精油で作る手作りレシピ♪リンパマッサージ用オイル/スキンケアオイル
リラクゼーションサロンやエステティックサロンなどでハンドマッサージを行う際に使用されるオイルがありますが、それは「エッセンシャルオイル」や「アロマオイル」と呼ばれているオイルが大半です。
このようなオイルは天然の植物成分を主成分としているため、お肌への安全性は高いといわれています。
今回は「アンチエイジング」に効果的あるとされている植物を主成分としたオイルの使い方や、肌別にそれぞれ適したオイルをご紹介させて頂くとともに、その効果と簡単な手作りコスメのレシピなどもご紹介することにしましょう。
ホルモンバランスの崩れにオススメの精油
最近どうも疲れやすくなった。
シミやシワが増えたような気がする。
なんだか頬のお肉がたるんできたような……。
30代後半にさしかかると、このような悩みを持つ女性が格段に増えてきます。
それには、身体の状態ばかりではなく、生活環境などが影響している場合もあります。
ですがやはり、最も大きな原因となっているものは「ホルモンバランスの崩れ」です。
そのような方にオススメしたいオイルは「ゼラニウムブルボン精油」です。
ゼラニウムという植物をご存じの方であれば、独特なゼラニウムの香りをご存じなのではないかと思います。
なんでもこの香りは、ホルモンバランスに働きかけ、更年期障害など女性特有の症状の改善に高い効果を発揮するのだとか。
ゼラニウムブルボン精油の効果的な使い方
入浴時に、このオイルをお湯に6~8滴程度垂らしてみて下さい。
薔薇の花に似た甘い香りが広がり、たちまちリラックスモードへ突入!
ですが、ご家族の中にこの香りが苦手な方がいらっしゃる場合には、この方法は難しいかも。
そのようなときには、マッサージ用オイルを使用してのリンパマッサージがおススメです。
リンパマッサージ用オイルの作り方
リンパマッサージ用オイルの作り方はとても簡単。
用意するものは「キャリアオイル」、「エッセンシャルオイル(ここではゼラニウムブルボン精油)、遮光タイプの小瓶です。
「キャリアオイル」の原材料はさまざまですが、ゼラニウムの香りとマッチングさせることを考えると、比較的香りの弱い「ホホバ」、「アロエベラ」などの原材料がおススメ。これらのオイルは1000ml・3,000円前後で販売されています。
それでは、作り方です。
「キャリアオイル」を50ml、瓶に入れます。そこへ「エッセンシャルオイル」を10滴程度垂らします。
よく混ぜたらできあがり。簡単ですよね?
使った残りは、高温を避け、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
乾燥肌・敏感肌のケアにおススメのオイル
次に肌別のおススメオイルについてのお話です。
特にトラブルを多く耳にするのが「乾燥肌」や「敏感肌」ですね。
このような方にオススメしたいオイルは「カモミール」と「ゼラニウム」です。
まず、「ローズウォーター」か「精製水」、「植物性グリセリン」か「キャリアオイル」、「エッセンシャルオイル」を用意します。
遮光タイプの小瓶に、「ローズウォーター」または「精製水」を45ml入れます。
次に「植物性グリセリン」か「キャリアオイル」を5ml垂らします。
最後に「エッセンシャルオイル」を5滴程度垂らし、混ぜたらできあがり。