ちます。不安感や孤独感をやわらげ、ストレス耐性をつけてくれるアロマです。

 

体を温めるアロマレシピ

また、月経痛の痛みは気分にも左右されます。そこで自分が安らげる香りを普段から意識しておくことも重要です。冷えも痛みを倍増させるので、足浴で身体を温めるのがセルフケアとしてオススメです。ゼラニウム×ラベンダーとかローズオットー×ジンジャー、ローマンカモミール×カルダモンといったアロマブレンドが適しています。

このうちカルダモンは、インドやスリランカ、ガテマラといった地域はが主な産地となっています。インドでは古くから薬用だったり料理に活用されてきました。宗教儀礼にも使われており、他のエッセンシャルオイルとも相性が良く、ブレンドしやすいアロマとして有名です。

 

PMSのストレス、むくみ対策アロマブレンド

さらに、最近は月経前に現れるPMSという不調が特に話題になっています。情緒が不安定になったり、むくみが出る人や胸がはる人など、その症状は千差万別です。なるべく栄養が偏った食事にならないようにして、気分転換をこまめに行うのがオススメです。

ストレス発散用には、少し贅沢なアロマを使ったトリートメントオイルが向いています。ローズオットー×ラベンダー、ゼラニウム×マージョラム・スイート等になります。ラベンダーは、鎮静効果があることで有名なアロマです。ストレスを解消する作用もありますし、不眠症にも優しく作用してくれます。浅くなっている呼吸を深めてくれるので、パニック症状の緩和にも有効である点が注目されています。

むくみが気になるならば、入浴でしっかり発汗するのも解決策の一つです。PMSの場合は肌が過敏になっているケースも多いので、皮膚の炎症を防ぐハチミツを基材にするのが入浴の時はオススメです。アロマレシピとしては、イランイラン×ジンジャーやローマンカモミール×ジュニパーベリー、パルマローザ×ゼラニウムといったアロマブレンドが向いています。イランイランは、南国を思わせる開放感をもたらすアロマです。花からアロマが採取されますが、成熟するにつれて花は黄緑色から黄色へと変化し、香りも強くなるという特性があります。グレードもあり、最高級品はエクストラと呼ばれ、高価なアロマとしても有名です。

 

ストレスからくる月経不順に効果的なアロマレシピ

ちなみに、通常の月経周期より短かったり、長すぎる場合は月経不順となります。ホルモンバランスの乱れから起きる場合が多く、たいていはストレスが原因と言われています。ストレスを解消するためには、緊張感を取り除いてくれるようなアロマが向いています。クロモジ×ゲットウやゼラニウム×ベルガモット、オレンジスイート×ローマンカモミールといったアロマレシピの芳香浴で元気と冷静さを取り戻すのがオススメです。

オレンジスイートは、親しみやすい香りから、アロマ初心者におすすめされるアロマの一つです。新鮮な精油であるほど、鮮やかなオレンジ色をしているので、色で精油の鮮度を確かめることもできます。クリスマスの頃に飾られるオレンジポマンダーは、悪魔除けに使われていました。クローブの実をつけたりするのですが、アロマブレンドとしても適した組み合わせです。

 

ホルモンバランスを整えるアロマレシピ

もし、本当にホルモンバランスが崩れているようなら、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きがあるアロマで生活リズムも一緒に整えていきましょう。月経が終わる頃から1週間ほどトリートメントオイルでケアすると症状の改善が見込めます。クラリセージ×ジンジャー、フェンネル×オレンジスイート、バジル×パルマローザといったアロマブレンドがオススメです。

実はバジルのアロマには、いくつか種類があります。バジルリナロールは、ストレス性の肩こりや筋肉の緊張に向いている精油です。バジルメチルカビコールは、気管支炎などのケアや自律神経の調節に使われることが多いアロマです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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