冷凍でダイエット効果アップ!不思議食材&おかずレシピ集
素材を活かした料理、野菜などの食材のうまみが味わえて、おいしいですよね。過度な味付けをしないので、カロリーも抑えられます。けれど、ある手間をかけることで、ダイエットに効果的な食材へと変身できるものがあるんです。そのある手間とは「冷凍」。冷凍することで、ダイエット効果がアップする食材があるんです。
きのこ
冷凍エノキが話題になりましたよね。この冷凍エノキ、出汁にも使えると、使い勝手の面でも重宝されているようです。しかも、ダイエット効果もお墨付き。エノキなどのキノコ類に豊富に含まれる食物繊維。冷凍すると細胞壁が壊れ、体が吸収しやすいようになるそうです。ですから、同じ量の食物繊維を摂っていても、冷凍したキノコの方が吸収率が良いんです。
しかも食物繊維には、脂肪の吸収を抑えてくれる効果も! さらに、満腹効果も抜群。食欲も抑えてくれるんです。そして、もちろんお通じも改善してくれます。そんな冷凍キノコの作り方は簡単。一口大に切り分け、冷凍するだけです。冷凍キノコをたっぷり使ったレシピのご紹介です。
たっぷりキノコのスープ
材料
エノキ・・・1束
エリンギ・・・1/2パック分
椎茸・・・1/2パック分
しめじ・・・1パック分
長ネギ・・・1/2本
ごま油・・・適量
豚肉(薄切り)・・・100g
白だし・・・大さじ1杯
しょうゆ・・・小さじ1杯
塩、こしょう・・・適量
作り方
1、 エノキは石突きを切り落とし、半分の長さに切り、バラバラにほぐしてバッドに入れる。
2、 エリンギは薄切りにして、バッドに入れる。
3、 椎茸も石突きを切り落とし、薄切りにしてバッドに入れる。
4、 しめじも石突きを切り落とし、ほぐしてバッドに。
5、 1~4を入れたバッドを冷凍庫に入れて、凍らせる。(1日)
6、 長ネギは粗いみじん切りに。
7、 豚肉は一口大に切っておく。
8、 鍋を火にかけ、ごま油をしき、6を入れてしんなりするまで炒める。
9、 8の長ネギがしんなりしたら、7の豚肉を入れて塩、こしょうし、焼き色がつくまで炒める。
10、 豚肉に火が通ったら冷凍していた5を凍ったまま入れる。
11、 10にお湯を具がひたひたに浸るまで入れる。
12、 一煮立ちさせたら、白だしを入れ、しょうゆで味を整えてできあがり。
冷凍することでキノコの出汁も通常よりもしっかり出ます。キノコの風味を満喫できるスープです。
豆腐
高野豆腐は豆腐を凍らせて作りますが、この豆腐を凍らせることでダイエットに嬉しい効果がアップするそうなんです。栄養素的には特に変化はないのですが、凍らせることで水分が抜け、お肉に似た食感になるのだとか。豆腐はお肉や魚などに比べ、低カロリー。しかし、高タンパクなのでダイエット中はとても心強い味方になります。でも豆腐ばかりだと飽きてしまいます。そこで、食感を変えることで、豆腐を飽きずに食べることが出来るというわけです。
そんな冷凍豆腐は、お肉の味付けでおいしくいただいちゃいましょう!!
冷凍豆腐のすき焼き
材料
豆腐・・・1丁
長ネギ・・・1/2本
春菊・・・1束
糸こんにゃく・・・1袋
白菜・・・1/4個
割り下・・・適量
ごま油・・・適量
作り方
1、 豆腐は1センチ幅に切り、サランラップをしいたバットにのせて、冷蔵庫で凍らせる。(1日)
2、 長ネギは2センチ幅に切る。
3、 春菊も5センチ幅に切る。
4、 白菜は食べやすい大きさに切りそろえる。
5、 1の冷凍豆腐は冷凍庫から取り出し、解凍しておく。解凍したら、形を崩さないようにぎゅっと絞って、水分を切っておく。
6、 フライパンを熱し、ごま油を引く。
7、 5の冷凍豆腐を入れ、焼き色がつくまで焼く。
8、 豆腐に焼き色がついたら、2、3、4、糸こんにゃくを入れ、割り下を入れて煮立たせる。
9、 一煮立ちしたらできあがり。
豆腐のサッパリした味わいに飽きてしまったら、すき焼きのようなちょっとこってりした味付けで。食感が代わるだけでも豆腐を食べていることを忘れてしまうくらい食べ応えが出てきます。
卵
とても意外ですが、卵も冷凍するとダイエット効果が高まる食材。卵に含まれる必須アミノ酸は、髪をつやつやにしたり、爪を丈夫にしたり、肌の代謝を正常化にしたり、私たちの体作りに欠かせない栄養素。卵を冷凍させることでもっちりとした食感に代わり、余分な水分も抜けるので、栄養素がぎゅっと凝縮されるのです。この必須アミノ酸は代謝を正常化にしてくれるので、ダイエットにも効果的。ひと味違う卵でダイエットを頑張りましょう!
冷凍卵煮
材料
卵・・・6個
白だし・・・適量
しょうゆ・・・小さじ1杯
作り方
1、 卵をそのまま冷凍庫にいれ、冷凍させる。(1日)
2、 冷凍させた卵を、沸騰させたお湯に入れて、ゆで卵を作る。
3、 卵が茹で上がったら、カラをむき、鍋に入れる。
4、 3の鍋に、卵が浸るくらいの水と、白だし、しょうゆを入れて火にかける。
5、 4をしばらく煮込み、卵にしょうゆの色がしみこんだら火を止めて、煮汁に浸したまま粗熱を取り、できあがり。
冷凍させることで栄養素が吸収しやすくなったり、食感が代わったりします。低カロリーの限られたものを食べ続けるダイエット中には、このちょっとした変化もよいアクセントになるのではないでしょうか。気軽に試してみてくださいね!