体がほっと温まるレシピ♪カブとチキンボールときのこの合わせ煮
たくさん売られているカブ。今でこそどれだけ食べたかな?と思うくらい大好きな野菜のひとつですが、以前はほとんど手に取ることがありませんでした。
なんだか大きいのから小さいのまでいろいろあって、どちらかというとカブよりも大根のほうになじみがあり、(「大きなカブ」の物語は知っているけど……ごめんね、あまりあなたの事がよくわからないの)というのが正直な気持ちでした。
でも!いろんな料理に出会ってからはその美味しさにすっかり魅了されてしまって今では見かけると必ず買ってしまいます。
実は女性に嬉しいお野菜だった「カブ」
カブは根よりもその葉っぱのほうにたくさんの成分が含まれていて美しい皮膚を作るビタミンA・B・Cそして女性には嬉しい鉄分・ミネラルもいっぱいです。
また根のほうは冷えた胃腸を温める作用があると言われておりぜひ丸ごと頂きたい野菜です。
扱いやすい中くらいのカブとチキンボールときのこを合わせて甘めの優しい味に仕上げてみました。
「カブとチキンボールときのこの合わせ煮」のレシピ
材料
・葉付きカブ(いろいろありますが直径5㎝~7㎝くらいの中くらいのもの4個ほど)
・チキンボール5~6個(市販のもの)
・エノキ1袋
・干ししいたけ2個
・水カップ3
・酒100cc
・砂糖大さじ1 1/2
・濃口醤油大さじ1
・薄口醤油大さじ1
・出汁用昆布2~3㎝のもの1枚
作り方
1.
分量の水に昆布と干ししいたけを入れ、昆布と干ししいたけの戻し汁が十分出たダシ汁を作ります。
2.
カブは茎から落として皮をむき縦に半分にし、沸騰した湯で根と葉をさっとゆでます。葉は食べやすい大きさに切ります。
3.
エノキは石ずきをとって半分に切っておきます。
4.
だし汁に酒を加えチキンボールを入れ煮立ったらあくを取る。
カブ(根)とえのき、干ししいたけも加えて砂糖を入れ煮る。
5.
カブに鶏と野菜の旨みが移り、柔らかくなってきたら醤油を入れてさらに煮る。
カブが柔らかくなりすぎないように竹串を刺して確認します。食べる直前にカブの葉を加えます。
カブに鳥と2種類のきのこの旨みがたっぷりとしみ込んで、ごはんのおかずにぴったりのお惣菜です。エノキは旨みを出すために最初から入れて煮込んでいますが、クタッとした食感が苦手な方は食べる直前に入れてさっと煮て下さい。
チキンボールの代わりに鶏肉を使っても美味しいです。
余った茎も使っちゃう「カブのサラダ」
そしてカブがもし余ったら、トントンと適当に薄く切って、塩もみ、そして……手抜きだけど「ふりかけ」をぱらぱらっとかけます。
ふりかけといってもこれはしっとりして重量感があるもので、かつおぶしや刻んだかぶの茎と合わせれば美味しいカブのサラダがあっという間に出来上がりです。
一人暮らしだったりすると、ちょっと残った食材の使い道に結構頭を悩ましたりするものですが、これなら無駄なく食べ切る事が出来ます。