> >

生理痛・月経前症候群の症状緩和、心のケアに効果的なアロマレシピ



アロマテラピー
 
生理は女性にとって欠かせないものとはいえ、痛みを伴うのがつらいところですよね。冷房の効きすぎや薄着のせいで生理痛を引き起こすこともあったりします。身体が成熟すれば生理痛も軽くなると言われていますが、最近はホルモンバランスの乱れから痛みが減らない人も多いそうです。そんな厄介な生理痛にもアロマテラピーが優しく働いてきれます。


スポンサードリンク



 

生理痛を軽減してくれるアロマレシピ

痛みそのものを軽くするアロマブレンド

とにかく痛みを忘れたいときは、イランイラン×サイプレスのアロマレシピがおすすめです。個性的な香り同士なので好みが分かれるかもしれませんが、ホルモンバランスを整えるのにも最適で、痛みの軽減に効果を発揮してくれます。

サイプレスは、セドロールという成分が入っています。それゆえ、心拍数と呼吸頻度を減らすと言われているんです。これは一回の呼吸で深く息を吸い込めるということ。気持ちが散漫になっている時や考えがまとまらないときなどにも冷静な判断を促してくれるアロマです。

 

とにかく痛みを沈めたいときのアロマブレンド

布団から出たくないくらい痛いときにおススメなのが、カモミール・ローマン×ジンジャー×ペパーミントのアロマレシピです。布団の中にいるような香りから時間の経過とともに変化するため、少しずつ身体を動かしたい人に向いています。

カモミール・ローマンは、外からの刺激をいったん遮断し、中枢神経を鎮静してくれる働きがあります。それゆえパニック症状や過度な興奮、爆発しそうな感情をおさめてくれるアロマです。とにかく一旦気持ちを落ち着かせるのに向いています。

 

体を温めるアロマブレンド

そして、生理痛の痛みがひどい時というのは、たいてい身体が冷えている時だったりします。そこで痛みがひどい時は体を温めるのが一番です。お風呂でリラックスするのに使えるのが、サイプレス×サンダルウッド×ネロリのアロマレシピです。浴室に入浴剤を入れたときのような香りがします。

サンダルウッドは穏やかな鎮静作用と催淫作用があるので、頭でっかちになりそうな時にも使えるアロマです。身体の中の循環を良くしてくれるので、気持ちを引き締めて気合を入れ直したいときにもおススメです。

 

メンタルから生理痛を緩和させるアロマブレンド

お風呂に入るまでもなく、気持ちが温かくなると痛みが軽減することがあります。そんな時はサンダルウッド×ラベンダーのアロマレシピを嗅いでみるとゆったりとした気分になれます。強い印象はないブレンドですが、神経が過敏になっているときに、落ち着かせてくれる効果が期待できます。ラベンダーは脳内のセロトニン分泌を促し、鬱積した感情も洗い流してくれる効果があります。

 

月経前症候群に効果を発揮してくれるアロマレシピ

最近、若い女性にも多いのが月経前症候群です。生理の数日前から起こる痛みですよね。ストレスによって痛みが強くなる人もいて、毎月寝込んでしまうほど辛いケースもあります。放っておくと子宮の病気にかかるケースもあり、日々ケアをするのが重要です。アロマテラピーは、そういった辛い症状を持っている女性の味方にもなってくれます。

 

不安な心を落ち着かせるアロマブレンド

とにかく、ストレスをため込むのが一番いけないことなので、家ではリラックスを心がける必要があります。そんな時はジャスミン・アブソリュート×ペパーミント×ラベンダーのアロマレシピが最適です。新築の家に来たようなフレッシュさも感じるブレンドです。落ち着きを取り戻し、身体や心をほぐしてくれる香りです。

ジャスミン・アブソリュートは、脳内の神経伝達物質に働きかけると言われています。特にエンケファリンやドーパミンの分泌を活性化させると言われていて、精神的な不安にも効果があります。自分に自信を取り戻したいときに使えるアロマです。媚薬的な作用もあるのですが、基本的に肉体よりは精神面により効果を発揮するアロマとして知られています。

 

痛みをやり過ごしたいときのアロマブレンド

痛みがひどく、とにかくやり過ごしたいという場合には、シダーウッド×ゼラニウム×ベルガモットのアロマレシピを使ってみてください。大木に咲く木蓮の花のような香りが特徴です。控えめな香りですが、深く記憶に残るブレンドになっています。

シダーウッドは、心労によって気力が出ないとき、散漫な考え方が治まらない時にも使えるアロマです。ミントガムを噛んでいるような、脳の活性化を促します。本当につらくて投げやりなときも、心を落ち着かせてくれるアロマです。学名はアラビア語で力を意味し、持続力や忍耐力を高めてくれます。

 

身体的な苦痛を和らげるアロマブレンド

それと、癒されるといえば昔懐かしい香りも効果的です。カモミール・ジャーマン×プチグレン×レモンなら、不思議と懐かしい和の香りがします。お母さんのごはんのようなイメージで、身体的な苦痛を和らげてくれます。

カモミール・ジャーマンは、ピーターラビットの童話にも出てくるハーブです。ヨーロッパでは常備薬として庭に植えられていて、現在でも民間療法でよく使われています。消化促進や胃痛などにも効果てきめんなアロマです。ストレスケアとしては、カモミール・ローマンの方が有名ですが、好みで選んでかまいません。カモミール・ジャーマンの香りを好む人もいて、ブレンドすることで甘さを特に感じやすいアロマでもあります。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

Comments are closed.