ビタミンC補給にも！ハイビスカスティーの作り方と効果的な飲み方

ハイビスカスティーは、ビタミンCやカリウム、クエン酸やリンゴ酸など、美容や健康、ダイエット実現にとって欠かせない栄養素がたっぷり詰まったハーブティーです。
そんなハイビスカスティーは、気軽に楽しめるティーパックタイプのものから、ハイビスカスティーの原料であるローゼルを乾燥させたままのものまで、様々なタイプのものが販売されています。
美味しくより効率よくハイビスカスティーを楽しむためにも知っておきたい、ハイビスカスティーの作り方や飲み方についてご説明していきます。

ハイビスカスティーの作り方

せっかく美容や健康に優れた効果のあるハイビスカスティーを頂くのに、適当に入れて飲んでいたのでは勿体ないというものです。
美肌やダイエット、健康効果を余すことなく摂取するためにも、美味しくハイビスカスティーを楽しむための作り方をご紹介します。

ティーバッグのハイビスカスティーを入れる

【材料】
ハイビスカスティーのティーバッグ：1パック
お湯：1カップ

【作り方】
１．ティーバッグ1パックに、お湯カップ1杯（約150cc程度）を用意します。

２．カップにティーバッグを入れて、沸騰させたばかりのお湯を注ぎ入れます。

３．蓋をして3分間蒸らし、綺麗な赤色が抽出できたら出来上がりです。

蒸らした後のティーバッグは取り除き、カップに抽出したハイビスカスティーを頂きます。
この時注意すべき点は、まずお湯はしっかり沸騰させた温度の高いものを使用するということと、蒸らす際にティーバッグをぐるぐる回したり、揺らしたりしないということです。

よく紅茶をティーバッグで入れる際に、カップに注いだ熱湯の中をティーバッグを振りながら抽出する人がいますが、ハイビスカスティーを美味しく入れるためには、蒸らし時間はティーバッグをそっとお湯の中に入れておくことがポイントです。
他にも、カップに熱湯を注ぐ前に、あらかじめお湯を入れておくなどしてカップを温めておくと、より美味しくハイビスカスティーを作ることができます。
ティーバッグとカップ、お湯さえあればどこでも手軽にハイビスカスティーを楽しむことができるので、仕事の休憩時間にほっと一息つきたい時などにお勧めです。

乾燥させたローゼルの花や実からハイビスカスティーを入れる

ハイビスカスティーには、ティーバッグのタイプで販売されているものもたくさんありますが、原料であるローゼルの花や実を乾燥させて入れやすい大きさにしたものも、様々な種類が販売されています。
そんな乾燥させたローゼルそのものからハイビスカスティーを入れる場合は、ティーバッグの時とは少々要領が異なります。

【材料】
乾燥ローゼル：ティースプーン山盛り1～2杯
熱湯：急須やティーポット1杯分

【作り方】
１．急須やティーポットに乾燥ローゼルをティースプーン山盛1～2杯程度好みの量を入れます。

２．急須やティーポットに熱湯を注ぎ、3分程度蓋をして蒸らします。

蒸らした後は、カップに注いでハイビスカスティーを楽しみましょう。
ハイビスカスティーは酸味のあるハーブティーなので、長時間蒸らしたり、ドライハーブをお湯の中に入れっぱなしにすると、酸味が強くなったり、赤い色がドロッと濃くなってしまいます。
美味しくハイビスカスティーを頂くためにも、蒸らし時間が過ぎたら、速やかにカップに入れるようにしましょう。
ティーポットや急須で入れると二杯目を楽しむこともできるので、休日や帰宅後など、ゆっくりハイビスカスティーを楽しみたい時にお勧めの作り方です。

ハイビスカスティーの飲み方

ハイビスカスティーは、美肌やダイエットを実現するのに、とても効果のある成分がたっぷりの体に良いハーブティーです。
せっかく美味しくハイビスカスティーを入れたら、飲み方も一番効果のある飲み方で頂きたいところです。

まず、飲む量ですが、いくら美肌やダイエットに効果があるハーブティーだからと言って、お水の代わりに一日中大量に飲み続けるのは避けましょう。
安全に飲み続けるためにも、目安としては一日にカップに2、3杯を飲むようにするのがベストです。

また、ハーブティーは飲むタイミングも大切です。
ハイビスカスティーはビタミンCを豊富に含んでいるので、飲むタイミングとしてお勧めなのが食後です。理由は、食事で様々な栄養素を摂取すると、ビタミンCの吸収率がアップすることに拠ります。

他にも、疲労を回復する効果があることから、夕方の体に疲れを感じたタイミングや、朝起きてすぐもお勧めです。
夕方、仕事の息抜きや一日頑張った自分を癒すためにハイビスカスティーを飲めば、疲れを効率良く回復することができますし、甘味としてはちみつを加えると、ほんのり甘くなり、小腹を満たすこともできます。

朝起きてすぐは栄養の吸収が一日の中で一番良いタイミングなので、ハイビスカスティーを飲んで、その優れた栄養素をしっかり体に取り入れるのに最適です。

ハイビスカスティーはノンカフェイン

ノンカフェインのハーブティーなので、基本的には夜飲んでも大丈夫ですが、利尿作用があるので、あまり就寝前に摂取すると、夜中にトイレが近くなる場合があるので注意が必要です。
美肌やダイエット効果以外にも、健康維持にも欠かせないハイビスカスティーを毎日続けやすいタイミングで摂取していきましょう。

Tweet