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【まとめ記事】紫外線UV-A、UV-Bの降り注ぐ地域別の季節、時期、時間帯、紫外線量



紫外線

 

浴びると害がある紫外線ですが、一体どのような時に強くなるのでしょうか。

一般的に、紫外線は5月から6月に多いと良く言いますが、地域など色々な条件によって変わります。
紫外線には波長の長いUV-Aと、波長の短いUV-Bがあり、降り注ぐ時期も強さも違うのです。

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UB-A

UV-Aは5月が一番多く、12月が一番少なくなります。
5月~6月に紫外線が強いという話は、UV-Aのことを指していると思われます。
冬は紫外線対策は必要ないと油断しがちですが、実は12月のUV-A量は5月の半分程度あります。
また、UV-Aは波長が長いので、天気を問わず地面に届きます。大雨の場合でも晴れの日の30%は地面に降り注いでいるというデータがあります。
UV-Aのための紫外線対策は1年中必要です。

 

 

UV-B

UV-Bの紫外線に関しては、上空のオゾン層の量によって変わってきます。
UV-Aはオゾン層を通過しますが、UV-Bはオゾン層でほとんどが吸収されるので、上空のオゾン量の状態に左右されるからです。
日本付近では、オゾン量は春に多く、夏から秋にかけて少なくなるため、秋口までUV-Bの紫外線対策が必要です。
このオゾン量は地域によっても変わるため、UV-Bの紫外線量は、札幌では6月~7月、那覇では7月~8月にピークを迎えます。
南西諸島になると、冬場にオゾン量が少なくなるため、UV-Bの紫外線は冬場に多くなります。

 

 

地域ごとの紫外線の強い時期

一日の日照時間、天気、梅雨時期、オゾン量などを考慮し、二つの紫外線の量を合わせると、紫外線の強い時期は以下のようになります。

北海道、東北地方:7月~8月
関東、中部地方:5月~8月
関西、中国地方:5月~9月
九州地方:4月~9月
沖縄:4月~10月

特に南に行けば行くほど紫外線が多く、期間が長いので、この地域にお住まいの方は、よりしっかりと紫外線対策をする必要があります。

 

 

時間による変化

紫外線量は、午前10時~午後2時の正午前後が最も多く、一日に降り注ぐ紫外線の半分がこの時間だと言われています。
この時間に少しでも外出する時は、日焼け対策をしっかり行いましょう。
また、日の出、日の入りの時間付近は、紫外線量は少ないのですが、太陽の高度が低いので、顔に直接日の光が当たります。
顔の日焼け対策はしっかりと行いましょう。

 
紫外線が強くなる時期や時間を知っていることで、紫外線対策も的確にできるようになります。

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